このレビューはネタバレを含みます
ぎりぎりまで見るのを引き延ばしておきたかった作品
にしても日本版ポスターが伝わらなさすぎるのが痛い
ざらざらした映像のぼやけ、光を捉えるセンス、色味、Nicola piovaniの音楽、全てが尊い>>続きを読む
シャイな人肉美食家がベジタリアンの美女に恋い焦がれてる様子、こういう切望の表現がいつもフランスは上手すぎて笑える
ダンスシーン最高
厳しい生活に、第三の道を作っておく
その教えは 信仰なだけではなく、生きていくための言葉
Tous les garçons et les fillesを少女たちが口ずさむシーン 何故か救われる
自分でも自覚しないうちに身体にも変化がおこる女性の"それ"は、他人から祝福されたり愛おしいと思>>続きを読む
実際に皮肉っぽいことも真っ正面からカメラが向き合っている、その痛みがどこか新鮮
メイク・ミー・ブルー
「誰かが作ってくれたものを口の中に入れるということはガードを外すこと」
映画の感傷
あのミアハンセンラブはこの映画を撮った人と暮らしているんだ、という完全に偏った目で全てを見届けた クリスタ・テレを起用しているのが良い
歪んだ部分を否定しない
ベルトリッチの人間に向ける眼差しを受け取りたいし、それらを肯定するかのように場面場面が美しいから、いくらか安堵して救われる
分類できない歪みを受けとる眼差しを捨てたくない