ますみさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ますみ

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父親たちの星条旗(2006年製作の映画)

5.0

「英雄とは必要に迫られて、人が作るのだ」
英雄は死んだ者か生き残った者か。当事者はそんな事よりも友を失ったことに向き合う時間が必要なのに…戦場には計り知れない苦悩があることを周りはもっと配慮すべきだ…
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彼らは生きていた/ゼイ・シャル・ノット・グロウ・オールド(2018年製作の映画)

5.0

多くは自分となんら変わりない若者たち。死と向き合いながら日常生活することの過酷さ。帰国した時の無力感。全てが想像と違ってた。
ジャケットのシーン、後ろを振り返りながらもナレーションは「前に進むしかない
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アンストッパブル(2010年製作の映画)

3.5

むかしの備忘録。アクションが好きだった頃楽しんだ記憶。

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

被害者も実行犯も偶然事件に関わり、乗り切るには仲間と団結するしかなかった。偶然が違えば立場が逆の人もいたのではと思うほど、実行犯も普通の若者だった。
テロリストが震える人質を見て笑ったかと思いきや、コ
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コッホ先生と僕らの革命(2011年製作の映画)

3.7

ほっこり系みたい時におすすめ。子供の素直さと立ち向かう勇気がとてもさわやかに感じられる

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.5

ファンタジー調のもの苦手だけど、これは1人の人生にしっかりフォーカスされてたから楽しく見れた。
絵本みたいにポップだけどブラックユーモア満載。アガサがキーマン。

ライトスタッフ(1983年製作の映画)

4.0

男の団結力かっこいい…成功も失敗も7人で分かち合う姿…でもやっぱイエガーがいちばんだ。俺の飛行機が待ってる…泣
「ガムもってるか?」
「命を捨てる覚悟で任務に就いた男は立派だよ」

許されざる者(1992年製作の映画)

3.0

話が荒い、ネッドが弱い、キッドガキすぎな所が気になってはまらなかった。
でも鑑賞後勉強して分かったのが、当時流行ってたかっこいい西部劇は実際は嘘っぱち、現実はもっと生々しく不恰好なもので、本作ではリア
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霧の中の少女(2017年製作の映画)

3.8

観客3人の中で見た、指先の感覚なくなるくらい怖かった笑

人間の心理を逆手に取ったサスペンス。自分の感覚を信じられなくなる。おもしろい。

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

5.0

不器用でも正しいと思う事をしてきた誇りがあって、チャーリーにその大切さを教えてあげようとしてる。タンゴのシーンも紳士的で、一緒にした時間全部がチャーリーの集会での発言に繋がったんだろうなあとおもった。>>続きを読む

百円の恋(2014年製作の映画)

4.0

だらだら話進むのかと思いきや、ボクシング映画に切り替わって面白かった。
「お前、なんか変わったな」
頑張ってるからこそ響く言葉。力抜ける相手がいてよかった。
ベタだけど髪切るもよかった。

GO(2001年製作の映画)

4.5

留学中アジアンコンプレックスあったからちょっと共感した。
抜け出すには環境か行動を変えるしかなくて、必死に向き合ってた杉原の若さとエネルギーがよかった。ベットでの会話もお互い自分の事しか考えてない、若
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娘は戦場で生まれた(2019年製作の映画)

4.5

病院で赤ちゃん蘇生させてる場面は目を背けてしまった。終始圧倒的臨場感。
ただ最後赤ちゃんをシンボルのように使ったり、段々と撮影者のエゴが出てきてしまうところは客観的に見なきゃいいけないとも思った。それ
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

5.0

語れない。でも絶対にみるべきだしまた見て勉強したい。

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.5

いまさら初鑑賞。古いSF苦手なの多いのにこれは今見ても感心するくらい面白かった

ケス(1969年製作の映画)

5.0

「今も(鷹にその姿を)見せてもらってるんだ」
不条理な人生でも鷹に出会って夢中になれたのに…誰に何を求めたわけでもないのに…人生こんなもんなんて言えないくらいに胸が痛かった。

2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

3.7

過ちを糧に進める人こそこの時代のリーダーに相応しい。
難しい議論をおじいさんの他愛ない会話調にまとめてて見やすかった。

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

5.0

芯の強いおおらかさを持つすずがとても魅力的。後半つらい事ばかりでも、義姉の一言で家に残ることを決めるところとか、優しさにまっすぐ飛び込める姿にエネルギーを貰えた。
のんの声かわいいなあ

マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

5.0

「ここは地球で、エリックがそばにいる」「今度あの子に手をあげたらあなたを殺すわ」
スニーカー、交換かと思ったら冒険の続きをさせてあげるのか泣
レビュー書いてて思い出し泣きしそうになった。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

3.8

戦争を少年目線でファンタジーに捉えた映画。
靴ひもも結べない弱虫な少年。母の死に足元で泣く。その後初めて人を殺そうとする。でも最後には優しく女の子をエスコートする。残酷な日常の中で逞しく成長する姿があ
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

5.0

好みすぎて、映画館で2回みた笑

主観で見てるようなカメラワーク、RPG的な構成、最後の走り、兄の男泣き

どこを取ってもおもしろすぎた。ネタバレ前後で違った見方でみれて、どっちも良かった。

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

5.0

「これは命のリストです。このリストの外側は死の淵がある」「力とは、殺しを正当化できる時でも殺さないことだ」「もっと努力していれば、あと1人は救えたかもしれない」

映画館でこの世界に入り込んで見たかっ
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メイジーの瞳(2012年製作の映画)

4.0

いま目の前で本当に愛してくれる人を選んだメイジーは勇敢だし、幼い子にこんな酷な選択をさせる親はやっぱり許せない。。
誰からの愛情かよりもまっすぐな愛情かが大切だなあ。。

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.7

言葉にしても伝わらず、感情だけが溢れ出てある事ない事吐いて、吐いた自分に動揺して崩れ落ちる。現実にいたらいちばん嫌うタイプだけど、映像でみるとなんか健気で羨ましくなった。最後、愛も含んださようならを表>>続きを読む

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.8

弱気で子供っぽい姿から一変、表に立つと言葉が彼を奮起させる、といった感じ。そしてぶれない。
偉人の側にはいつも犠牲になってる身内がいて、彼らがそこに目を向けるは死ぬ間際くらいなのかな。
電車のシーンは
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

4.5

主題はメディアリンチ。
知ろうとせずに分かるものなんて無い。信じることは責任を伴うもので、その責任は発信するメディア側にも受け取る視聴者側にもあると思う。
描写がリアルで、途中どちらを信じるか迷うくら
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