ミーミミさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

小さいおうち(2013年製作の映画)

4.0

丘のうえに佇む小さいおうち

昭和10年に丁寧に建てられた
赤い瓦屋根の可愛いおうち

優しいご主人と美しい時子奥さま
恭一坊ちゃんが住むおうち

そして女中奉公にあがったタキちゃんが愛したおうち
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セーラー服と機関銃(1981年製作の映画)

4.0

超カルトな映画のご紹介!

これに出逢ったのは中学のとき

当時も大好きだったけど、いま観かえすと妙に納得してしまった

良いんだなぁ!最高に良い!

薬師丸ひろ子さん演じる主人公、星泉は高校生

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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

愛した女なら、その女から生まれてみたいと思うのだろうか?

彼女の愛を一身に受ける子どもになりたいと思うのだろうか?

愛の究極はきっとこんなの

極上の愛

誰にもわからなくていいよ

ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

5.0

ほかの映画とは一線を画す、どこにも分類したくない、わたしだけのものにしておきたい一本!

このうえない愛着をこの時間で植えつけてくれるなんて
それも人物ひとりひとりへの愛着を

なんでこんなに愛おしい
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

3.5

エスケープするのって特別に有効な手段だと思っている

居場所がない感じ

さまよう感じを味わったことありますか?

学生のころなら社会から置いていかれているような焦燥感なり

働いていても自分を理解し
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わが母の記(2011年製作の映画)

3.6

「相殺しあってゼロ

無にする

なにも残っていないという『結果ありき』だ

仏教の円環だね」

むかし訳のわからぬ気を遣い、呆けた祖母を見舞うのを諦めた自分を後悔している
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蒲田行進曲(1982年製作の映画)

5.0

ーむかしばなしーにしたくない映画がある

例えば、映画好きが集まる映画カフェや映画バー、地域の映画の夕べ や、ちょっとした映画博物館で常に目に触れるようにしておきたい映画

それが「蒲田行進曲」だ。
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幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

5.0

文句なし!これぞ映画!!
カチンコの音が聴こえる
その音のさきに広がる映画の魔法

なにとなにが作用して
ここを踏まえて
あのシーンのあとのこれだから…

なによりスゴいと感じたのは
武田鉄矢と桃井か
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さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

3.6

完璧な布でなくても綻びもまたあじわい

そんなことではたをおる手は止まらない

縦糸の時間軸に導かれ

その季節、空色ごとの色を差し

ひと糸、横糸をくぐらせる

意志のちからをもってくぐらせる

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君の名は。(2016年製作の映画)

3.9

…汚れちまった悲しみに…

情緒を触ることなかれ

…汚れちまつた悲しみに…

今日も現在を生きるもの

…汚れちまった悲しみに…

与えられて感じるよう

…汚れちまった悲しみに…

心地よさと意地
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ヨーヨー・マと旅するシルクロード(2015年製作の映画)

3.6

『誰の人生にも悲劇は存在する
 誰であれ幸福も不幸も起こり得る』
 
 ーだから私たちは肩を組むー

いま、あなたが向かう道
それは『進みたい道?』

『何かのためにエゴを排除し
 誠心誠意を込めて
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自殺者1万人を救う戦い(2012年製作の映画)

4.0

7年前に急性腎炎でひどく高い熱がでたことがあった!

普段とは違う様態に、いつもの妄想で「死んでしまうのではないか」と真剣に思い込んでしまった。

そんな時ってなにを考えるかというと、
「なんの為に生
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.3

「鮮度が命」とはよく言ったものです。

たしかに「いま観ずしていつ観るの?」がこの映画。

映画には、ふた通りあって
「いつまでも輝きを失わない名作」と

「時代を切り取ってる今この時が旬」というのが
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ホーム・アローン2(1992年製作の映画)

5.0

新幹線🚄移動です。
移動中に書くのは、いっとうラブリーな映画って決めてます、笑

さて、一気にクリスマスムードが高まっていくこの季節

ぴったりのラブリー映画といえば……

やっぱりこのシリーズ❗愛し
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パターソン(2016年製作の映画)

5.0

他人のなかに価値を求めるひと

物事の事象に振り回されるひと

大概みんなそんなもの…
世界はなかなかにそんなもの…

でも…
そしたら他人の一言で
ぞゎぞゎ不安のまっただなか

なまじ均衡が崩れると
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旅猫リポート(2018年製作の映画)

3.6

普段グッズコーナー行かないのにね

今日は行っちゃったよー

あのキーホルダー、探しに

なのにね~ないんだよ~グスン

あれはあの「脂とり紙」とセットで頼みますー😢

ー脂とり紙ー

喜んでくれる
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フラバー(1997年製作の映画)

4.0

愛すべき作品!お子さんが小さいなら是非これ!観せてあげて!!もぅサイコーに楽しいから!!

ロビン・ウィリアムズといえば『ジャック』と『ジュマンジ』と『フラバー』!

鉄板3部作だよ!

もぅなにも難
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ちょっと今から仕事やめてくる(2017年製作の映画)

3.3

世の優しい人たちよ 搾取されるべからず

実際はもっと狡猾で、体裁の良きものに覆われている

善意の皮を被って「良かれと思って…」とノタマう

「一緒に働きたいの」「チームの為に…」「貴方が必要」
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ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

4.0

ん? あれ?

