ShinMakitaさんの映画レビュー・感想・評価 - 30ページ目

パッション(2012年製作の映画)

1.8

広告代理店コッチ・イメージ…ベルリン支社長のクリスティーンは、新製品スマホのプロモビデオの作製に頭を悩ませていた。そこに、部下イザベルがアイデアを出し、重役たちへのプレゼンが大成功に終わる。クリスティ>>続きを読む

リダクテッド 真実の価値(2007年製作の映画)

2.2

2006年、イラク。米軍基地キャンプ・カロライナに駐屯するサリー上等兵の部隊は、サマラ検問所で任務に当たっている。いつも陽気なマッコイ、本ばかり読んでいるインテリのゲイブ、刑務所行きを逃れるため入隊し>>続きを読む

ブラック・ダリア(2006年製作の映画)

2.0

「意味不明な原作を意味不明なまま撮ってやれと決めた作品だ」(byデパルマ)



1946年。ロス市警特捜課に勤務するバッキー・ブライカートとリー・ブランチャートの二人は、互いにパートナーとして深い絆
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ファム・ファタール(2002年製作の映画)

2.3

「公開時、救いようがない三流監督といわれたよ」(byデパルマ)




2001年、カンヌ映画祭。上映会場に、ダイヤのビスチェを身にまとったモデルが現れる。ビスチェの値段はおよそ1000万ドル。これを
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ミッション・トゥ・マーズ(2000年製作の映画)

1.3

「制作費で揉めた某監督の代打で登板した作品。私はVFXが嫌いだ。あまりに長い期間根をつめる作業が続いたからだ。ハリウッドのシステムは我々を壊すよ」(byデパルマ)


2020年、テキサス州ディクソン
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スネーク・アイズ(1998年製作の映画)

2.2

「羅生門のような多視点で語る映画を作りたかった。試合のシーンで視線が動く観客たちを撮ったのは、見知らぬ乗客のテニスの試合からの引用だ」(byデパルマ)




ハリケーンが襲来し、荒れ模様のアトランテ
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ニッポン警視庁の恥といわれた二人 刑事珍道中(1980年製作の映画)

1.4

あたし、テキサスのファンだったの^_^
…あんなバカのどこがいいんですかっ⁈



警視庁・翁警察署捜査課の斑島と樺屋は、常にケンカして足を引っ張りあっているため検挙率最低を記録するダメ刑事コンビだ。
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ナイトホークス(1981年製作の映画)

1.7

年末…正体不明のテロリスト・ウルフガーがロンドンで爆弾テロを起こす。しかし顔写真がインターポールの手に渡ってしまい、ヨーロッパ脱出を余儀なくされる。

1月初旬…所轄署の囮専門刑事ディークと相棒フォッ
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残り火(2022年製作の映画)

1.7

職人から建設会社社長まで上りつめたクリスチャンには、妻レオノラ、息子ヨハンがいる。レオノラはバイオリニストだったが、ヨハンが難病を患っており、今は専業主婦だ。そんなクリスチャンには、職場にセニアという>>続きを読む

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

2.9

「場所が目まぐるしく移動するのとマクガフィンは、北北西に進路をとれ がモデルだ。大アクションで締めようとしたが、ヘリがトンネルに入るなんて馬鹿げてると脚本のタウンに言われ、渋々列車内でマスクを取っ>>続きを読む

カリートの道(1993年製作の映画)

3.1

「ペンの髪型には驚いたねー。クライマックスは貿易センタービルのエスカレーターで撮る予定だったがテロの影響でセントラル駅に変更した」(byデパルマ)




1975年、ニューヨーク。プエルトリコ系の麻
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レイジング・ケイン(1992年製作の映画)

1.9

「ゲイルと結婚している最中、私は不倫していた。その体験が元になっている。不倫話と多重人格話、本当は前半ずっと不倫話で中盤から多重人格の話に移るつもりだった」(byデパルマ)





医師のカーターは
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虚栄のかがり火(1990年製作の映画)

1.8


「主人公はクズだが、トム・ハンクスが主演に決まったので善人風に描いてみた。結果、大コケだった」(byデパルマ)



ニューヨーク。3流の酔いどれ新聞記者だったピーター・ファローは、ある事件をキッカ
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カジュアリティーズ(1989年製作の映画)

2.1


「皆が嫌がる映画を作ってやった。ベトナム映画の最高傑作だ。現場では、ペンは軍曹ヅラで威張り、フォックスを孤立させていた。ある時険悪な雰囲気でフォックスに耳打ちしたんだ。テレビ俳優のくせに…ってね。さ
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パーキングエリア(2022年製作の映画)

1.8

「バカってのはな、他人のために犠牲になることだ」
「…それが海兵隊員の信条だ」





ドラッグ依存でリハビリ施設に入院していたダービーは、母が入院したとの知らせを聞いて外出しようとするが、許可が下
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.9

「体重増やして髪を剃り、カポネ同様シルクの下着を身につけたデニーロだが、セリフ覚えは悪かった。コネリーは、撃たれるシーンが初めてで怒っていた。007は撃たれたことが無いんだと」(byデパルマ)>>続きを読む

ボディ・ダブル(1984年製作の映画)

1.6

「女性を撮影するのも女性を追いかけるのも好きだ。しかし、でっかいドリルで殺すシーンを撮ったら、女性団体からやたらと非難されたよ」(byデパルマ)



売れない役者のジェイク・スカリー。やっと射止めた
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.0

「現場にスピルバーグが陣中見舞いにきて撮影手伝ってくれたよ。オリバー・ストーンも現場に来て、役者に指示出しなんかするから追い出してやった。興行成績は振るわなかったが、10年以上経ってヒップホップやゲー>>続きを読む

