愛野弾丸さんの映画レビュー・感想・評価 - 40ページ目

家族のレシピ(2017年製作の映画)

3.5

素っ気ない演技から、序盤は食レポ・ドキュメンタリーのような印象。
どれも美味しそうな料理の絵はなかなかの見栄え。
映画としては、途中で話が少しドラマチックになってからが本番。
そのおかげか、話の密度は
>>続きを読む

きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

4.0

青春と、恋愛と、ドラマと、ファンタジーと。
ちょうどいいバランスの映画でした。
アニメーションらしい水の演出なんかもGOOD
95分の短い中に色々練り込んであって飽きないです。
まさに「水」のような透
>>続きを読む

見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.5

シリアスな吉岡里帆もいいですねぇ
「見えない」を映像的に表現してたあの演出は好き

ただ、テレビドラマクオリティなのが気になるところ

ボア(2017年製作の映画)

2.0

ただ、デカいイノシシが暴れるだけの映画。
伏線、機転、意外性など、そういう要素はほぼ皆無。
内容を要約すると「巨大イノシシ怖ぇー」の一言で片付く。
せめてイノシシを倒す凝った策なんかあれば良かったけど
>>続きを読む

GANTZ(2010年製作の映画)

3.0

マンガ実写化としては悪くないんじゃないかな

マダムのおかしな晩餐会(2016年製作の映画)

3.5

あ、これはおもしろですね。
大作感はないけど、小綺麗にまとまってる。
絵面なんかもセレブ感ただよう。
「晩餐会」がメインの話じゃなく、晩餐会をきっかけにした男と女たちのお話。
起承転結がしっかりしてる
>>続きを読む

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

3.5

奇抜な映画。
ブラスバンドが楽しそうで何よりです。

気付いたら、ラストシーンだけ何回も繰り返して観てた。
あの中毒性よ。

ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

4.0

主人公の三吉彩花がすごく輝いてて良かったです。
お話とミュージカルもうまく絡めてあって、キレイにまとまってます。
心にもほんわかじんわりときて、最後には安心できるいい作品。

個人的にはコーチンがマー
>>続きを読む

チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(2017年製作の映画)

4.0

ただの「青春サクセスストーリー」かなと思って観たけど、
予想以上に人間ドラマとして熱かったので個人的には好きな作品。

ザ・エージェント(1996年製作の映画)

3.5

邦題に難アリ。
スポーツ・エージェントそのものの話ではなく、
スポーツ・エージェントの人の恋愛映画。

どちらも尻軽なのは気になるところ

幸福なラザロ(2018年製作の映画)

2.0

後味が悪すぎた。
こんな形を「幸福」とは私は認めない。
もはやタイトル詐欺も同然である。

あるいは、タイトルすらもペテンということか。

パンク侍、斬られて候(2018年製作の映画)

3.5

もう、何もかもめちゃくちゃすぎて面白かったわ。
展開もテンポよくて飽きないし、娯楽作として割り切れば悪くない。
少年マンガ風のアクションとかも好きだった。
猿かわいい、猿こわい(笑)
とにかく、なにも
>>続きを読む

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

3.0

昨今の映画と違って、話のテンポは良くない。
話の密度も高くなく、かつ時間は長いので冗長さは否めない。

結果だけを見れば、悪くない話ではある。
が、周りの環境や子供の立場から考えると、これで良かったと
>>続きを読む

終わった人(2018年製作の映画)

2.5

コミカルにしたいのか、シリアスにしたいのか不明。
途中の話が分散してて、いまいちまとまってない感。
起承転結の「起」と「結」はいいけど、そこまでの道中が疑問。
お話じたいは悪くはないんだけど。
いまい
>>続きを読む

ジョナサン ふたつの顔の男(2018年製作の映画)

3.5

1人で2つの人格のお話ですが、ただの二重人格ともまた少し異なる感じ。
話は淡々と進み、やや平坦ではあるけど、なかなか興味深い作品。
独自性のあるおもしろい趣向の映画だなぁとは思いました。
先が読めず、
>>続きを読む

長いお別れ(2019年製作の映画)

3.5

家族をつなぎとめる「モノ」があって良かったなと思います。
中盤くらいまでじわじわ泣ける部分も多々ある反面、
山場でドーンと泣けるものがなく残念でした。
話の焦点はお父さんなのに、娘2人の話に肉付けしす
>>続きを読む

ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

4.0

「果ての無い物語」

いじめられっ子の少年が逃げ込んだ本屋で、
一冊の不思議なファンタジー小説と出会う。
空想の作り話を読み進めていくうちに、
不思議な変化が起こり成長していく物語。

子供の頃に何度
>>続きを読む

ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.5

ゴースト、バスターズ!

