marbo917さんの映画レビュー・感想・評価 - 37ページ目

marbo917

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殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

3.5

冒頭の「運動靴がキムチの汁で汚れた」にやられました。
「…新しい記憶」よりもシンプルだが、捻りがない。まだの方は再編集版だけ観ても十分楽しめると思います。

殺人者の記憶法:新しい記憶(2017年製作の映画)

3.7

未公開シーンを含めた再編集版。
終わり方が大きく異なるが、自分はこちらの方が好き。なにかあるたびに記憶を無くす為にストーリーが円滑に進まないのが若干イラつくところあるも、最後はそう来たか!とまんまと騙
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.5

いつ訳しとんねん的な通訳機、寿司のネタになりやそうもない水族館、セレブ達の寝床はどこ?…etcツッコミどころ満載のテリー・ギリアムの未来世紀ブラジルのオマージュ的な作品。

ソン・ガンホが言いかけって
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父の秘密(2012年製作の映画)

3.8

父の転勤により新天地に引っ越した娘アレハンドラは友人にも恵まれ学校にも溶け込み始める。
そんな中新しい友達の別荘に招待され友達と一線を越えてしまう。その様子を撮影した動画がネットに拡散され壮絶なイジメ
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イントゥ・ザ・ストーム(2014年製作の映画)

3.5

竜巻が来るまでの前置きが長いのが気になるけど、建物や飛行機や火柱までも飲み込む様は見ものでした。

ぼくを探しに(2013年製作の映画)

3.1

画角的には好きなんだけど、ストーリーがどうも…。

セブン(1995年製作の映画)

4.2

前半の雨のシーンが陰鬱な空気に始まり、最後は空気のからついた砂漠のような風景の中締めくくられる。救いようのない警察の仕事に嫌気がさし引退を決めた黒人刑事と赴任したてで躍起になる刑事の対比。

闇の執行
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野火(2014年製作の映画)

3.7

Amazon primeでは台詞の音量が小さく字幕もない為よく聞き取れなかったけど、飢餓というシンプルな題材がカバーしてくれている。
結構映像がグロいので、気分の悪い時にはオススメ出来ないかも。

祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.9

ドラマ版から劇場版まで踏破しているけど、一番の傑作。
一見複雑そうな相関図も見終わった後、整理するとスッキリして、謎解きの要素も楽しみる。
伊藤蘭の哀しげさ、小日向文世の人相がピッタリハマり、もう一度
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マッド・ドライバー(2016年製作の映画)

3.4

なぜ犬の鳴き声だけで隣人の部屋と分かったのか?なぜ一度見失ったのにアジトが分かったのか?無くなった兄と瓜二つって全然似てないし。
ツッコミどころ満載。
過剰な効果音とひねりのない展開。
まるで80年代
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パーフェクト・リベンジ(2015年製作の映画)

3.7

スペインに出張中の男が娼婦の親子をPC遠隔により救い出すストーリー。

娼婦の元締めに自ら囚われるシーンは緊張感があるけど、そこから抜け出す迄の取引が無理矢理感あり。

ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.6

容疑者として指名手配されていたラングドンが、よく分からないままあっさり容疑が晴れる。

謎解きのシーンばかりで、一旦整理することが出来ないままマグダラのマリアの末裔を探し当てる。

もっと噛み砕いて説
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マリアンヌ(2016年製作の映画)

3.9

ケベック出身の対ナチス工作員のブラピはモロッコで同じ組織のコリティヤールと合流し、ナチス将校の暗殺に成功する。やがて2人は恋に落ち結婚しイギリスで幸せな日々を送る。

そんな中コリティヤールがナチスの
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神経衰弱ぎりぎりの女たち(1987年製作の映画)

3.2

カルメン・マウラの全盛期でとっても綺麗。まだ若くて初々しいアントニオ・バンデラスもあどけない。
アルモドバル作品には珍しく、エログロなシーンを封印し、一人の男を巡って3人の女が振り回されるストーリー。
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欲望の法則(1987年製作の映画)

3.8

アバンギルド(?)な初期の頃の作品の中では、ストーリーも分かりやすいので一番観やすいかも。公開当時はここまであからさまなゲイのラブストーリーなんてなかったので、問題視されていたのかと思われる。

演者
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ナミヤ雑貨店の奇蹟(2017年製作の映画)

3.7

西田敏行が画面の中に居るだけで涙腺が緩む。
あの優しい声で語りかけると何か特別なものに聞こえてくる不思議さ。

インフェルノ(2016年製作の映画)

3.6

ストーリーの外枠は簡素だが、ダンテの謎解きがややこしくて全然頭の中に入ってこない。
フィレンツェのガイドブック的な映画として観るのがいいかも。

ハンニバル(2001年製作の映画)

4.0

レクターが回転木馬からクラリスの髪を撫でるシーン、パッツィ刑事の処刑など印象的な場面が記録にのこる。中でもポールの最後の晩餐が一番のインパクト。

いつになったら続編が作られるのかシリーズのファンの一
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ジュリアン(2017年製作の映画)

