LydonParkさんの映画レビュー・感想・評価

LydonPark

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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

5.0

原作を読んで物語は知っているのですが、映像になって初めて音楽を聴くことができました。

漫画の絵からも、ほとばしる音が聴こえるような錯覚を覚えましたが

映画版は、漫画とは違った表現で、音と映像に惹き
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

4.5

エンタメ要素はありませんが、ゴッホの短い人生が彼の描く絵のタッチで淡々と綴られています。

彼の見た世界はこのように見えたのかな?と少しでも感じることができる作品です。

100人の画家が描いた絵から
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

マリオのゲームは昔から長く続いていて、多くの人に親しみがある。この映画ではそんな感情を思い出させるような仕掛けがあって楽しめる内容でした。

この映画は、ゲーム同様に物語は簡単なプロットで構成されてい
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(1963年製作の映画)

3.0

映画通の人達が、よくお勧めする大昔の作品の一つ。

現代の尺度で見ると不自然な点が多い、例えばバレバレの合成や、こんな展開は無理筋では?と思う男女の馴れ初め。

しかし不自然な点を置いても興味深い点も
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

3.5

映画音楽の巨匠モリコーネ氏のドキュメンタリー作品。
映画のような起承転結は無く、氏と関係者達が当時を淡々と振り替えっていく。

この作品は、モリコーネ氏を知っているか、知らなくても紹介される映画を見て
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.5

大航海時代に渡来人が原住民にしてきたことを、遠い未来に他の惑星で同じことを起こさないことを願いたい。

その時は、地球人を倒して欲しい、逆だったらどうしよう!?そんな作品でした。

もし異星人がいたら
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犬王(2021年製作の映画)

2.5

本作の主役、声優でアーティストのアヴちゃんという方を知っているもしくはファンの方は楽しんでおられるようですが

私のように知らない人からしたら、序盤の三種の神器や平家の宝物などの伏線を回収しながら物語
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.5

スラムダンクのアニメで描かれなかった山王戦を描いた本作。作品のファンならばそれを見るだけでも価値があると思います。

映像もアニメ版よりも井上雄彦先生の画風に近い表現で動きも滑らか、本当の試合を観戦し
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鹿の王 ユナと約束の旅(2020年製作の映画)

2.5

プロの声優さんでなく、役者さん、タレントさんが声を演じているせいか、聞き取り難い。

神々の山嶺(2021年製作の映画)

4.0

舞台は、日本が経済的に絶頂を迎え安定期に入った1980年代のお話。

大学を出て、良い会社に就職して、終身雇用で定年まで安定した暮らしを目指すのが
理想という多くの日本人にとって

今でも続く社会のレ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

インセプション、インターステラーなど難解なテーマを手がけることで知られるクリストファーノーラン監督作の本作。

本作の鍵となる設定がタイムリープ、時間逆行。

既に様々な映画、ドラマ、小説、漫画などで
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MEMORIES(1995年製作の映画)

4.0

アニメーションの巨匠等の短編アニメーションの三本だての見やすい内容。

どれも独特な世界観で、未来感とどこかノスタルジーを感じる作品達でした。

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

3.5

マトリックスは、既にシリーズ3部作で物語は完結しており、4作目の制作は想定していなかったと思う。

なので、過去の三作品との繋がりは感じられず、物語を継ぎ足した感は否めない。

作中のキャラクター達の
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

3.5

零戦の設計者、堀越二郎を題材にした作品。

とは言え、戦争をテーマにした内容ではなく、二郎の人生、仕事、恋愛にスポットが当てられていて悲しさの中にも希望が描かれている。

関東大震災の表現は、得体の知
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.5

庵野秀明監督の「シン」シリーズのウルトラマン編。

庵野監督の描くウルトラマンは、より人間としてのウルトラマンにスポットを当てて描かれている。

特撮のセットや非現実的で滑稽なシーンなど俳優さん達のシ
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シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

3.0

ゴジラが主人公というよりも、有事に頼りない政府のドタバタを揶揄するような表現や人間模様が見所。

石原さとみさんの英語は滑稽だなと感じたが、あえてミスマッチな要素を放り込んでくるのも庵野監督の遊び心な
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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

3.0

竹取物語を高畑勲監督の解釈でアニメ化した作品。とはいえ内容は、昔話のかぐや姫そのもの。

個人的な感想は、火垂るの墓のセイタと重なるものを感じた。

主人公は、可哀想、時代や社会に翻弄されたと見えるが
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

過去に映画化された名作のリメイク作品。初見では専門用語や登場人物が多く、理解が追いつかづ、難解に感じたが

2回目でようやく物語が見えて来た。
本作は序章で続編へと続く、

砂の惑星の部族達と主人公が
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プロジェクトA(1983年製作の映画)

