miuさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

私は渦の底から(2015年製作の映画)

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生理は女性であることを思い知らされる、彼女にとってそれはどんな気持ちなのか。
腹を据えた後ろ姿が格好良かった。

次は何に生まれましょうか(2019年製作の映画)

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差し伸べられる手を握ること、差し伸べてくれる人がいること、当たり前にできることじゃない。一緒に遊んで喜べるお母さんは最高だよ、そりゃ宝箱にいれるわ。

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「わかんないんだよね、私には。毎日会社行って、仕事終わりに飲み行って。居るとこ無いんだよね、私には。そういうのわかんないっしょ。」
上手くやりたいのに、上手くできない。それでもその涙は光っていて、とて
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スイートリトルライズ(2010年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

小説を観ているような映画。
主人公が牛乳を少しこぼしながら飲む姿が耽美で、水族館の女の子のちょっと言ってみただけですよがなんだか寂しくて悲しかった。
人は守りたいものに嘘をつくのよ、あなたに嘘は言った
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青夏 きみに恋した30日(2018年製作の映画)

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鬱々としてたので無理やり摂取。
ベタベタだけど主演二人が嫌味がないので可愛かった。

あのこは貴族(2021年製作の映画)

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「落ち着く、全部美紀さんのものだから」
美紀の部屋を訪れた華子の言葉に、きっと受け継がれてきた家財道具に囲まれて育ったのだろうなと思った。形成したと思っている自己は最初から筋書き通りの人生の自分で。そ
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ほとりの朔子(2013年製作の映画)

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原発デモ、薄笑いした大人のつまらない会話と関係性。日本にも困った人いるのになんで他の国の人助けるのかという偽善と
他人だから人も国も良いところも悪いところもよく見えると思うんだよねという意見
つまらな
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ストロベリーショートケイクス(2006年製作の映画)

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吐いてたのは魚喃キリコ本人だと知りびっくりした。浜辺でアルミホイルにのってるいちごのショートケーキ食べたい。涙溜めて海に流したい。ハーレクイン小説みたいなロマンスがしたいのバカって言わないでよね〜長雨>>続きを読む

生理ちゃん(2019年製作の映画)

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生理のこと、もっとカジュアルに話せればいいのに〜生理を理由にできない世の中なんてくそだよ、出産するかもわかんないのに出血してるのほんと意味ないわって悲観的になることあったけど、生理になった時の女性同士>>続きを読む

ふたり(2019年製作の映画)

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何も言わない人が何も感じてない訳ない。
分かり合えても触れ合えても孤独は一人に一つ。どうしようもなく、一人で生まれ一人で死んでいくのだな

阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)

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ちゃんと怒って、ちゃんと泣く。
なかなか人に表出するのは難しいけれど、そうできない人に寄り添えるように素敵に歳を重ねていきたいと思わせてくれる。

思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

純度高〜!学園祭のシーンはきらっきらしてた、、先回りして周りの選択を優先させて平気な顔するのが癖で、家族の空気を読んでしまうのとてもわかったし、後付けで自分ができない事探すのはみんな得意だよねという理>>続きを読む

リトル・フォレスト 春夏秋冬(2018年製作の映画)

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誰にも慰められない心の中を歩いているという歌詞が好きだった。何かに一生懸命になる振りをして本当のことから目を逸らして、それでも逃げた先で何かに出会えるなら逃げてみるのも悪くない。

ハスラーズ(2019年製作の映画)

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だめなことはだめなんだけど、そんなこととっくに超越してて愛する家族がいるなら関係無くて、それが生きる全てみたいなもので。大胆で主体的な女たちがかっこよかった、孤独や傷が何かを生むってのは悪いことばっか>>続きを読む

閃光(2018年製作の映画)

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こんな瞬間もいつか無くなる予感がして、たまらなく悲しくなってしまった。
いなくならないでって願えば願うほど、だめになる前に良い思い出のままさよならしちゃおうとしてしまいそうになる。

あの頃。(2021年製作の映画)

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そういう展開か〜とは思ったけれど、推しを応援することは、ゾーンに入るみたいに推ししか考えられなくてずっと情報追うみたいな感じで既視感ある〜って思ってた。緩やかな推しもいいけど、もうあんなに真っ直ぐ推し>>続きを読む

そこにいた男(2020年製作の映画)

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新宿ホスト殺人未遂事件が基になってる、もっと堕ちてほしい

いつのまにか、ここにいる Documentary of 乃木坂46(2019年製作の映画)

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坂道、48のアイドルを見ると悲しくなることが増えてから純粋にあまり見られなかったけれど、懸命に生きる姿は人間として美しくて涙無しには見られなかった。
彼女たちを大人が責任持って絶対守ってくれ、と改めて
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

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心も身体も風邪を引いてしまった日に、じんわりと温かかった。美味しいご飯、ちゃんと作れるようになりたい。フィンランドの街もいつか訪れてみたいな〜空気もリズムもゆっくりで、呼吸が少し楽になった気がした。ど>>続きを読む

Diner ダイナー(2019年製作の映画)

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蜷川実花の作品を観ているなとつくづく感じる美意識

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

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どこまでワンカットなの〜カメラワークの鬼。個人的にオフィーリアみたいな桜と川のシーンが美しくて好き

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

恋の賞味期限なんてなければいいのに。でもだからこそ花束みたいに儚くて美しいのだろう。身体を重ねなくても、会話が無くても、一緒にいるのが当たり前になったら結婚するの?恋VS愛って感じがした。別れを意識し>>続きを読む

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

あまりにも相手のことを好きになり過ぎると、自分の形が保てなくなって壊れる。
誕生日プレゼントのワイン、約束しようとしてくれてる来年のプレゼント。不確かでもそう思ってくれることが嬉しくて。変えられない自
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

自分が落ち切る前に掬い上げてくれるイマジナリーフレンドを私は多分無意識に飼っている。予防線を張ってだめでも慰めてくれる。誰かといられない自分を社会不適合なのかと疑いながらも、てめえらが不適合だわうるせ>>続きを読む

人間失格 太宰治と3人の女たち(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

死ぬ間際に目は覚ましたくない

ジオラマボーイ・パノラマガール(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

タクシーから見る東京の夜景、真夜中のPARCO。酔っ払って手繋いで走る渋谷。好きな子と二人っきり、好きでもない人とのキス。好きな人には好きなことすら気づいてもらえない。気付かれても好きにはなってもらえ>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

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終わったって、終わらなくったってなくならない時間。成長譚の悲しさと眩しさ。
いつかは離れ離れになるとしても、限りがあるからこそ輝いていて青春と呼ぶものなのだろうな。