3.6

DV夫に追い詰められる緊迫感・ストレスが心臓に宜しくありません。あんなのが家族にいたら一生トラウマになりそう。

ダンボ(2019年製作の映画)

3.5

ハンディーキャップ、動物愛護の時代の流れを考慮し、家族で楽しめるファミリー映画にキレイに纏められている。

グラディエーター(2000年製作の映画)

3.7

グラディエーターとなり報復を決意する所までは良かった。
それ以後はマキシマスがコロッセオでコンモドゥスがなじるの繰り返しで失速し、マキシマスの最後があっさり過ぎて何だか腑に落ちない終わり方にモヤモヤが
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天使と悪魔(2009年製作の映画)

3.8

精密なシスティーナ礼拝堂、サン・ピエトロ広場の再現が素晴らしい。パンテオンやサンタンジェロ城などが観光気分に味あわせてくれる。

が、なぜカメルレンゴが暴走したのか経緯がはっきりしない為、犯行動機が不
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グロリアの憂鬱/セックスとドラッグと殺人(1984年製作の映画)

3.3

麻薬売人の息子が材料としていた薬を精神安定剤として愛飲するグロリアは、ドケチな義母、稼ぎの少ない夫、ゲイの次男に頭を悩ませる。
唯一の理解者の売春婦の隣人から紹介されたのは、売れない作家の掃除婦をする
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ザ・スリル(2013年製作の映画)

3.7

頭を空っぽにして楽しめる変態夫婦による鬼畜エンターテイメント。
それ以上もなく、それ以下もない。

ブリムストーン(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

家族4人で質素ながらも仲睦まじく暮らすリズの住む村に牧師が赴任してきた。
過去にリズが犯したの報復の為、息子が大切に育てた羊、最愛の夫が次々に牧師に殺されていく。

2時間半の長丁場のなか、中盤でよう
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サスペリア(2018年製作の映画)

1.5

難解極まりない苦痛の2時間半。
キャッチコピー「決して一人では観ないで下さい」とは何だったんでしょう?

ローマの休日(1953年製作の映画)

3.9

ローマを舞台にした映画といえば、まず思い浮かぶ不朽の名作。ヘップバーンは文句なく可愛いけど、グレゴリー・ペックもかなりダンディ🎩
こんなおとぎ話があってもいいと思う。

A.I.(2001年製作の映画)

4.0

最後にやっとママに会えた時はホッとできるとともに、これで死んでしまうのかと悲しい複雑な気持ちになってしまう。

人間に捨てられたのに、それでも愛されたいと願う気持ちに触れたくて、繰り返し観たくなる。

LOOP/ループ -時に囚われた男-(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

犯罪から足を洗うために過去の清算をしようとするもデジャヴから始まり、時間のループに囚われてしまう…と何処かで見た事のあるストーリー。

間違いを正す為に行動すればいいものの、恋人への裏切る余計な伏線が
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パターソン(2016年製作の映画)

3.0

詩を書く人のための教材ビデオ。
自分には退屈過ぎて完観するのがやっとでした。

美女と野獣(2017年製作の映画)

3.9

オリジナルに遜色ない仕上がり。
見始めは野獣の実写に違和感を感じたけどラストの頃は愛しいと思えるほど、愛着ある表情になってる不思議…すっかり魔法にかけられました。

魔法が解かれ、燭台:ユアン・マクレ
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昭和歌謡大全集(2002年製作の映画)

3.7

昭和歌謡の名曲をバックに、オバさんと青年の復讐バトル。

17年ほど前に公開された時は青年よりの目線で観れたけど、すっかりおじさんになった今見観ると少しオバさんの気持ちも分かる気がした。

来る(2018年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

霊媒師が対峙するあれが最後まで正体を明かさず、憑依する子供が根源とされるのが納得がいかなかった。他にも最後のオムライスの歌でのラスト、霊媒師の中途半端なキャラクター、いきなり過ぎる主要キャストの死が受>>続きを読む

キカ(1993年製作の映画)

3.8

メイクアップアーティストのキカは小説家ニコラスの頼みで心臓発作で死んでしまった息子ラモンの死化粧を頼まれる。施術中に生き返ったラモンと同棲を始めたキカだったが、その後もニコラスと関係を持っていた。ある>>続きを読む

私の秘密の花(1995年製作の映画)

3.6

夫との関係がうまくいかない主婦にはベストセラー作家の別の顔を持つ。
軍人でなかなか家に帰ってこない為、寂しさを紛らすように空想の世界でロマンスをタイプライターに書き留める…。

アルモドバルらしく突拍
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ライブ・フレッシュ(1997年製作の映画)

3.8

売春婦の子として生まれたビクトルは、初体験で一晩の相手をしたエレナに会いに訪ねるも不意の事故で警官ダビドを打ってしまい、下半身麻痺状態にしてしまう。
6年の刑期を終え出所しみたものは、ダビドとエレナが
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