masaccoさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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ホワイト・クロウ 伝説のダンサー(2018年製作の映画)

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ダンスシーンはもちろん、終盤の緊迫感あふれる空港でのシーンがすごい!注射、ってコワイよUSSR。
出生コンプレックと対をなす自尊心の高さ、努力家、気難しさ、母への愛、父なるものへの不信感など、「ルドル
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クロノス(1992年製作の映画)

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ギレルモ・デル・トロ監督29歳の作品。スチームパンク&ヴァンパイアもの。デバイスの内部の描写が気持ち悪くておもしろい。少女のファッションがかわいい💕

牯嶺街少年殺人事件(1991年製作の映画)

5.0

14歳のチャン・チェンが土手を転げ落ちたりガンマンのマネしたりかわいい😍
扉への映り込みとか割れた電球とか芝居を直接映さない印象的なシーンがたくさん。

レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

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熊に食われるデカプリオ、生肉を喰らうデカプリオ、薬用サウナで癒されるデカプリオ、馬で暖をとるデカプリオなどなど、デカプリオがすごい‼️
大自然もきれい。

オフィーリア 奪われた王国(2018年製作の映画)

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「レヴェナント」も同じだけどこれも「復讐するは我にあり(..って神様が言ってるよ)」の話だった。最後あっさり修道院を目指すのも納得。
ハムレット役のジョージ・マッケイはやっぱりモディリアーニの絵画っぽ
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ブレンダンとケルズの秘密(2009年製作の映画)

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角張ったキャラクターデザインとか、狼の妖精キャラとか、マンガのコマ割り風カットとか「ウルフウォーカー」に通ずるものがある。キャラの躍動感はもちろん、木の実を探す森でのシーンが美しく素晴らしい。

ソング・オブ・ザ・シー 海のうた(2014年製作の映画)

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シアーシャがベンにいじめられつつくっついてまわるのがけなげでかわいい。髪を耳にかけるとことかくしゃみとか😍あとシアーシャの歌を聴いてうるうるするアザラシたち超かわええ🥺
夜の海など暗いシーンが印象的。

ウルフウォーカー(2020年製作の映画)

5.0

町と森の美術表現の対比、狼の嗅覚や触覚の視覚化、狼の魂の描き方など素晴らしいのは言わずもがな、少女たち、特にウルフウォーカーのメーヴの造形がすごくいい❗️目の下のそばかす?とか、筆みたいなヘアスタイル>>続きを読む

リベレイター 南米一の英雄 シモン・ボリバル(2013年製作の映画)

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19世紀初め(日本では江戸時代後期)、スペインの植民地だった南米大陸を解放し統一した英雄の話。独立戦争ならでは、庶民が(女性やこどもも)参加するアンデス超えや戦闘シーンは新鮮だった。GOTのラムジー・>>続きを読む

俺たちダンクシューター(2008年製作の映画)

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おちゃけロシアンルーレットとか、吐く吐かないのくだりとか、ギャグの質感が懐かしい!ウィル・フェレルが191cmと意外とデカかった😳
アウトキャストのアンドレ3000が愛嬌があっていい役演じてたなぁ〜

ボックストロール(2014年製作の映画)

5.0

ライカ2014年の大傑作!!特に悪役スナッチャーのキャラクターが良い!大衆演劇女優に扮してトロールの悪評を広め自ら駆除するというマッチポンプ。チーズアレルギーにもかかわらず権力者の催すチーズ試食会に招>>続きを読む

惡の華(2019年製作の映画)

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思春期、心の灰汁を持て余していた頃のぶわぶわとした気持ちを思い出して、うわっ、ってなった😱
主演キャストの2人が中学生に見えない。これ、実際の中学生くらいの役者さんで撮るの無理だったのかなぁ。熱演は、
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テルマ(2017年製作の映画)

5.0

おもしろかった!!映像が美しく、刺激的で、禍々しい。セリフではなく映像が物語る、監督が形容するところの「ロマンティック・スーパーナチュラル・スリラー」。少女が父親からの抑圧から解放され自分らしく生きて>>続きを読む

アマンダと僕(2018年製作の映画)

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アマンダがぷくぷくしててもかわいい。ドッヂボール中にダヴィッドに気づいた時、おばあちゃんに「美しい」と言われた時ので笑顔が良い。泣き顔も切ない。
ダヴィッドがレナのことを諦めないところが良い。
べたべ
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サマーフィーリング(2016年製作の映画)

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誕生日パーティ、深夜のクラブ、ウォールハンドボールなど楽しい笑顔のシーンでも拭いきれない喪失の悲しみの深さが感じられる。またPixiesがよく合うのよ〜。
フランスアヌシー湖のシーンが美しい。行ってみ
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明日への地図を探して(2020年製作の映画)

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“奇跡”って和訳してたけど、そんな大袈裟なものではなく原語の“tiny perfect things (またはmoments)”がふさわしい物語。「いつだってperfect moment で、それの積>>続きを読む

静かなる叫び(2009年製作の映画)

5.0

すね毛を剃りストッキングをはきハイヒーをはくのを強いられ、「育児で辞められると困る」と言われ、憎悪と最悪の暴力を被る、女性のなんと生きづらいことか。それでも希望を見つけ「生」の選択をしたヴァレリーが眩>>続きを読む

クエシパン ~ 私たちの時代(2019年製作の映画)

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ケベック州先住民の居留地の暮らしが描かれる。検問を通りかつて住んでいた土地へと北上し、カモシカを携えて帰ってきてリビングで捌く。猟は伝統だそうだ。銃と鏡と引き換えに居留地に移住したという彼らの家の鏡が>>続きを読む

