serinaさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ミナリ(2020年製作の映画)

3.0

父親のアメリカンドリームに振り回される妻子たちが可哀想にも見えるけど、これはハッピーエンドなんじゃないかな。

人生の選択における2つのトンネルに、標識なんてものはついてないから、不幸のどん底に落ちる
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ディック・ジョンソンの死(2020年製作の映画)

3.0

サプライズのバースデーケーキを作ってるところをおじいちゃんに見られちゃったけど、(認知症で)すぐ忘れるからラッキー!って言っちゃう孫が辛辣で笑った。終始ほっこり。自分も健康に歳を老いて生前葬したい。

007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号(1962年製作の映画)

3.5

冒頭の盲目おじちゃんたちの登場から楽しいし、効果音うるさいし、ボンドはウエストサイドストーリーみたいな戦い方するじゃん。アマプラありがとう。

ヒックとドラゴン(2010年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

少年とドラゴンの友情、最高。何が最高って、人間たちに怪獣呼ばわりされているドラゴンたちの仕草がただの猫なのよ。目の動きとか、人間への触れ方とか、うちにいる愛猫と変わらないのよ。普通のストーリーかと思っ>>続きを読む

ブレッドウィナー/生きのびるために(2017年製作の映画)

3.5

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これが2021年の事実であることがショック。知らなかった自分にもショック。

パヴァーナ一家の災難は苦しいけれど、それ以上にパヴァーナの父親を収容所に突き出し、パヴァーナに銃を向けていた悪役として描か
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.0

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主人公だと思ってた人が、次々と死んで主役交代繰り返すのが斬新でニヤけた。

結局、保守派の狩りが起きた原因は、プライベートで行われた不謹慎なグループチャットに流出にあるわけだから、生きにくい世界になっ
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マティアス&マキシム(2019年製作の映画)

3.5

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赤と青。ドランよ、ちゃんとcall me by your nameの空気を感じることができたよ。

真っ直ぐな気持ちを露わにする赤い服を着る男たち(マキシムとエリオ)。自分の恋心に気づきながらも殻を破
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.0

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ムカムカとイカリの関係いいね。怒りの感情ってネガティブなものだって思ってたけど、実は闘争心や自分の考えを発信するべき時に湧き出る感情だってことなのかとハッとした。ここぞと言う時に、イカリが本領発揮でき>>続きを読む

ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

3.5

これは無理があるとか思うこともあるけど、映像綺麗だからどうでもよかった。SFと家族愛は、無条件に最高。スウィートカロラインが熱唱できるのも最高。

HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.5

生温い80年と引き換えに、たった一度のホットサマーナイツを体感できる人生ありかも、と考えた。だが、癒しや現実逃避を求めて都会から田舎街へ旅に出るあたり、自分なんて所詮サマーバード。さ、今年も海だ!飯だ>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.5

男性諸君。この映画のおかげで、ハサミを忍ばせる女が増えるだろうから、ウォッチアウト。

ワイルド・スピード MAX(2009年製作の映画)

4.8

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初っ端から容赦ないな。生まれ変わりは、肘ワンパンで車盗める筋肉ハゲにしてください。

ワイルド・スピードX2(2003年製作の映画)

4.0

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ストリートレーサーの口説き方惚れた。見つめ合ってたせいで爆死しても後悔しない。そして、みんな魅力的だけど、スーキー越えのイケキャラが出てくるとは思えない。

ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

4.0

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激アツ!!!もっと早く見始めてばよかった。スクリーン越しに観てても心臓に響くエンジン音がとにかく爽快。多人種なのも良い。アジア人のまっかなバイク攻撃は完全にAKIRA。

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.0

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911でターゲットになったアメリカ人(羊)、911の首謀者とテロリスト(狼)、シールズを筆頭とする米兵(番犬)ということ?イーストウッドの脚色に好きだよ。実際のクリスは911以前に入隊してるし、おっさ>>続きを読む

荒野にて(2017年製作の映画)

4.8

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The world’s greatest. この監督が作った前作の選曲に感激してたけど、普通に超えてきた。全てはラストのランニングシーンに詰まってる。人間は醜く、弱く、ずるく、傷つけあうけど、それだけ>>続きを読む

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.0

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3つの世代を描くために端折ったのかもしれないけど、途中から完全に置いていかれた。人間関係も深掘りされないし、登場人物の心理描写も少ないから、どんな結末にも感情移入しようがなかった。自分がヤクザ、マフィ>>続きを読む

