Chippyさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.7

終始展開が読めず、サスペンスとして秀逸な作品。7歳の娘が忽然と姿を消し、頼りない警察に苛立ち、父親自らが犯人探しに乗り出していく展開。誰が被害者で加害者なのか途中からわからなくなり、容疑者や真犯人、模>>続きを読む

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.5

スピルバーグが作ったジュラシック・パークから30年後のジュラシックシリーズ。恐竜のど迫力&ハラハラする映像に大満足。ただ、題名の「新たなる支配者」って何を指してるのだろう?イナゴか?とか、そもそもイナ>>続きを読む

前科者(2022年製作の映画)

3.5

ヒメアノ〜ルでも思ったけど、森田剛が凄すぎる。有村架純も悪くないけど、主役は森田剛です。さて、ストーリーは悲しい物語です。殺人を犯した人に「人間に戻りましょう」と声をかけるシーンは確かに感動シーンだけ>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

ただのお洒落な映画かと思って観たら、ホラーだった!ロンドンを舞台に60年代と現代を行き来しながら描かれるストーリー。ファッションや音楽がとてもオシャレ。田舎からロンドンに出てきた主人公が幻覚を見てどん>>続きを読む

ミアとホワイトライオン 奇跡の1300⽇(2018年製作の映画)

2.5

最後までミアを好きになれなかったなぁ。ただのわがままティーンエイジャー。白ライオンを手放さなくちゃいけなくなったのは自分のせいでしょ?と。ただ、知らなかったのは、南アフリカで行われている「缶詰め狩り/>>続きを読む

ユリゴコロ(2017年製作の映画)

3.7

悲しい物語。サイコパスが愛する人と出会ってしまい、愛する息子と3人で幸せな生活を送るけど、そう簡単にはいかない。いくはずがない。幸せになって欲しいけど、どんな理由があれ、改心したからと言って、人を殺し>>続きを読む

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.5

これは観るもんじゃない。森田剛が巧すぎて怖くて、途中から1.3倍速、片目つぶってしか観れなかった。

ハピエスト・ホリデー 私たちのカミングアウト(2020年製作の映画)

3.0

可もなく不可もなく。典型的なアメリカ人ちょい上流白人家族。恐らく保守的な地域で父親は選挙に出馬している。まさか娘がゲイだなんて有り得ないし、離婚することも許されない。そして、その親の期待に応えるべく娘>>続きを読む

ベイビーティース(2019年製作の映画)

3.5

余命幾ばくもないら16歳のミラは駅のホームで偶然出会った不良のモーゼスに一目惚れ。もしミラが健康だったら恋に落ちなかったかもしれないし、母親が精神安定剤で娘の前でラリることもなかったかもしれないし、医>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.3

これは、究極の愛の形なのか?十和子は恋愛依存症で、男のためならお金も出すし、男に言われれば他の男とも寝るし、殴られても連絡が来れば会いに行く。何故なら愛してるから。ひとりでいられないから陣治と一緒にい>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

2022年のオスカー作品賞の映画。聾唖者の両親と兄がいて、自分だけが唯一の聴者で、幼い頃から(彼女は生まれた時からと言っていた)ずっと家族の通訳で自分の生活を削って家族をサポートしている。そんな高校生>>続きを読む

娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

3.5

2019年なので3年前だけど、シリア内戦のドキュメンタリー映画。内戦の中で反政府側で首都に留まり、抵抗を続ける中で妊娠・出産を経験した監督と医者である夫を通して、内戦のリアルを映し出しています。政府軍>>続きを読む

ラターシャに捧ぐ ~記憶で綴る15年の生涯~(2019年製作の映画)

3.5

「ジュースを盗まれると思ったから撃った」の意味がわからない。「銃を持ってるかと思った」でも「殺されるかと思った」でもなく、ジュースを盗まれると思ったって。犯人は、殺された女の子の命は150円の価値すら>>続きを読む

朝が来る(2020年製作の映画)

3.7

辻村深月の小説が原作の映画。中学生で妊娠してしまい、里子に出すことになり、子供ができなかった夫婦が引き取る話です。中学生じゃ無理でしょーと思うけど、水曜日のダウンタウンに出てくる14歳で出産したという>>続きを読む

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

3.5

「世話ができないなら産むな」と親を訴えるシーンから始まるこの映画は、貧困、虐待、児童婚、移民、不法滞在をテーマにした作品。両親は身分証明書を持たないからまともな仕事に就けず、子供たちも同じように学校に>>続きを読む

SKIN 短編(2018年製作の映画)

3.0

20分だからランチタイムに軽く観ようと思ったらやばい。軽く観るような映画じゃない。差別と憎悪をギュンッと詰め込んだ20分。アメリカであんなに銃乱射事件が起きても銃規制がなくならない理由が垣間見れる。白>>続きを読む

総理の夫(2021年製作の映画)

3.5

普通にいい映画だった。女性が男性の上に立つことの難しさ、重要ポストに就く女性が産休育休を取るのは難しいのか?とか、女性の敵は男性だけでなく女性だとか。結局、みんなが意識を変えてけばいいだけだと思うけど>>続きを読む

