lapislazuliさんの映画レビュー・感想・評価

lapislazuli

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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.2

心情の表現が細かくて、観ていて飽きなかった。段々と2人の関係性が深まっていくとともに、パッと消えちゃう儚さもあって、その絶妙な距離感がたまらん。

名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

3.8

コナン君はどんなトリックもすぐ見破っちゃうのね、、、哀と直美の会話シーンにグッときた。

ぼくは明日、昨日のきみとデートする(2016年製作の映画)

4.0

高寿目線と愛美目線で、物語がガラッと変わる、切なくて美しい物語。こういう時間軸が変わるストーリーに弱い私、今回も見事にやられた。愛美のふわっと消えてしまいそうな妖精さんみたいな存在、もうなんてかわいい>>続きを読む

ウィッシュ(2023年製作の映画)

4.0

願いは自分の力で叶えるために輝き続け、誰かに叶えてもらうものではない、ってことなのかな。森の描写は、アーシャの心の中にある夢や希望、葛藤を表していて、それが外部の力に脅かされたりすることもあるけど、い>>続きを読む

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.0

耳の聞こえない家族と聞こえる娘。
「娘も耳の聞こえない子だったらよかった」というのは、決して酷い言葉ってだけじゃなくて、同じ世界を同じ目線で分かち合えないかもしれない不安、とんでもなく計り知れない葛藤
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.7

みんなそれぞれ何か特別な魔法や才能(=ギフト)を与えられていて、それがアイデンティティになっているけど、ミラベルだけは唯一それが与えられなかった。しかもギフトがないってだけで、周りからの当たりも強くて>>続きを読む

カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

4.5

再鑑賞。
もともと好きなピクサー作品の一つだったけど、改めて観てみて、やっぱり好きだ!ってなった🎈🎈🎈
色々とぶっ飛んでるところはあるけど、登場するキャラクターそれぞれが、何かぽっかりと空いてしまった
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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

3.9

考え方や価値観が全く違う2人のローマ教皇が、どんなふうに対話を重ね、思い出を重ね、そして互いと向き合うか。
コンクラーベ、、、数年前にニュースでやっていたのをほんの少しだけ覚えてる程度だったけど、まさ
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

4.0

アニメのリトルマーメイドは、しっかりと内容を覚えているほど観たことがなく、今回の実写版が初めてに近い状態だったけど、実際に海の中を表現したら、こんな世界観なんだろうなぁと思ったし、これは映画館で観るべ>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

今まで色んなスパイダーマンを観てきて、全部好きなキャラだなぁと思う一方で、これってどういう世界線なんだろ、、、と野暮なことを考えてしまうことも多々ありつつ、、、。そんな疑問が一気に解消されたような、面>>続きを読む

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.9

とにかくずっと歌ってるし踊ってるから、話が入って来ない時もあったけど(笑)、テンポの良い映画。なんとなーくオチはわかってしまいつつ最後まで観ましたが、心の中にいつもある祖国への愛とポジティブマインドに>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017年製作の映画)

4.1

仲間との絆というのよりずっと深い、種を超えた「家族愛」が感じられる映画。父がどんどん暴走していき闇深くなっていくのがもうね、、、、。父は1人しかいないのよね。グルート愛おしい。

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.3

今回もしっかり騙されます。笑
わかってるんです、この人たちには何かしらの策があるから大丈夫だ!って。でも、絶体絶命のシーンがある度にヒヤヒヤしちゃうし、わぁぁあ今度こそダメなんじゃないか?!ってなって
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.8

才能を伸ばせる環境とは。
誰のための教育なのか。
自分の持ってる才能の行方より、今の自分をまっすぐに見てくれて、対等に接してくれる愛が欲しかった。

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

3.9

王道のファンタジーアクションゲームを体験しているような気持ちになる映画!
RPG系のゲームしたことある人なら、もっと色々楽しめるのかなぁと思いつつも、仲間のため、娘のため、そして愛する妻のために奮闘す
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ゆるキャン△(2022年製作の映画)

3.8

スクリーン化されても相変わらずほのぼのゆるーい世界観。
高校を卒業して、それぞれが大人になって色んな価値観や考え方、世界の中で生きているけど、根底にあるキャンプ愛は変わらずしっかりあって、大好きで大切
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.9

トイストーリー のスピンオフではなく、アンディが観ている目線での楽しみ方というのがしっくりくる。こういう真っ直ぐなところにアンディはかっこよさを感じたのかな。
…ディズニーランドのスターツアーズとかで
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エイブのキッチンストーリー(2019年製作の映画)

