映画侍さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ(2007年製作の映画)

3.2

吉田大八監督の長編デビュー作
「自分は演技が上手い、デビュー出来ないのは自分のせいではない!」と勘違い痛痛害悪女とその家族を描いたブラックコメディ。…ホラーでもある…

吉田監督は『無意識に感情移入で
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シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

marvelの新たなヒーロー物語観たスギ薬局だったので、狐狼の血2より先に観てしまったw

今までmarvel作品にはなかったスピード感満載の肉弾戦で魅せたカンフーアクション、そしてテン・リングスとい
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.2

レベル2を観るため復習鑑賞
改めて観て面白い…俳優たちの演技力、カタギを守るためならなんだってする警察の熱い物語、全てが最高すぎる。
ただ初めて観た時ほどの衝撃がなかったのも事実…こういう時悲しくなる
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.8

出版社の次期社長を巡って、騙し騙されながら権力争いをする会社内部の人間を描いている。桐島を撮影した監督とは思えないくらい、いい意味でタッチの違ったザ・エンターテイメントな作品。
あなたも思わず騙される
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任侠学園(2019年製作の映画)

2.9

社会貢献型ヤクザ、、ヤクザを引退して人情・仁義を腐った不良に叩き込む人は、ドキュメンタリーか何かで見たことがある。
そういう人をモデルにしてるのかなと思ったけど、余りにもコメディ路線過ぎたな。よくある
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.3

ヤクザ映画といえば「アウトレイジ」のような罵り合い、銃撃戦が目立つ映画ばかりに目が行きがちであった。
今作はヤクザと呼ばれる人達,その道でしか生きる方法がなかった人達がどのような生き方をしてるのか時代
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ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.3

ヤクザではなくプロの殺し屋が主人公の話。
ヤクザとか殺し屋とかの裏の世界を日常生活を交えつつコミカルに描いており、どこかリアルさを感じ取らせる原作は、かなり好きで単行本は全巻揃えてる。
という事で映画
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

3.8

タランティーノやんwwおもろっ!!
「ヤクザが服役中の嫁の為に映画を作る」こんなんどんな頭してたら思いつくねんw

タランティーノ同様と言って良いのか分からんけど、前半長いなぁと思ってしまう。でも全て
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.5

アウトレイジ遂に完結…

ってアホンダラァ!これ後日談じゃねえかよぉ!完全に前作で燃え尽きちまってんじゃねえか!!このやろダンカン!馬鹿野郎!!怒号はどうした!!声張れよ!アホンダラぁ!!!
…という
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

3.8

監督と主演の方の言葉を借りるなら、この映画のテーマとして「他人を受け入れる事」「夢を追いかける事」「映画の"良さ"」を描いた作品。
こんな良いテーマ詰め込んだ作品はもっとみんなに観てほしいすね

まず
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ハード・コア(2018年製作の映画)

3.4

渋谷のハロウィンのニュースに一言「クソが、」この山田孝之の一言を予告で見て気になっていた。

社会に行き場のない逸れもの達が織りなすSFコメディ。コメディという括りにあるものの、観ていてとても切なくな
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「穴」と呼ばれる毎日上から食べ物が降りてくる、そういう謎の施設で生き延びるためにただ"食べる"お話。

非常にマナーがなっておりませんね、食べる時はまず「いただきます」でしょうが!とか言ってられないデ
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.3

これよこれ!悪党大集結したらこれ!
ヴィラン側だからこそ容赦のない敵の倒し方(殺し方)と、ヴィランだから許される良い意味で残酷なストーリー展開。初っ端からやられましたw流石ジェームズガン監督!

音楽
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

2.8

公開前からめちゃくちゃおもろいって評判の2を観るため、めちゃくちゃおもんないと評判だった1作目を鑑賞

ジョーカーもバットマンも色々出てきてたし、話がてんやわんやしとる。いやそもそもブーメラン男、紐男
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僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション(2021年製作の映画)

3.2

今作はヒロアカ劇場版の3作目。
舞台を世界へと広げ、各地のヒーロー達やお馴染みのヒーロー,雄英高校の生徒達が今作でもプルスウルトラの精神で戦う。

2作目がめちゃくちゃ良くてすんごい期待してたせいなの
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

タランティーノ監督作品ラストは今作。

前半いらんなあって感想でよく見かけるけど、タランティーノ監督にありがちな展開。最後ド派手にかましてくれんだろ?と思っていたが、、一瞬じゃねえか…物足りんのぉ。
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ライフ・オブ・クライム(2013年製作の映画)

3.1

タランティーノ監督作ではないが、「ジャッキーブラウン」の前日譚。一度鑑賞して面白かったから、もう一度観たかった作品。
「ジャッキーブラウン」でサミュエルLジャクソンとロバートデニーロが演じたキャラクタ
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ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

3.7

タランティーノ作品も残り僅か。
ジャッキーブラウンって誰だよ?って思ってたら、まさかのサミュエルLジャクソン、ロバートデニーロを差し置いてパム・グリアという女性が演じてました。存じ上げませんでしたが、
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

3.7

今作は実は一度ほんの少し観たことがあったんだけど2回目でも意味のわからない展開に声出して笑ってしまったw

理解のできない監督のオナニー作品は、楽しくないし当然評価が低くするもんなんだけど、今作は余り
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キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

3.1

脳内相席食堂で千鳥が前作に比べるとボタンを押さなかったですねぇ…
唯一強くボタンを押した箇所といえば、パイ・メイ登場シーン、「パイ・メイが思ってた以上にパイ・メイじゃあ!」言うてました。

それはさて
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.2

名作と言われる今作、タランティーノ作品の中でもクセレベルが高いと思しき今作。遂に向き合う時がきた、楽しめる事ができるか!?Fight!!