フェアウェル(2019年製作の映画)

4.0

いい映画だった。主人公はアメリカ在住の中国人。中国にいる仲良しの祖母が癌で余命宣告される。家族は祖母に告知しないことを決める。祖母に知られずに済むように、いとこの嘘の結婚式を理由に一族が集まるという話>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.3

いやぁ、なんというか。キャシーがここまでやる意味って何なんだろう?レイプはもちろん悪いことだけど、意識がなくなるほど酔っぱらう方も悪いかもしれないし、止めなかった周りの人も悪いけど復讐されるほど悪いの>>続きを読む

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

3.5

カッコいい映像と音楽でぐっとお洒落な映画に仕上がっているけど、ストーリーは結構重い。アメリカの映画を観てるとよく出てくるI’m proud of you.というセリフがあって、この言葉に込められている>>続きを読む

アダム&アダム(2022年製作の映画)

3.5

面白かった。SFコメディアクションムービー。ライアンが過去の自分と力を合わせて悪者を倒す話なんだけど、タイムトラベラーでありながらシンプルにわかりやすくテンポ良く話が進み、ライアンレイノルズは茶目っ気>>続きを読む

ANNA/アナ(2019年製作の映画)

3.7

面白かった。リュック・ベッソンのお家芸とも言える、美女の暗殺者×アクション映画で、テンポ良く物語が進み、ほどよいアクションと要所要所の盛り上がりで、最後まで飽きることなく楽しめました。ニキータ、LEO>>続きを読む

15年後のラブソング(2018年製作の映画)

3.0

中年男女のラブストーリー。可もなく不可もなく。イーサンホークがカッコいいだけで観る価値はあり。

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.0

サイコパスの連続殺人鬼と内気な女子高生の身体が入れ違ってしまうB級ホラームービー。ホラーってほど怖くなく、ほどよく愛と笑いと友情を織り交ぜて観やすい。悪くないけど、特にこれといったものもなく、無駄に残>>続きを読む

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.5

余命宣告された大学教授がジョニーデップ。お涙ちょうだい的な話ではなく、自暴自棄にやりたいように振舞い、残りわずかな人生を見つめる話。メッセージは人生は一度しかなく、いつ終わるかわからない、だからやりた>>続きを読む

シンクロ・ダンディーズ!(2018年製作の映画)

4.0

面白かった!冴えないおじさん達がそれぞれの問題を抱えながらシンクロナイズドスイミングの世界大会を目指す話。これぞイギリス映画という展開で、要所要所にクスッというくらいの笑いが散りばめられ、大きな感動が>>続きを読む

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.5

いやぁ、これはカンバーバッチがオスカーでしょ。というくらい、2時間みっちりカンバーバッチに圧倒される映画でした。大学で哲学を専攻した恐ろしくIQの高い主人公が牧場主でホモセクシャルで、でももちろんそん>>続きを読む

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

3.5

奴隷=物なのだから、殺そうが、暴力を振るおうが、レイプしようがいいとされる。それが当たり前だった時代の話。人を人と思わないって何なんだろ。そして21世紀の今だって地球上のあるところでは同じような起こっ>>続きを読む

カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

3.5

面白くないことはないのだけど、あまり印象に残らない感じ。パキスタンからの移民ファミリー。息子は隣に住むイギリス人と幼馴染で仲が良く、イギリスの若者らしい生活をしたいけど、人種差別を受けたり、保守的な父>>続きを読む

ラストベガス(2013年製作の映画)

4.0

いやぁ、面白かった。豪華俳優陣の共演・競演・饗宴。それぞれの良さが引き出されており、ストーリーもわかりやすく、友情と愛について、ラスベガス要素をふんだんに盛り込みながら描いている。テンポ良くすっきり楽>>続きを読む

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

2.5

今ハリウッドで最も注目されている若手俳優、ティモシー・シャラメ。わかったことは、私には彼の魅力がひとつもわからないということだ。ただの子供にしか見えず、美しさも妖艶さもまったく感じず。残念。

ファーザー(2020年製作の映画)

3.0

認知症の父目線で描かれるので、事実は何なのか、タイムラインもよくわからず話が進んでいく。アンソニー・ホプキンスの名演技。他人事とは思えない。年老いた両親が認知症になったらどうしようと思った。そして自分>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.0

彗星衝突で地球滅亡の危機に瀕した世界を描くSF映画。と言っても、アルマゲドンのような真面目なものではなく、超ブラックコメディ。しかも超豪華キャストを集結させて本気でやっている。アリアナグランデの偽物が>>続きを読む

レッド・ノーティス(2021年製作の映画)

3.0

2022年の幕開け映画鑑賞。
アクション映画の王道で、派手なアクションと妖艶な美女、悪役の登場と全てが想定通り。何も考えずに観るには楽しめる作品です。

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

4.0

うまく言えないけど、とても良かった。優しくて、悲しくて、あたたかい。皆さまもぜひ。