miuさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

Daughters(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

青と黄色で緑のふたり。色彩による感情表現とひたすらに美しい映像。
プールのきらめきと夜通しの作業から朝の東京を歩くシーンが忘れられない、、
tiittokyoの服がとにかく可愛いかったな〜
他人の方が
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はちどり(2018年製作の映画)

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理不尽なことは容赦無くやってくる。
人の愚かさに殴られ、傷ついて、その分優しさや温かさに助けられる。
恋、家族、学校、塾、友達、容姿のこと。
半径5mくらいの些細に見えて大きすぎて部屋で発狂しちゃうみ
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すーちゃん まいちゃん さわ子さん(2012年製作の映画)

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遠すぎる未来のために、今を決めすぎることはない。なりたいと思う誰かは私ではないのだから、私は私にだけのちょっとしたしあわせがあれば十分なのかもしれない。
ともだちとおいしいごはん、愛未満の話。
東京タ
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2つ目の窓(2014年製作の映画)

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死を前にして生を感じ、抗えない二つの間に揺れ動く感情。
身近な人の性に何とも言い難い気持ちを抱えることや、誰かを大切にしたい気持ちを上手く表現できないもどかしさ。
東京から越してきて海が怖いという彼が
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生きちゃった(2020年製作の映画)

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この世は、伝えたことより伝えていない言葉で作られているとしたら。
誰しも言わないでおいた、言わなきゃよかった、言ってよかった、言えなかった言葉があるはずで。そのおかげで、そのせいで、今がある。
身も蓋
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真っ赤な星(2017年製作の映画)

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どこにも行けない二人は、二人ならどこまでも消えてしまえる、そんな気がした。
展望台の二人だけの世界。ガスが止まる、電気が切れる。ふとしたきっかけで全てがだめになってしまうような日常の中で、あなただけが
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

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僕たちには君がいつも必要だよってピグレットにいうプーよ、、、愛くるしいし薄汚れたぬいぐるみ感に胸が締め付けられる〜私にも一緒に毎日寝てたぬいぐるみがいたな、、何もしないをするは言うまでも無く最高
ぬい
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アラジン(2019年製作の映画)

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嘘をついて得たものなんて虚しくなるだけだな〜本当に
世界を見せてあげるって魔法の絨毯出てきたらこりゃあイチコロですわ、ジーニーの歌も最高だしボリウッドみたいで好きだった

青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

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間に合わせだっていいじゃないか、その時必要とされていたことは確かだ。
自分じゃなくても良かったんじゃないか、他の誰かでも。だなんて不毛な回想で。
もっとあの時サークルに参加していれば、もっと上手く人間
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アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)

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忘れ去られることって楽なんだけどなって思ってしまった、そこじゃないんだろうけど。小石の裏の虫にだって、誰かを愛する権利がある。ずっと伝えられない人生は悲しいかは分からないけど、それに縋っているようにも>>続きを読む

永遠の僕たち(2011年製作の映画)

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秋が恋しくなる、肌寒く空気が澄んだ雨上がりのような情景。死に取り憑かれた二人はロマンチックで可愛くて。思い出す君はいつも笑ってたね。

タイヨウのうた(2006年製作の映画)

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YUIのほっぺをつねられた顔が最高に可愛かった、、YUIにハマってた身としてはたまらなかった

東京オアシス(2011年製作の映画)

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助手席で居眠りをするような心地、白昼夢のような束の間の逃避。

(2020年製作の映画)

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すだななを見られただけで感服
予告何度も再生してたから、話の流れは掴めてしまったけれどそれでも役者の演技を見るだけで価値があった

包帯クラブ(2007年製作の映画)

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悲しみを分かち合うことは到底できないけれど、痛みを想像することならできる。
痛みは消えなくても、そうしてくれた誰かのことをきっと忘れないだろう。大小はあれど衝動的に人を傷つけてしまうこと、自分じゃない
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僕の好きな女の子(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

心当たりがないと思いたくて、苦しくなるところがあった。会話の中で彼女がいること知って、それまでの私のうきうきを返せ!とか思ったり、急に心臓がバクバクしたり、私だけ好きなのかと痛感した記憶がフラッシュバ>>続きを読む

(2017年製作の映画)

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世界に入り込める映画は救いであり、それを見つめる場所や機会を守りたいと強く思った。想像力や共感性は、苦しくてもきっと財産になる。一番大事なものを手放す気持ち、どれほどかは知り得ない。目の前から消えてし>>続きを読む

静かな雨(2020年製作の映画)

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お互いの世界にお互いが存在しているのに、その世界は同じではないこと。積み上がっていく気持ちも記憶も自分ばかりと思ってしまう。それはもしかしたらお互い様なのかもしれない。分からないからこそ、分かりたい。>>続きを読む

あん(2015年製作の映画)

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私たちはこの世を見るために聴くために生まれてきた。だとすれば、何かになれなくても、私たちは、私たちには生きる意味がある。この世の全てのものに言葉があって、その言葉に耳を傾けること。自由を楽しみ、日々を>>続きを読む

チョコリエッタ(2014年製作の映画)

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2人が好きなので鑑賞〜夏にぼけっと見るのに向いてる。死にたいと思うのは生きているからで、死にたいと思わせるのはクソみたいな世間の思う壺だから長生きしてみせるって言い切れる正宗好き。人の生活がある限り、>>続きを読む

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

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どこまででも行けるし、なんでもできるって思ってた気持ちを思い出したな〜冒険の人生、自分次第で色んな景色を見られるよね

来る(2018年製作の映画)

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毎度思うけど毎作品音楽の使い方と冷たい灰色の景色が好き…
見るたびに体力使うけど気付いたらこんなとこまで来てたみたいな感覚になれるのが快感…人間の狡さやエゴ…ホラーは人間が生み出すもの、人間こそが恐怖
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七つの会議(2018年製作の映画)

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エンドロールが全部語ってる。たとえ何かを失っても、正しさを貫くことは自分を裏切らないこと。会社からは逃げられても、自分からは一生逃げられないのだから。

FLOWERS フラワーズ(2010年製作の映画)

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矛盾だらけでいいじゃないか、整理されないところに人や人生の面白さがあるのだから。生きた証が人に残されてあること、案外悪くないな。生まれてきてくれてありがとうって思われていた記憶で生きていける。

きょうのできごと a day on the planet(2003年製作の映画)

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誰かにとっての一日は、最高で普通で最悪で。自分の知らないところで日常が繰り返されていて、その積み重ねが人生だとして交わる交差点の一部が描かれていた気がした。虎刈りと壁に挟まってるのが面白かった〜来世は>>続きを読む

ワンダーウォール 劇場版(2019年製作の映画)

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オアシスの曲にもワンダーウォールというものがあるが、その歌詞で使われるワンダーウォールにはたくさんの和訳がつけられている。理想や心の支え、直訳すると不思議な壁など。この作品でのワンダーウォールは、学生>>続きを読む

逆光の頃(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「眩しいけど耐えてじっと見つめます。瞬きもしてはいけません。目を閉じ目蓋の裏に焼かれた像を確かめ、像と像を重ね合わせると焼かれた像はすぐに消えて無くなります。もっとじいっと見つめないと、瞬きもせずに。>>続きを読む

殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

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光が綺麗だった、私が死んだら君の世界もちょっとは変わるのかな