2021年一番笑った。
面白いのが、元の脚本と出来た作品が結構違う事。
主人公ガイは元々ネガティブなモブキャラの設定だったが、銀行員としての生活を日々エンジョイしてる設定に変えたことが大きな変更点。>>続きを読む
黒澤明の羅生門を、舞台を中世ヨーロッパに移し描いたリドリースコット作品と言える。
2時間半を長いと感じさせない構成と展開、適材適所に置かれた役者とその演技力、光と陰を巧みに使った絵画のようなコンポジ>>続きを読む
ザックスナイダーのゾンビ映画。
長編初監督作品。
ゾンビと戦うぜ!銃ぶっ放すぜ!カッコいいってこういう事だろ!ってザック節全開のアクションサバイバルホラー。
破滅に向かう現実世界のシナリオを我々には止める事は出来ない。だからと言って諦めるのではなく、それに必死に抗うだけだという監督のメッセージ。
シリアスになりがちな終末思想を、力の抜けたブラックコメディ>>続きを読む
「RAW」のジュリア・デュクルノー監督の二作目にして2021年パルムドール作品。
SWALLOW、透明人間など、女性が受ける精神的苦痛をボデーホラー・スリラーで表現した作品の中でも演出が頭一つ抜けて>>続きを読む
見たときはダラダラしたストーリー展開とあからさまなメタファーにしらけた。
それ以上に何か、どこか好きになれない部分があった。
時間を置いて考えてみると、怠惰な空想家である主人公の中に、サボり癖のある自>>続きを読む
ダメ親父マーティンを演じるマッツミケルセンがカッコ良すぎる。
家庭も仕事も上手く行かない教師のマーティン。お酒を少し飲めば仕事が捗るという理論を証明するために、同僚の教師達と実験と称して毎日お酒を少>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ポスターが、全てを語ってる。
この瞬間を見るための100分間。
不器用な元炭鉱夫で6年3ヶ月の服役を終えた主人公勇作を高倉健が演じてる。愛する嫁の未来のためと信じ服役中に離婚を切り出すほど不器用な九>>続きを読む
少年院を仮出所した後、自分の嘘がきっかけで片田舎の司祭に成りすます主人公ダニエル(20)。冷徹な表情の中に純粋無垢な瞳がアンビバレンスなバルトシュ・ビエレニアが演じる。Bartosz Bielenia>>続きを読む