「……何が良かったのかわからんけどぉしゅき♡」

パルプフィ
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.2

脳内千鳥が「ちょっと待てぃ〜!!」を押しまくってましたわw
1番の"ちょっと待てぃ"は、殺人集団クレイジー88の中に椿鬼奴、はたまたハイヒールのリンゴ姉さんらしき人がいた所かなぁ?

タランティーノの
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.9

待望のMARVEL新作映画!!
もう何年待たせとんねん、やっとやわ。

ナターシャがどうなったのかを知っているだけに、彼女が壮絶な過去,あの戦いが始まるまでの間彼女が何をしていたのかが分かる今作を観る
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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

3.6

タランティーノ好きの友人曰く、今作はタランティーノ監督作品にしてはクセがあまり無く、かつ彼の作風がしっかり出ているらしい。

確かに長時間にも関わらず、今作でも全く時間は気にならなかったし、血みどろバ
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

4.2

ちょっと待てぃ!!
なんやこのザ・エンターテイメントはぁあ!!!
ゴリラと脳汁ぷしゃぁ〜!!!トカゲも一緒に脳汁ぷしゃぁ〜!!もう僕こんなの観させられたら頭おかしくなっちゃっうヨォ〜〜!!

ただのモ
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ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.0

長時間、西部劇。この二つの食わず嫌い要素が入っていたせいで中々観る気にならなかったが、どちらも全く気にならない面白さ。

舞台は1883年。黒人に人権など無く"奴隷制"の名の下、人身売買が普通に行われ
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オーシャンズ13(2007年製作の映画)

3.7

ダニーオーシャン率いるチームでの仕事は今作が最後。
全員に見せ場があり、11を彷彿させるラストシーンは彼らの成長を感じさせると同時に、この集まりはもう見れないのかと寂しさを感じさせた。

このシリーズ
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ピーターラビット2/バーナバスの誘惑(2020年製作の映画)

3.3

あのピーターラビットにまさかの続編、彼らの仁義なき戦いをもう一度観たかったのでありがたい。

うさぎ達は相変わらず可愛くて思わず微笑んでしまうけど、映画的にはピーターラビットというキャラクターに見慣れ
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オーシャンズ12(2004年製作の映画)

3.9

いや12も11に負けず劣らずの面白さやわw
前作と比べると、遊び心満載になった今作。もはやコメディ映画と言っていいほどシュールなお笑いが繰り広げられる。隠語で会話しまくるシーン、かなり笑えたなww
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

4.0

最近ポーカーまたやり始めたからカジノ映画観たいと思ったのか、猛烈に今作が観たくなった

やっぱ11がいっちゃん好きかなぁ?
その道のプロ達が集まるシーンが好きなんよなぁ…バシャーがやっぱ盗るならプロと
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.8

フォレストガンプって主人公の名前なんやな。この有名作が一人の男の半生をただ描いたもんだなんて思わなかったw

でもこの男余りにもピュアで真っ直ぐで、観ていて全く飽きない人生を送ってやがる。まるで主人公
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

「非凡で平凡な1日をもう絶対に来ないと思って存分に楽しんで過ごす」

まさかこんなメッセージのある映画だとは思わなかった。
"タイムループして何度も同じ女性と恋に落ちる"ラブコメディだと思って観てたか
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.8

心あったまるなぁ〜ウンウンウン

なんか最近邦画ばっか観てて忘れてたけど、洋画の良さの一つって明確に善と悪が分かれてるんだけど、最後は悪と仲直り的な事して絶対happyに終わることなんよね、今作もそれ
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くれなずめ(2021年製作の映画)

3.6

結婚式披露宴で余興をするために集まった高校時代の友人6人の変わらない友情を描いた奇妙なヒューマンドラマ。

ん、、、惜しいんよ!!
思ってたよりファンタジー!というかファンタジーなんて思ってなかったか
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.1

かの有名ヴィラン"ジョーカー"と破局したハーレイクインが大暴れしてるんだけど、ありゃ?アクション映画ってこんなハマんなかったか?って感じ。

別におもんないわけじゃないねんけどな。「ウーマンパワー舐め
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.5

今泉監督作品5作目。
男と女が付き合うまでの出会いをテーマにオムニバス形式で描いた恋愛群青劇。

たとえ運命的な劇的な出会い方でなかったとしても、"この人だから"幸せなんだと思える、後からその出会いに
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