みんな、これキライ?

イライラする? ん? サラが?

えーーー!そんなん1ミリも思ったことないよ~


あら!案外気長だったのね、私



ふぅ~!ざっくざくだったスサミ心が

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127時間(2010年製作の映画)

4.5

2011年の秋、友達と上高地から穂高岳の涸沢ヒュッテまで登りに行くっていう計画の直前に観たんだ『127時間』

ちょうど2年勤めた結婚相談所を辞めるタイミング。辞めた直後にこの映画を観て、山登り。
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フェイス/オフ(1997年製作の映画)

4.0

やりましたね❔二丁拳銃ごっこ(笑)

やりましたか❔イカれた演技のモノマネごっこ(笑)

今の若者がこれをどう見るかはわかりません。
が、タイムリーにこの映画に出会った者としては、ニコラス・ケイジとジ
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セッション(2014年製作の映画)

5.0

基本的に「怒り」は身を滅ぼすと信じている

怒りの沸点が退化した私は日常これに出くわすことがない


ーただ、時に「怒り」は役にたつー

「怒り」を味方にしたいときがある

今日の私の交渉事はまさにそ
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.8

ヒース・レジャー

あなたの面影・その片鱗をいつも探しているのです

この悪魔と化した「ジョーカー」のなかに

少しでも居るのかと


でも、見慣れたあなたはそこには一ミリも存在せず

すべてを捧げら
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

5.0

そりゃ鼻息荒くなるでしょ!

出てきた~!探していたDVD!テッテレ~(笑)😍ひとり躍り狂う(しんちゃんママの舞)「でぇた~♪でた♪でた♪」😆🎶いぇーい

さて!ちょい前息子が帰ってきて、探しとったん
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なくもんか(2009年製作の映画)

4.0

『ねぇ山ちゃん、これからは、ここで!この家で!一緒に泣いたり笑ったりしようよ』
竹内結子にこんなこと言われたら~♪ひゃー!羨ましい!
怒るシーンも綺麗過ぎ!

いしだあゆみのおばあちゃん♪うー!贅沢!
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12モンキーズ(1995年製作の映画)

4.2

片付けをしていたら、息子の手書きの映画紹介文が出てきた。

市立の高校なのに芸ごとに偏った息子の高校は、年に何度かみんなで映画を楽しむ。

公開映画を観に行くこともあれば、校内でDVD観賞もあり、ちょ
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アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

4.5

大学の図書館に自由に映画が観られる視聴覚コーナーがあった。

そこの常連だった私は『チャールズ・チャップリン』『オードリー・ヘプバーン』を観漁っていた。

で、その時期を思い出すと一番に浮かぶ映画が『
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しあわせな人生の選択(2015年製作の映画)

4.6

とびきり愛せる映画を見つけた!

それは「大人の映画」だった。
羨ましいくらい「大人の映画!」

「大人になりきれてないよね…」
これは伯母の言葉。よくこんな類いの言葉を伯母からもらう。

理解。成熟
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ショーン・オブ・ザ・デッド(2004年製作の映画)

5.0

なんてオシャレなの? 遊び心の宝庫よ!

気持ち良いな!五感が喜ぶとはまさにこのこと

どうしたらこんな作品作れるのん?

憎たらしいくらい技巧的!

んで、みーんなが好きになるね、笑

でもやっぱり
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

5.0

大好きなの、この映画!!

そりゃ1度目はご多分に漏れずヒリヒリしましたさ~

コメディ映画のはずなのに…笑えないよぉーってなりましたしね

なのに、ラストのラストで、合点がいったのです。

やはりコ
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サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

5.0

『私が持つのは自信だけー♪』
マリアはギターとボストンバッグ以外はほとんど何も持たずに身ひとつでこの家に来たんだね

自分を信じる気持ちだけを持って…

心配ごとがあったら「お気に入り」を思い出して♬
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ウォーターボーイズ(2001年製作の映画)

4.0

春夏秋冬、いっちばん好きな夏が終わっちゃったわ

昔おんなじように夏好きな子が「あと何かい夏を楽しめると思うん?
若いうちの夏はほんまに数えるほどやよ」って言ってたなー

夏の匂いを感じる映画は数あれ
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レイヤー・ケーキ(2004年製作の映画)

3.0

「♪だーれのせいでもありゃしない

  みんなオイラがわるいのか♪」

かれの名前はXXXX

今回は貴女にだけ特別に…

彼は話しかけてくれるから…ね

「オレの名を知りたいって?

 それがわかっ
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.0

同僚3人のお茶目さと、片付けの出来ないテンパるベッキー、大好き!

あとメールの誤送信からのオーシャン!ジョージ・クルーニー、マット・デイモン、ベン・アフレックの弟(ケイシ~💦笑)、でっかいサングラス
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

4.0

映画館で観た時は初っぱな嬉しくてニタニタしてたと思うわ

オープニングから一気に心拍数が上がるよね~とか

なに❓このドキドキ曲❓不穏だなぁ~とか

ブラピだよ、それも長髪、笑~とか

サイドミラー破
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フューリー(2014年製作の映画)

4.0

この映画、わたし凄い映画だと思うのです。

なぜって、…こんなストーリー思いつきます?

一台の戦車に乗り込んで戦う人たちの話で!

わたし公開時、なんて地味な映画だろうなんて印象持ってたんですよね
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