この監督、作を重ねるごとに酷くなってるな。これがカンヌグランプリとか何かの悪い冗談かと思った。クローズアップの多用は息苦しいだけでウザいし(ホウ・シャオシェンの「ミレニアム・マンボ」100回見て出直し>>続きを読む
若い、浅い、比喩が安直に過ぎる、陳腐、加えて地味で退屈、といくらでもこんな青臭い映画を貶める言葉は思いつくけどそれでもラストシーンに至って映画の解放感がちゃっかり訪れちゃうのなんともやばい。
女性しかゾンビにならないっていう今までになかった設定だけど、ジェンダー・ポリティクス的に何か気の利いたヒネリがあるわけじゃなく、女性は<怪物>でしかなくって単に殺されるだけだし、ミソジニーのはけ口とし>>続きを読む
「ウォーム・ボディーズ」以降というか、ゾンビ当たり前になりました恋だってします系で、どことなく「ぼくのゾンビ・ライフ」を思い起こしたりもして意外とほっこりした。まああっちの小説の方が数段出来は上ですが>>続きを読む
原作読んでないけど、バタイユ感ばっちりあるなあ。「眼球譚」ぽさっつうか。
アンチってことはつまりにっかつ的なことをしないということでもあるだろうし、そもそも園子温に「にっかつロマンポルノ」調のものが撮れようはずもなく、じゃあ東映異常性愛路線で行くしかなくね?ってなるし、園子>>続きを読む
パンケーキ屋で成り上がった未亡人に不意に訪れた恋の一部始終かと思いきや、母と娘で男の取り合いに混血黒人パッシング問題と、えっちょっと30年代でこんなこと描いていいの?と驚くばかりで、というかむしろこれ>>続きを読む
お母ちゃんアンタのこといつも見てるわよ的なアレとしては「ステラ・ダラス」にはかないませんが、まあこれはこれで。
岡田茉莉子はなぜこんなにも衣装チェンジを意識させる女優なのか?中村登「河口」ではお洋服がお洒落だったけどこっちは和服。物語は大した話じゃないのでそっちにばかり気を取られがち。
家族関係という<怪物>との戦いと解放という形をとった<秩序の回復>。要するに保守本流家族ホラーでしかないといえばないのだけど、それなりに面白いです。
この手のが好きなマダム向けのかと思わせてまあストイック、ブノワ・ジャコだからな。音楽もほとんど後景に退いていて申し訳程度、大して役に立ってない感じなのでこの際音楽無しのほうが映画としての凄味は際立った>>続きを読む
何も面白くないw
強いて見どころをあげるとすればギター弾きながらビッグバンドをバックにソーラン節歌うシーン。なかなかいいアレンジだった。
伊藤雄之助超シブイな~
関係ないけど男は度胸女は愛嬌坊主はお経漬物らっきょってライミングが心に残る。悪徳金融会社つぶれそうな瀬戸際の状況で佐田&殿山&宮口輪になってラーメンすすってんのがうまそうだった>>続きを読む
宗教映画としての凄味。時代劇としてはちょっとツメが甘いかな〜?ってアメリカの監督にバッチリ決まった時代劇求めてもアレか(笑)
意外と長くは感じなかったな。塚本晋也の気迫が一番ヤバい。そして音楽ほとんど>>続きを読む
感動する映画というのにも2種類あって、鬼のように練られた伏線バリバリの脚本でカタルシス作用によるものと、別に脚本どうこういうのではなく映画を見ていること自体の、映画がそうして映画として成立してることに>>続きを読む
前の職場の同僚に「なにがおもしろいのかよくわかんなかったから見てみて」とすすめられた(?)のをようやく見た。まったく同感だった。なにがおもしろいのかさっぱりわからない。これは困った。たとえ今その子に会>>続きを読む
あまりにもつまらないので完全に寝たけどこの喋くってるオッサン美学理論的にはすげえ保守なこといってるよね?こんな奴の話面白いか?まあ寝ててちゃんと話聞いてないから一方的に文句つけるのもフェアじゃないけど>>続きを読む