柄本明扮する受刑囚の台詞が不愉快だった。差別的内容がというより、これをパワーワードとして活用しているように感じたから。原作者ではなく監督・プロデューサー側の手つきの問題。
まあまあかな。マ・ドンソクは好きだが韓国ノワールものはパターンがマンネリ化してきた感。
今年最高の作品でした。息を飲ませる、見てはいけないものを見るような。そんな世界を受け入れる力。映画がまた好きになった。
せっかくなので米原や岐阜羽島あたりの地味な駅をクローズアップしてほしかったかな。(乗り鉄目線)
長津湖の戦いがついに映像化。戦闘シーンにデフォルメはあるが、大筋は史実。韓国では上映大反対にあった作品だが、コリアンが一人も出てこない点などは、配慮したのかな?人民解放軍が製作に関与してることは隠して>>続きを読む
韓国ヤクザ映画とはまた違う、色気のある暴力。漫画一歩手前のノリも良い。ギリギリのバランス感。
うーん、どこまで頑張ってもオリエンタリズムの延長なのかなと。当方の理解不足なのかもしれないが、素直な感想です。
子供向け映画をだいぶ観てきたけど、これはベストスリーに入る面白さでした。笑いあり、迫力あり、感動あり。あと程よくブラックなのも良いスパイスになってますね。そして芯を打つ脚本。私も子供たちも大満足でした>>続きを読む
好きなことを仕事にするって短期的にはハイリスクだけど長期的にはハイリターン。所得や知名度に留まらない、遥かに大きな幸福をもたらしてくれる。そんなことが伝わってくる素敵な作品でした。
この大きなテーマを三人の役者だけで描き切るというコンパクトさに拍手。
VHSで昔観たときは俺には合わないなあと思ったけど、改めて観ると、映える映像もさることながら、こういう強い想いで人を愛していただろうかと振り返らせるものがある。映画館おじさんおばさんで満員だった。
長崎の海の近くて遠い向こう。個人的にはこれが全て。完成度が高いわけではない。しかし圧倒的に美しかった。ありがとう。
泣いてまうやろ。ソル・ギョングはさすが名優。そしてチョ・ウジンはどの作品でも効いてる。
一周回ってギャグ映画、何度も笑わせてもらいました。四つん這い人食犬おじさん大集合。元気でよろしい。ナ・ホンジンはこれ「哭声プラットフォーム」で一儲できるね。
「こいつ誰だっけ?」「どんな奴だっけ?」の連続で、人物整理がクソレベル。黒澤明と並び称されるとのチラシ触れ込みだが、どう観ても雲泥の差。失笑を三回くらい漏らしてしまった。神秘描写もそれらしくやってるが>>続きを読む
逃げ場のない超力作。ノンカットワンショット。飲食店の皆さん本当にお疲れさまです。
15歳で子役で商売のやり手で、25歳の女性を好きになり話が展開するという独自性旺盛な内容だが、面白さを外さない。玄人好み?な作品。
東京裁判の政治的側面は分かるし、本作が侵略を美化していないことも分かるが、どうも監督が被告たちに不用意に感情移入し過ぎではないかなという印象を持ちました。労作であるのだろうけど、主観とジャーナリズムの>>続きを読む
テレビ点けたらやってて釘付け。懐かしいけど、今観ても面白く、今観るからこその分かりみも何か深いものがあって良かった。素敵な時間を過ごさせて頂きました。感無量。
コリアンには特に胸熱な内容。実話ベースの話で、主人公の駐韓国大使が退任後に出した本が原作になっている。とはいえけっこうな範囲で脚色が行われているようで、韓国の参照サイトを見て少し驚いたが、悪質なもので>>続きを読む
身内が亡くなろうとしているときは賢者タイムであり狂者タイムでありみたいな…話かなと。絵的に観ていてキツい所もあるが、古典の勉強だと思い最後まで鑑賞。
説明的台詞が多いのは弱点だけどそれを吹き飛ばす強さがある是枝作品。ポン・ジュノの「バラサイト」へのオマージュが意外な構図で捧げられているのも見所でした。だから観覧車のあれは名シーン。ソン・ガンホのカン>>続きを読む
置きにいったようなラストシーンは好きではないし、このような制度が実現すれば必ず「動員」されるであろう宗教的精神ケアが全く描写されないところに不足を感じるが、ワンアイデアに留まらないヒリヒリするようなリ>>続きを読む