ミッドナイトクロス(1981年製作の映画)

3.6


「ちょうどナンシー・アレンとの関係が冷えた頃の作品。この映画で、スタビライザーによる長回しを導入した」(byデパルマ)


フィラデルフィア。3流ホラー映画の音響マン、ジャック・テリーは、新作映画の
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殺しのドレス(1980年製作の映画)

2.5

「子供の頃、父の浮気を疑い職場まで尾行した。父をナイフで脅して女の居場所を白状させたよ。暴力描写が酷いと批判されたねぇ」(byデパルマ)





中年女性ケイト・ミラーは、異常なまでの性的欲求不満を
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フューリー(1978年製作の映画)

1.7

「カーチェイスは好きじゃない。撮ったところでフレンチコネクションは超えられないんだから。手を尽くしたが、私が気に入ってない一本」(byデパルマ)



中東…引退した諜報員ピーターは、息子ロビンと共に
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キャリー(1976年製作の映画)

2.9

「原作では、夫人は心臓発作で死ぬ。胸を掻きむしって死ぬなんてバカらしい。私は刃物を飛ばしてやったよ」(byデパルマ)



女子高生のキャリー・ホワイトは、愚鈍でクラスのお荷物的存在。宗教かぶれの母親
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愛のメモリー(1976年製作の映画)

2.3

「ミーンストリート編集中にめまいを再見して、シュレイダーと脚本を執筆した。クリフ・ロバートソンの扱いには手こずった…」(byデパルマ)



1958年、ニューオーリンズ。不動産業を営むセレブ、マイケ
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ファントム・オブ・パラダイス(1974年製作の映画)

2.2

「ビートルズを聴いてこの作品のアイデアが閃いた。フランスで10年のロングランをしたが、NYの興収は壊滅的だった」(byデパルマ)



音楽業界の大物、スワン。彼はいま、新たにオープンする<パラダイス
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悪魔のシスター(1973年製作の映画)

1.7

「仮の音入れでサイコの曲を使ったらハーマンに見せたくなり、本人呼んで映像見せたら曲を書いてくれたんだよ」(byデパルマ)




ニューヨーク。TVのクイズ番組に出演した美人モデルのダニエル・ブレトン
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ロバート・デ・ニーロの ブルーマンハッタン/BLUE MANHATTAN I・哀愁の摩天楼(1970年製作の映画)

1.6

「エレベーターでのシーンはリハ無しの一発撮りだ。レイプが始まりプロデューサーは震えていたが、私はうまくいって喜んでいた」(byデパルマ)


若き芸術家ジョン・ルービンは、ポルノ映画製作者のバナーから
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ユナイテッド93(2006年製作の映画)

2.7


ニュージャージー州ニューアーク空港…

サンフランシスコに向け飛ぶ予定のユナイテッド航空93便は、滑走路の混雑で出発が遅れていた。時刻は午前8時過ぎである。いつものことだと別にイラつく様子もないクル
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動脈列島(1975年製作の映画)

2.2

*ブレット・トレイン公開記念・過去鑑賞レビュー


〈story〉
名古屋・熱田。新幹線騒音に苦しむ長屋の老婆が心臓マヒで死亡した。最期を看取った名古屋大医学部の研修医・秋山は、これまで新幹線騒音が深
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KT(2002年製作の映画)

1.8

*キングメーカー公開記念・過去作レビュー


1973年。ときの韓国大統領・朴正煕にとって脅威となったのは、大統領選対立候補、金大中だった。金は統一の前に民主化を訴える政治家で、朴の弾圧から逃れ日米間
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キングメーカー 大統領を作った男(2021年製作の映画)

2.0


1960年代後半の韓国・木浦。保守系野党に属する活動家キム・ウンボムの演説を聴いた薬局店主ソ・チャンデは、その理想的民主主義論に感銘を受け、選挙スタッフとして自身を売り込んだ。その後、頭脳明晰なチャ
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コラテラル(2004年製作の映画)

2.5

☆mixi過去レビュー転載計画(アウトロー映画編)



ロサンゼルス。夜シフトのタクシー運転手マックスは上機嫌である。美人検事アニーを客として乗せ、親しくなり名刺をもらったからだ。しかし彼女の後に乗
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

1.8

休養明けの〈レディバグ〉が請け負った仕事…それは、東京発京都行の新幹線に乗り込み、一般客車から銀のアタッシェケースを盗むこと。ライバルの〈カーバー〉が請け負った仕事だが、腹痛のため彼が代理でやることに>>続きを読む

NY 心霊捜査官(2014年製作の映画)

1.6

☆mixi過去劇場鑑賞レビュー転載計画(フォロワーさんに便乗編)
…ツネイシさんに便乗。2014年9月20日 立川シネマシティで鑑賞。




ニューヨーク、ブロンクス…46分署の刑事サーキは、署に入
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

1.8

高校生のジュンは、祖母と暮らしている。実は母もいるのだが、長らく「廃人」となっており、ジュンは毎日その世話に追われていた。ある時、彼は近所に母同様「廃人」となった人間たちが何人かいることに気づいた。安>>続きを読む

アシスタント(2022年製作の映画)

1.5

貧しいながらも、妻リサと息子ジクリと平穏に暮らしていたザフィクは、ある日突然警察の職質を受ける。そして身に覚えのない麻薬の所持で逮捕・収監されてしまった。刑は10年となり絶望するザフィクだったが、さら>>続きを読む

弾痕(1969年製作の映画)

3.1

…たかが黄色い豚じゃないか。



LA生まれの日系人、滝村。彼は東京で活動するCIA出先機関の工作員である。ある時、中国からやってきた貿易促進使節団の1人・楊が亡命希望を出してきた。滝村は彼を保護し
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