Kuroitaさんの映画レビュー・感想・評価 - 20ページ目

Kuroita

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まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

3.5

この時の瑛太が一番好きです。松田龍平も、気だるさ抜群でイカす。
くるりのキャメルは聞くたびにぎゅっとなる。町田が少しだけ好きになるね。

桜桃の味(1997年製作の映画)

4.0

主人公が見たのと同じオレンジに光る景色を、わたしも見ました。
おっきくいえば、人生の見方がかわる映画かも知れない。

バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

3.8

食事を作る、サーブする。
見てるだけで楽しい晩餐会の夜。

ジョンとメリー(1969年製作の映画)

3.5

ミアファローのショートがかわいい。
ミニマムなキッチンも、半熟卵をカンカンとスプーンで割って食べるのも、全部がおしゃれ。

男と女(2016年製作の映画)

3.5

コンユが素敵。相手の女優さんも顔がタイプでした。
ただただ惹かれあう男女に、もはや言葉はいらず、交わすのは身体の温もりだけ。

男と女 人生最良の日々(2019年製作の映画)

3.7

善悪は悲しみを生まない。
全てのものごとに意味があると知るならば。

わたしはおじいさんとおばあさんになってからの彼等の物語しか知らないけれど、時が経ち、自らの記憶の片隅に腑抜けて座っているようなおじ
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.5

グレタガーウィグの才能ったら。
エルちゃんは安定のかわいさ。

小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

4.0

甘酸っぱい。
イギリスの学校のギンガムチェックの制服が可愛すぎる。
子供は大人をよくみてる。
大人が装う余分なものをまだなんにも纏っていない彼らがとても健気に思えた。
わたしたち大人も背筋を伸ばして、
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人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

4.0

マイクミルズ、洒落てます。
おうちやインテリアを見るだけでもいい。
わたしも新しいおうちの窓にはおっきなアメリカの国旗を吊るしたいよ。
人生はみんなビギナーズだよね。
わたしもあなたも。
それはとても
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イカとクジラ(2005年製作の映画)

3.7

家族が対峙するとき、そこには諍いが?
あとは何と睨めっこをするんだろう。
ノアバームバックの世界観。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

3.7

きっとうまくいく!
これは魔法の言葉、ほんとーに。
インドの人は、宇宙法則を初めから知っているのかな。

キツツキと雨(2011年製作の映画)

4.0

好き。うとうとした時に流れてきたエンディングでフィルムとゆう星野源の曲を知り、星野源にハマった。
見返してみたら、面白い話で、沖田さんの空気でした。

滝を見にいく(2014年製作の映画)

3.5

好きだった!おばあちゃん含めみんなで滝をみにいく。
沖田さんの作品は色彩含め全てがかわいくなっちゃうんだなぁ。

誰も知らない(2004年製作の映画)

4.0

痛い。切ない。柳楽くんが忘れられない。
しゃべるよりも伝わるあんな目をわたしは未だ知らない。

パターソン(2016年製作の映画)

3.9

毎日を淡々とこなしている主人公の内側では、変わらぬルーティンと風景を言葉で切り取る声が止まない。歌でもなく、小説でもなく、詩を紡ぐとゆうところで、彼が日常の断片を繋ぎ合わせ、また違った現実を見ているこ>>続きを読む

スワロウテイル(1996年製作の映画)

4.5

岩井俊二の創った架空の都市イエンタウン。
世界観からしてヒリヒリしてしまう日本映画はこの時代が1番あった気がする。

ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

4.0

もう随分前に観たから忘れてしまったけど、どうにもならない気持ちだけを抱えたことを覚えてます。

箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

3.5

源が大好きで観てみた。
今みたいなスーパースターになる前の源。
わたしはこっちが好き。

菊次郎の夏(1999年製作の映画)

3.9

北野ブルーと、久石譲の音楽、サマーがマッチする。
ノスタルジーと夏の気配。

ビフォア・サンライズ 恋人までの距離(1995年製作の映画)

4.6

会話ってこうゆうこと。
言葉を交わしながらその人の輪郭をなぞり形作ってゆく。丁寧に。
これから始まる2人の長旅は、最初から言葉のパズルを完成させるため。
無くしたピースも、朽ち果てて汚くなったピースも
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SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.6

若いエルファニングを、初めてみた作品。かわいくて、少しだけ大人びていて、
出てくるたびに素敵な服を着ていた。
題名が好きです。

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

3.9

とにかくソフィアコッポラ臭がプンプンする。私たちの東京をTokyoに書き換えてくれて、わたしはとても嬉しい。

エイミー(1997年製作の映画)

5.0

歌手の父を亡くして喋れなくなったエイミーは、歌でしか再生できなかった。
最後の曲に号泣したのは、私が好きな人の隣でこれを観ていたからだと思う。

月とキャベツ(1996年製作の映画)

4.0

若かりしまさよしがよい!
この歌を桜木町で聴いたときは、嬉しかった。私がまだ大学生の頃です。

レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

4.0

第1話の青の時間を覚えている。
わたしもカーテンの隙間から同じような青を見たことがある。
ロメールは、やっぱりロメール。

四月物語(1998年製作の映画)

5.0

春になると見たくなる。赤い傘と土砂降りの雨はいまでも私の中でワンセットです。

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

5.0

宇宙の果てしない孤独をここまで淡々と表現した映画ってあるかな。
あたたかさもつめたさもない、静寂とゆう言葉すら存在しない宇宙の闇の中で人工知能のハルと共に。
いろんな意味で今もう一度観なきゃいけない。

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

4.0

大人になって観てみたら、レッドバトラーの落ち着いたしたたかさが頼りになるなと思った。かっこいいなぁと痺れました。
ある意味スーパーマンみたいでした。
そして、タラの地を愛する主人公のスカーレットのたく
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レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

4.0

北朝鮮と韓国の対比が唸る。
国が違えば形成される人間関係も全然違う。
南の真似をして家族ごっこをしていくうちに、心が少しづつ嘘を溶かして傾いてゆくのを誰も止められなかった。

ラブレス(2017年製作の映画)

3.7

隅々まで寒々しい。
映像も中に動く人間にも温度は感じない。
息子を探し出そうとする警官やボランティアにさえも。
どこかにラブがあるんじゃないかとずっと目を凝らして探してみた。

お茶漬の味(1952年製作の映画)

4.4

「体裁のない気楽さ、やっと今わかったの。」
夫婦はお茶漬けをすすりながら、向かい合う。
体裁のないとゆう意味が、図々しいに置き換わってしまった現代女性とは違い、昭和の奥さんがこの言葉を呟いたことは、逆
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活きる(1994年製作の映画)

5.0

素晴らしい。長くて濃ゆい物語だった。
女優さんも俳優さんも経年に耐え抜く演技力を持っていて脱帽でした。
俳優さんのしだいに「活きる」ことを取得したような顔付きに感心した。