私たちの青春時代/思春期 彼女たちの選択(2019年製作の映画)

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フランス地方都市の少女達の思春期に迫るドキュメンタリー。少女達より彼女らの母親の5年後の変貌っぷりに驚愕😱45歳そこそこだと思うんだけど..。2人とも娘に執着しすぎ。支配すな。
少女たちは、泳いだり男
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高地戦(2011年製作の映画)

5.0

すごいものを観た。おもしろかった!朝鮮戦争を描いてはいるけど、これ反戦映画だかんね‼︎
燃料庫を介した交流、狙撃兵「2秒」の正体、17歳の新兵と歌の共有、「浦項」での出来事と青年大尉、12時間の仕切り
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バーニング・ゴースト(2019年製作の映画)

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異世界ロマンスを平熱の演出で描く。派手なのはジャケットくらい😅
愛し合うふたり。でもこの世とあの世、生と死、という大きな障害があって、お互いの姿は見えない。でも気配は感じ取れるし、幻を共有できるくらい
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シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢(2018年製作の映画)

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「四角い」ストレス社会で傷ついたおじさん達が、シンクロを通じて影響し合い連帯し「丸い」人間らしさを取り戻す。
「フィジカル」が流れるトレーニングモンタージュ、「イージー・ラヴァー」に合わせた演技シーン
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

5.0

キアヌが焼き入れられたり砂漠で行き倒れたりガラスに叩きつけられたり色々酷い目に遭うんだけど、その過程で170人以上を殺しまくる、美しいアクション映画。いちいち急所を狙って確実に仕留めるのがいい!馬の蹴>>続きを読む

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

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実在の銀行強盗74歳をハリウッドのレジェンド俳優ロバート・レッドフォード80歳が演じる。脱獄回想シーンは彼の過去映像のサンプリングで他にも過去作から色々なシーンが引用されており、ファンは泣けるらしい。>>続きを読む

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

5.0

シャーリーズセロンかっこいい!オープニング「ブルー・マンデー」から超アガる!凶器の赤いハイヒールや黄色いホースがモノトーンの衣装に映える!鍵男とのフラッフラの死闘からのカーチェイスのわくわくするカメラ>>続きを読む

最初で最後のキス(2016年製作の映画)

5.0

ポップで瑞々しい青春映画!偏見と拒絶、改竄されたトラウマ、偉大すぎる兄の亡霊。それぞれの問題を抱えた若者達が癒し合い後に傷つけ合う様が痛い。ありのままの自分で在ることの何と困難なことか。「知恵と勇気」>>続きを読む

ブリス ~たどり着く世界~(2021年製作の映画)

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SFだと思って観ていると眠くなっちゃうけど、薬物依存症患者の妄想、認知の危うさを味わう映画だと思えばおもしろい。”まとも“な人がホログラフに見えるんだ、とか。くたくたのオーエン・ウィルソンが味わい深い>>続きを読む

ジャスト・キッズ(2019年製作の映画)

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まだ若い青年が幼い弟の後見人になる話。悩むことがメインだけど自己犠牲には偏らないのがよい。父親の死の原因、生ハムの件は謎のままだけどドラマチックに帰結しないのがリアルなのかも。消えたイグアナとの偶然の>>続きを読む

私をくいとめて(2020年製作の映画)

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挫折、諦め、嫉妬、屈辱などバラエティに富んだみつ子の怒りの独白がすごい!プッチのワンピのくだりとか「ちょうどいい」繰り返しとか笑えるシーンもあり。多田くんが誠実な人だとわかる、新しい靴下のシールを持ち>>続きを読む

女は二度決断する(2017年製作の映画)

4.9

ダイアン・クルーガーのひりひりする演技がすごい。「海」の章では、海水浴の動画を観て「ママもおいでよ」って息子に言われて決断しちゃったのね🥲
2回ある生死の境目に異なる血が流れるのも興味深い。特に水中の
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フェリチタ!(2020年製作の映画)

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「幸福」というタイトル。ユーモア、想像力、愛のある幸せな家族の話。紫陽花?の咲き乱れる庭のシーンが美しい。ママと猿のぬいぐるみのエピソード、パパがトミーの身長をタトゥーで記録してるのがキュート。トミー>>続きを読む

無言歌(2010年製作の映画)

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1960年中国「反右派闘争」でゴビ砂漠での開墾を強いられた男達を描く“映画”。“ドキュメンタリー”として公開するには不都合な真実。監督いわく「過酷さ残酷さを80%カット」したというが、飢えにまつわるエ>>続きを読む

ウォーリアー(2011年製作の映画)

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関節技の兄と打撃の弟がそれぞれの理由を背負って総合格闘技で戦う話。父と兄弟とで憎しみ合ってるけど格闘技で結ばれてる。ラストはそっち?と思ったけどハラハラしたしおもしろかった。
トムハの僧帽筋と三角筋と
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聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

5.0

自己チューで支配的で優柔不断なダメ夫が、過去に犯した罪に対する「バランス」を取らされ、てんやわんやになる話。媚び、脅迫、偏見、差別など人間の嫌なところが満載の反面、卑俗な可笑しみもたくさんあって変な映>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

5.0

身体的心理的DVで女性を支配しようとする男性からの逃亡、抵抗、そして復讐劇。何も無い空間ですら怖いのに、存在が露になる演出の数々が斬新で意表を突かれおもしろい!(恐ろしいけど!)“ガスライティング”の>>続きを読む

グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

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こども主演だけどこどもが観ちゃダメなやつ。少年たちにとっては武器や医療用教材にしか見えない小道具がポップに大活躍!「ウンチの臭いがする」って生々しいわ。小さな冒険を通して3人とも成長し関係性は変わって>>続きを読む