3.5

ジャッキー・チェン=香港映画のイメージを決定付けるような歴史的な作品で

ジャッキー・チェン全盛期の危険なアクション・スタント、軽快な功夫&コメディが見所の作品。

ジャッキーが時計台から転落する危険
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映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

3.0

元々はテレビ版があり、本作はその総集編のような意味合いもあるそう。

なので、予備知識がないとストーリーに入り込み辛い。

最後まで見てようやく、なるほどそういうことかと分かる。

もう一度見たら、違
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

2.0

冴えない現実を生きる女子高生が、夢のような世界の仮想現実で歌姫になる。

どこかで観たようなファンタジー作品のテーマ。

マトリクスや攻殻機動隊など、仮想現実を扱った名作はその世界の秩序や整合性、キャ
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

3.5

映像の美しさや感情表現など豊かでとても評価の高い作品だとわかる内容でした。

しかし設定は多少、荒いなと感じました。

結局、雨はどうなったのでしょうか、2度と帰ってこないのでしょうか??

だとした
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.0

出会って別れて、出会って別れてを繰り返す人生、人間だけではなくオモチャもそれは同じ。

始まりがあれば終わりがある。

時に押し付けがましい正義感と、けれど憎めない仲間思いの主人公ウッディが

最後の
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.0

天然痘を使ったバイオテロを阻止する任務と家族を守る使命をテーマにした作品。

巷で噂されている、昨今のウイルス騒動、それが人為的なのか自然発生なのか分からないが、その第二段が天然痘だと言われており
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.0

映像が素晴らしい。
煌びやかでワクワクさせてくれる。

キャラクターは、好みが分かれそう。個人的にはあまり好みではなかった。

大風呂敷を広げた世界観の割に物語がこじんまりしている印象。

随所に入る
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あの夏のルカ(2021年製作の映画)

4.0

子供の喜怒哀楽の感情をよく表現できているなと思います。
ディズニーのエッセンスで描かれた優しい世界観が表現された作品、見終わったあとに心が豊かになるような映画でした。

小さなお子さんのいる家族で見る
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トゥモローランド(2015年製作の映画)

2.5

多次元の話や未来や過去が見えるなど映画の題材はとてもユニークですし

エジソンやニコラテスラらが作った組織プルスウルトラは陰謀論でも取り上げられるテーマでもあります。

しかし、このような壮大なテーマ
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.5

同意なき性行為が起こした悲劇と復讐を描いた作品。テーマは重たく感じるが、直接的な性的表現や凄惨な暴力シーンは描かれていないので、そういうシーンが苦手な人でも見られると思います。

この映画で登場する男
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メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.0

ジブリ作品の影響を強く受けている印象。

魔女の宅急便、ハウルの動く城、となりのトトロ、千と千尋の神隠し、天空の城ラピュタなどの何処かで見たシーンやキャラクターが重なる。

それは、ジブリ作品への愛情
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.0

100万人に1人の頭脳を持つが素業に問題のある主人公ウィル(マット・デイモン)と最愛の妻に先立たれた悲しみを背負うカウンセラーのショーン(ロビン・ウィリアムズ)を中心に物語が展開されていく。

主人公
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

様々な事情で、社会との関わりを最低限に控え、ノマド(放浪者)として生きる人々にスポットを当てたドキュメンタリータッチな作品。

ノマドの多くは、家族との死別や年齢的に労働者として社会から必要とされなく
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天気の子(2019年製作の映画)

3.0

新海監督の映画は、日常や、多感な少年少女の感情を、アニメーションならではの表現で美しく魅せてくれる。

『天気の子』でもそれらは健在で雑多な東京の街並みや行き交う人々は美しくゴミやボロアパートでさえ美
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オデッセイ(2015年製作の映画)

3.5

不良の事故で火星に取り残された、主人公が、あの手この手で生き残り、どうやって地球に帰還するかが見所。

映画のビジュアルデザインから重苦しい雰囲気やメッセージ性を感じだが、
しかし実際には、あまりメッ
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トイ・ストーリー2(1999年製作の映画)

3.5

物には命が宿る。

物は大切に。

物はいずれは壊れて捨てられるけれど、使命を全うできたら最後は幸せなんだなと、この映画を通して感じたこと。

だから、よく考えて買う、買ったら大切に使う。

何気に大
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5

奴隷解放以前のアメリカでは、黒人はニガーと差別用語で呼ばれ、暴力や殺戮が平然と行われ、
黒人達は世界の何処にも逃げることもできず、行き場を失い、静かに受け入れるしかなかった。

それから時は経ち

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