iriaさんの映画レビュー・感想・評価

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NOCEBO/ノセボ(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

なんかいろいろぶっ飛んでるけどきっちり低賃金長時間労働への問題提起

サマーフィーリング(2016年製作の映画)

4.5

「世界との距離が掴めないんだ」
ぽっかりと穴が空いたような、自分だけが停滞しているような、そういう感じ

江國香織の神様のボートに「過ぎたことは箱の中に入ってしまうから、なくす心配がないの」という台詞
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マンティコア 怪物(2022年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

マジカルガールが大好きで楽しみにしてた今作、しっかりベルムト節炸裂してた

予告しか見ていなかったから序盤にこれ小児性愛の話か!とわかった瞬間のゾワリ、終盤にかけて更にゾワリ...
非現実でおこなわれ
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ミツバチと私(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「死んだら女の子に生まれ変われるかな?」なんてことを言わせてしまうような社会がくるしい

ヴァギナがある男の子、というワードが出てくるけど、8歳の時点でたまたま備わっている性器と本人の自認する性を別物
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狼の時刻(1966年製作の映画)

4.0

後半から一気におもしろい
古典ホラーとして最高級なのではないかというレベルの美しさと不気味さ

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ほろにがい。再会した時のどんな表情をすれば良いのかわからない、という顔にこちらまで緊張してしまった
ラストシーン、ソヨンは既に整理がついているように見えたからお別れのあとの涙はちょっと意外だった。アー
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ゴッドランド/GODLAND(2022年製作の映画)

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終始ルーカスが教えを説けるような人間ではない...
神に仕えると言いながらあまりにも軽薄な祈り 聖職者と名乗る前にまずは自分の罪と向き合い許しを請えるようになれよ、と言いたくなった
そういう点ではラグ
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罪と罰(1983年製作の映画)

4.0

眠れない日の夜中にツッコミながら見るカウリスマキ作品がいちばん楽しい

π〈パイ〉 デジタルリマスター(1998年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

念願のスクリーンで鑑賞
この焦燥感がたまらないな〜

初めて観た時は単純に映像と音楽の格好良さにやられたけど、脳の中ですくすくと育つ216桁への執着心、真実に近づきすぎた結果の破滅 これってボディーホ
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天使の復讐(1981年製作の映画)

4.0

ひたすら男を殺す殺す!
殺しがアッサリだから単調っちゃ単調だけど絵面が良いのと、女や犬は殺さないの筋が通ってていいよね 
主人公が発話障害で声を上げられないからこそのこのテーマっていうのもあるし、表情
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

なにが真実かより、なにを真実として受け止めて生きるか、という話
ピアノが印象的、オープニングが好み

夫婦喧嘩、スヌープ、ダニエルの演技は圧巻
疲れたけど期待した方向性の作風だったからだいぶおもしろか
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

泣いちゃった
このひとを、人として愛してよかったと思えるようなふたりだった

じわじわと溢れるような感情が、空から降る衣服だったり、大量の水だったり、口から飛び立つ蝶だったり 泥臭く愛を描く反面ファン
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インサイド(2023年製作の映画)

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破壊がなければ創造はない

出られないこと、監禁生活そのものがアート

Here(2023年製作の映画)

4.0

苔と森とスープと

澄んだ空気ときらきらの光につつまれた映画

鏡の中の女(1975年製作の映画)

4.1

「実在とは、誰かの唇に触れ、それが唇だと即座に認識できること」

ブルー・ジェイ(2016年製作の映画)

4.0

よかった
「どんな私でも大丈夫だと思わせてくれた」これに尽きる

アンダーグラウンド 4K デジタルリマスター版(1995年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ユーゴスラビアの歴史を寓話的に描く愛と狂喜のものがたり。しっちゃかめっちゃかでみんなおかしいんだけど全員癖になるキャラクター。音楽が最高

これ笑っていいのかな!?と思いながらもクスクス笑える場面があ
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恋する惑星(1994年製作の映画)

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ノスタルジックな雰囲気に流されそうになったけど、後半不法侵入して勝手に模様替えしたり飲み物になんかよくわからん薬入れてるの怖すぎてゾッとした 金城武がずっと柴犬みたいな顔しててかわいかった

I Am Easy To Find(原題)(2019年製作の映画)

5.0

美しすぎる マイクミルズとナショナルなんて泣いてしまうにきまってる

人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

4.5

犬がかわいい映画は良い映画。マイクミルズが撮る親と子の関係が好き

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