LeeDalyaさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

LeeDalya

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エターナルズ(2021年製作の映画)

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神話風こじらせ系スーパー戦隊もの。X-MENの劣化版。

殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

4.3

ブルジョア革命もどきの儒教的ノブレス・オブリージュ時代劇。「間」の設計がお見事。

燃えよ剣(2021年製作の映画)

4.0

演出といい音といい美術や大道具、台詞回しや殺陣などシビれる高水準。このレベルで大河ドラマやれば欠かさず観るわ。

とはいえ本作に限らず日本の明治維新ものは全て近視眼的で陶酔的。というか司馬遼太郎がその
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ヨーゼフ・ボイスは挑発する(2017年製作の映画)

4.2

どんな学問でも所与のものとして受け取ると「職人」に留まるが、可変のものとみれば革命家になれる例。

かそけきサンカヨウ(2021年製作の映画)

4.3

しょんべんくさいいいこちゃん映画だなあと思いながら観てたけど、気が付けばグイグイ引き付けられている作品。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

5.0

文句のつけようのない上級映画。リベラルアーツの旨味も濃厚な偉大なる作品。
戦隊ヒーロー大集合っぽいバトルシーンも愛せる。

子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

4.3

冒頭の仲の良い少し浮わついた家庭の風景がジワる。沖田修一は唯一無二。

太陽(2005年製作の映画)

5.0

人間宣言に至るまでのイッセー尾形の神がかった演技に脱帽。ソクーロフは最後の静止画一枚で「空気」が依然と漂っていることを示した。

エルミタージュ幻想(2002年製作の映画)

4.5

このムリゲー設定を鮮やかにコンパクトに、時空・審美を凝縮させた刮目すべき逸品。

由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.5

鋭すぎるプロットと問い。息をのみ、殺し、蘇る。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

2.0

途中までは緩急がうまく垢抜けた映像だな~と楽しんでいたのだが、後半に向かうにつれ都合の良い展開が続いて眠くなり、中途半端な東洋趣味と浅い善悪論争に退屈して映画館を後にしました。シリーズはほとんど観てな>>続きを読む

空白(2021年製作の映画)

3.0

冒頭の惨事はインパクト出したいだけに見えた。終盤もあざとい。全体として何とも言えない空虚さが漂う。
俳優陣は素晴らしいのだが、演出の「手つき」が好きになれない。

ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

4.3

終わってみると少し寂しくなるような、ユニークだけど温かみのある作品。コントみたいで、洒落たシーン繋ぎがジワる。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.5

誰かが言ってたけど「男と女の間には暗くて深い川が流れている」という言葉。文字通りそんな話かなと思ったら、それを異なる言葉間にも相対化させ、埋まらないが埋めようともがき、傷つき、でも想定外のところで繋が>>続きを読む

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

5.0

心が洗われる青春作。キャストと監督が世界観を共有できている感じで、キラキラ輝いている。タッチは軽く、話は脱臼させながらも、映画の儚さや尊さ、面白さが伝わる脚本構造になってるなと。死ぬほど映画撮りたくな>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.5

大人の映画ですね。失敗を味わい深く描いてる。お酒は自身を写す鏡だなと。

もののけ姫(1997年製作の映画)

4.7

改めて観ると、表現力が半端ないな。特に目線って大事だなと。目線一つでシーンの重みや立体感が増す。さずがっす。

返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

4.8

ホラーゲーム原作らしいが、映画の方はホラーの形式を借りつつも、専制政治と政治的魔女狩り、そして平凡な人間もちょっとしたきっかけで絡めとられ、与してしまう悲劇を(ある意味ホラー形式だからこそ)効果的に描>>続きを読む

少年の君(2019年製作の映画)

4.9

地上最強の映画だと思った。強く、熱く、鋭く、直球の豪速球。

「悪人」「リリィシュシュ...」「ストーカー」「パリ、テキサス」「罪と罰」「羅生門」

CCTV忖度で0.1減としたけど、そこはお国事情。

田舎司祭の日記(1950年製作の映画)

3.8

主人公の苦悩表情アップが多くて疲れた。ただ、観ないわけにはいかないというブレッソン作品。「それがどうした、全ては神の聖寵である」という終わりのセリフは好き。

反則王(2000年製作の映画)

4.0

20年ぶりくらいに観た。微笑ましい素朴な、垢抜ける途上の韓国映画がそこにあって、懐かしいやら、楽しませてもらいながら、一瞬「ジョーカー」に通じる(?)ところがあって満足。プロレスは言葉より雄弁に人の気>>続きを読む

アシュラ(2016年製作の映画)

5.0

久々に観たけどクソ面白かった。クッソ面白かった。

不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

5.0

シュールなんだろなと思ってたけど、予想以上にシュールだった!そして予想以上に面白くて、気が付けば夢中で観てた。

ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.3

ただでさえ面白いプロットをカットバックで効果を高めつつ、キャスティングも良い。コーチ(コリン・ファレル)が効いてたね。あとチャーリー・ハナムが独特の凄みを出していて見応えあった。1ボンドの🥩はやり過ぎ>>続きを読む