話のテンポや展開、筋道はきちんと理路整然としてる。
そういう意味では、昨今の映画にも負けてない。
昔の映画で技術的な古さを除けば。
じゅうぶんな名作。

ふだんは女ったらしで
>>続きを読む

初恋~お父さん、チビがいなくなりました(2018年製作の映画)

3.5

「熟年離婚はこうして起こる」
の教科書のような映画でした。
しかし、結果的には良い映画です。
セリフのない「シーンの間」の扱いが上手くて、
その人の葛藤や苦悩をよく現してたなぁと思います。

お母さん
>>続きを読む

バースデー・ワンダーランド(2019年製作の映画)

2.5

悪役の薄っぺらさと、転身の早さ。
このおかげでスケール感が一気に小さくなって興ざめ。
なんだかぱっとしないです。ただのファンタジーアニメ。

主人公を含めてキャラクターの個性が全体的に希薄。
チィ(杏
>>続きを読む

ロボジー(2011年製作の映画)

3.5

コメディなので現実性はともかく、全体の話の構成がおもしろかった。
最後まで目が離せないのと、最後まで安心して観られる感。

サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.0

思ったほどサバイバル感もなくて残念。
後半の失速ぶりも。消化不良感。

君の結婚式(2017年製作の映画)

3.5

ベタな恋愛モノかなーと思って観ていたけど、
なんとも意外な終わり方をした割りにスッキリとした後味でした。
切なくて胸がキューってなるやつ。
いや、悪くないですね。

主人公とヒロインの2人が良いね。2
>>続きを読む

フィラデルフィア(1993年製作の映画)

3.5

肝心の裁判シーンが意外と淡々と進むのがもったいないなぁ
今も昔も変わらない「同性愛問題」

まく子(2019年製作の映画)

1.0

話の軸はブレブレだし、つかみどころがなさすぎる。
物語をどういう方向性にもっていきたいのかさっぱり不明。
シーンのつなぎは無理筋もいいところ。演技・演出も…うーん。
SFとするならあまりにも物足りなさ
>>続きを読む

日日是好日(2018年製作の映画)

1.5

「茶道教室VTR」この一言に尽きる。
高尚すぎて私には良さがわかりませんでした。
良かったのは「映像」と「音」の芸術性。
映画としてのストーリーはおそろしくスローテンポ。
話はぶつ切り、断片的、脈絡な
>>続きを読む

アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.0

日本の軍事モノに関してはあまり興味もないし、
某艦隊でかじった程度の知識しかありませんが、
人間ドラマとして面白く最後まで熱中して観てました。
話の組み立ても良かったと思います。

とにかく菅田将暉の
>>続きを読む

泣くな赤鬼(2019年製作の映画)

3.5

全体を通して若干盛り上がりに欠けるけど、
泣けたし、良い映画ではあるかな。
熱血教師と、疲れた教師の演技の使い分けは素晴らしい。

彼の「最期」をカットしたのは、どうなのか。
あと、結末の締め方も弱い
>>続きを読む

アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

2.5

この作品の【本編】は実際の「本人たち」が証言のテイで登場する場面。
計画性のない、おバカな強盗犯を演じるストーリーは、
あくまで起きた事件の「再現VTR」であり、あくまで本人のオマケ。
ビートたけしの
>>続きを読む

ウォーターボーイズ(2001年製作の映画)

3.0

当時の記憶ではおもしろかったけど、今観るとやはり粗が目立つ。
約20年という時間は残酷である。
ストーリーの組み立てや展開などが性急で無理筋。
なかなか歯がゆく、もどかしい思いが常につきまとう。
とは
>>続きを読む