3.7

人は言語に属し、言語は人に属する
おじいちゃんのこの言葉はまさにその通りだと思った。ずっと昔から信じてきた教えや、そこに根付いてきた文化や生活を、すぐに変えることなんて難しい。日本で暮らしていて、ここ
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

4.2

言葉や住んでる場所、大好きな家族のこと、そして自分のことを誰も知らない世界に急に放り出される。特に、言葉が通じないというのが、サルーが「originのわからない異世界のもの」であることを強調してて、何>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.2

IMAXで鑑賞。しかもこれがIMAXデビューの作品。戦闘機特有の重低音と風を切るスピード感がたまらない、、、!!!
団結力や絆を深めるにはこれだろう、という答えの出し方にアメリカらしさを感じつつ、マー
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トップガン(1986年製作の映画)

3.8

戦闘機の如くスピード感のあるストーリー展開で、観ていて全く飽きないし、何よりマーヴェリックがカッコいい、、いや、アイスマンもカッコいい、、ってなる((語彙力))。
マーヴェリックの成長が描かれる中で、
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名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)(2008年製作の映画)

3.8

音楽の知識をぎっしり詰め込んだ作品。犯人が誰なのか、動機は何なのかはなんとなーく途中からわかるけど、音楽理論的に組み立てられた((とはいえ相変わらず大胆な))トリックたちが、コナンにどのように見破られ>>続きを読む

溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.5

3〜4年前にものすごい熱量で友達からおすすめされたのを、今更ながらふと思い出して鑑賞。
独特な世界観と言ってしまえばそれまでだし、抽象的すぎて置いてかれる表現も多々あったけど、息ができなくなるほどに強
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名探偵コナン ベイカー街の亡霊(2002年製作の映画)

3.9

人間とAIの関わり方や距離感の取り方。20年前に作られたとは思えないほど、今観てもほとんど遜色がないように思えるのがすごい。そして、目まぐるしい進化を遂げているAI技術の問題点をしっかり突いてくる。誰>>続きを読む

映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ(2021年製作の映画)

3.9

「ゆめ」って何だろう…というお話。
私は魔法使いでも何でもないけど、子どもの時と比べたら、お金で解決できることも含めて自分で出来ることが増えてきたから、叶えられる喜びはもちろんある。でも、夢のままじゃ
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.8

映像がとにかくキレイ、、、!!!!
最初は世間からなかなか受け入れられないスパイダーマンというのが、反応としてはリアルだなぁと思った。でも、自分の居場所を自分の力で見つけていき、だんだんと味方が増えて
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.5

欲だらけのギラギラしたラウンジから、厳かでひっそりと佇む修道院へ。一見するとあり得ない組み合わせの2つの世界線が、音楽を通じてどんどん交わっていく。そして色んな「伝統」が、デロリスとシスタークラレンス>>続きを読む

ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

3.8

メールのやり取りならではのワクワクドキドキ感と、実生活では敵対関係というギャップ。終盤にある怒涛の「色んな調整」がすごい。

おかしな男の夢/おかしな人間の夢(1992年製作の映画)

3.7

理想と現実なんて言葉があるけど、その理想も簡単なことで壊れちゃったり、そもそも理想ってなんだろうってなったり。
そういう深い悩みを文学的かつめちゃくちゃ難しく描いた作品。

塙凹内名刀之巻(なまくら刀)(1917年製作の映画)

3.5

日本最古の100年前のアニメ!!!
表情がコロコロ変わるのすごい。

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

4.3

ヴェノムが共生できる人間は限られている上で、今回登場するカーネイジはなぜあんなに最初から強力なパワーを発揮できたのか、復讐の相手だとかのパワーを発揮するための利害関係が一致したからなのかな、なんてこと>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.5

恋愛やアクション、友情など、色んな要素がギュッと詰まった作品。
「自分の人生の主人公は自分だ!」みたいな言葉ってよく聞いたことがあって、なるほどそうかって思ったり、いやでもそりゃそうでしょって思ってた
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きみがくれた物語(2016年製作の映画)

3.8

人生は選択の連続。あの人に話しかけるかどうか、どうやって話しかけようか、どんな場所に連れて行こうか...(ナンパの話ではない笑)。自分にとっては些細な選択が、実は他人にはものすごい影響力を与えていたり>>続きを読む

あの頃。(2021年製作の映画)

3.8

自分が生きる上での活力になるような存在を見つけて、仲間とともに過ごす楽しかったあの頃。でもそれは決して今がつまらないとかそういうことではなくて、そういう何かに打ち込んだあの頃があるからこそ、今も頑張れ>>続きを読む

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