あの夏のルカ(2021年製作の映画)

3.0

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ジェラートとパスタが食べたくなる。人間に危害を加えるわけでもないのに、シー・モンスターと名付けて懸賞金で捕まえようとするのって、人種や国籍が違うだけで迫害する社会の不条理そのもの。ディズニー映画久しぶ>>続きを読む

怪怪怪怪物!(2017年製作の映画)

4.0

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英題が「モモモモ…モンスターーー!」だから、「かかかか…怪物〜〜!」みたいな読み方すればいいのか?ぴったり。シナトラの歌は、サイコパス映画に使われすぎ。歌詞の意味が一気に変わるとこがすごいよなー。>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

クルエラの自分語りが聞いてて恥ずかしかった。映画で共感性羞恥働いたの初めてかも。エレノア(クルエラ)の育ての親が突き飛ばされて死んだ時「わ、ライオンキングと同じ展開じゃん」って思った。でも、ムファサが>>続きを読む

バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3(1990年製作の映画)

3.0

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日本製イジリ笑った。イーストウッドの名前使う時にいちいちキョドるのがシュール。てかやっぱり、ジョージ捻くれてるしビフはこき使われて終わるオチじゃん!

1885年に2015年のホバーボード持ってくのは
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2(1989年製作の映画)

3.0

どうみてもトランプドナルド!してやられた。1作目で唯一気に食わなくてディスったパートが伏線だった。笑

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

3.0

85年にマーティの着ているダウンベストに対して55年を生きる人たちは「なんだあいつ、救命服を着ているよ」なんてすっとぼけたこと言ってるじゃん?今が2021年。2051年の未来人よ、どうか一度でいいので>>続きを読む

朝が来る(2020年製作の映画)

4.0

新聞屋を営むおじちゃんの話だけをさせて欲しい。

朝斗くんを引き取った育て親夫婦もひかりちゃんもすごくすごく心揺さぶられたけど、この作品で何よりも自分の心に刺さって抜けない人物は、ひかりちゃんのバイト
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

イーサン・ホークの作品史上最強のビジュアルだった。ザッツマイクラッシュ、バーテンダー!!!こんな複雑なパラドックスを100分以内にまとめちゃうんだよ、バーテンダーと爆弾魔が同一人物ってオチでしょって思>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.5

西洋のギャング映画じゃ絶対に生み出せない独特な世界観が炸裂するヤクザ文化いいね。クーラーなしの仕事場で流す汗に時代を感じた。パチンコ家で広大がマル暴に喧嘩ふっかけるシーンがお気に入り。

広島生まれの
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.5

大統領より憧れの存在だったマフィアを目指して裏社会に染まっていく感じ、本能剥き出しでいい。そして、あれだけ悪事を働いても顳顬に銃口当てられれば命乞いするの、人間臭くて安心する。

恋人たちの予感(1989年製作の映画)

4.0

結局、男女の友情は成り立つ?成り立たない?そんなのどうだっていい。最後の口説きが最高に浪漫だったんだから。カフェで誰かが大声で喘ぎ声出したら、即座に店員呼んで「あの人が食べてるものと同じのちょうだい」>>続きを読む

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.0

ウディ・アレン2作目

チェットベイカーの「ゴルフに行けば雨、僕がパーティを開けばアパートの住民から苦情、いつだって僕ばっかり悪い目にあうんだ」っていう歌詞をギャッツビーが歌うのシーンは天然哀愁100
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ゲド戦記(2006年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ジブリ映画に出てくる主人公と対峙するキャラクターって必ずしも悪って言い切れない思想や強い信念を持っているから惹かれるんだけど『ゲド戦記』のクモって最後まで好きになれなかったな。(ムスカとかあれは宮崎駿>>続きを読む

マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

4.0

最初で最後の親友、死と嫌いな家族と馬鹿な同級生たちから逃避する旅、一緒にアイスクリームを食べるいつの日かを夢に描いて、臭くてボロボロの履き崩したバッシュ(コンバース)、コブラより強い猛毒の血、万能薬の>>続きを読む

ザ・シンプソンズ MOVIE(2007年製作の映画)

2.5

自分の倫理観では笑えないジョークがいくつかあって失笑してた、結果笑った。

シンプソンズの漆黒ジョークを全て大爆笑してしまうようなサイコパスがこの世にいるのなら、隣で思いっきし眉をひそめて嫌味たっぷり
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