megさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

megさん

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パトリオット(2000年製作の映画)

3.7

まぁやりすぎもあるけれど、こういうヒーローをアメリカ人は好むのだろうな。
女子どもには優しく、敵には滅法強く、人を束ねる力もある。
単純過ぎて痛快です。

12か月の未来図(2017年製作の映画)

4.1

よかったです。
皆自然な感じで押し付けがましくなくて、適度に問題視をし、適度に熱くなっていき、爽やかに終わる。こういうものの方がかえって観る者に入ってくる。

おまけを2つもらった。1つ目は鏡の間の疾
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生きてこそ(1993年製作の映画)

4.0

実話の映画化を観ると「もし自分だったら」と考えるものだろう。

作品の前半はアントニオのリーダーシップに注目し、後半はナンドの挑戦執念が主題となっている。アントニオの様子は立派で、迷いや辛さと格闘しな
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クレイジー・ハート(2009年製作の映画)

3.5

2人の老いた男が釣りをする、その美しい風景がとてもよかった。

おかえり、ブルゴーニュへ(2017年製作の映画)

3.6

ワイン、分かる人になりたいなぁと予々思ってきたけれど、呑めない口なので憧れだけ。この作品ではワインの作りの1年を知ることができ、決してワインはおしゃれなだけのものでなく、やはり何の物作りでも作り手の思>>続きを読む

イングリッシュ・ペイシェント(1996年製作の映画)

3.7

時間軸の構成、そこに出てくる人々の描き方、撮影のスケール、「泳ぐ人の洞窟」かなり丁寧で成功している、さすがアカデミー賞かと思う。
でも不倫というストーリーの筋がやっぱり…。

この度の夏休みもまたおこ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.8

ストーリーはそうでもないのだけれど、それ以外はとても細かく凝っていて、カメラワークは丁寧で、壮大な演出で作られており、コミカルであったりファッショナブルであったり、すごい作品だと思う。
ただ長かった…
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フェイク・ライフ 顔のない男(2014年製作の映画)

3.5

思っていた以上におもしろかった。
異常な趣味に没頭している中年男、普通に家族に愛されているようなのに普通に仕事もできているのに、とか警察の捜査は杜撰では?とか犬は気づくでしょ?とか突っ込みどころは少な
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ヒューゴの不思議な発明(2011年製作の映画)

3.4

壮大な美術、映画・メリエスへのオマージュ、とても堪能できた。
でもストーリーの運びがもたもたしていたりよたよたしている感じで、最後になって、あらこれは少年への思いの作品ではないのかと、これはメリエスへ
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ハッピー・アニバーサリー(2018年製作の映画)

2.9

おばさんが観てもなぁ…。
もうこういうの、とうの昔の感覚だしね…。
でも分かる分かる、これでいいのか?とか私間違ってない?とか、も止めよとか、若い時はあるなぁと。

若い2人の1日の騒動。
短くて妥当
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.1

スーザンの生き方も、エドワードが書いた小説の暴力性もそれを利用して復讐を果たすやり方も、嫌な感じなんだけど、この作品ではさらりとクールな大人な感じで、嫌ではなかった。

面白かった。
トム・フォードの
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レインマン(1988年製作の映画)

4.0

優しい気持ちいっぱいになれた。
レインマンはレイモンドだったと気づいた時、
チャーリーはメインマンだと言ってくれた時、2人が別れる時、そしてベガスの噴水の周りを運転した時、じんわり涙が出た。

ひとり
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パリ、嘘つきな恋(2018年製作の映画)

3.5

なかなか爽やかで、クスッと笑ったりいいなぁと思ったり、楽しめたと思う。身障者のフロランスの生き方とか切なさなどには教えられたり勇気づけられるものもあった。
また、脇役の親友のマックスや秘書のマリーはよ
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.7

終わりにかけての演出、ジャックが亡くなった経緯を聞いてイニスが想像したジャックの姿、殴り合った時のシャツなどがとても印象的で、ぐっとこの作品をよくしていると思う。

俳優たちがどなたも皆演技力があって
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ルース・エドガー(2019年製作の映画)

3.9

重くてやりきれない。不愉快な内容とも言える。でも単なる不愉快さだけではもちろんなく、たくさんのアメリカの悩みがある。登場人物たちの一つ一つの言動が見逃せないものになっていて張り詰める(ルース、ハリエッ>>続きを読む

マイ・レフトフット(1989年製作の映画)

3.6

小児麻痺の彼が温かい母や兄弟に囲まれて才能を開花させる。その素晴らしい成功までをダニエル・デイ・ルイスの名演技と優れた構成で描いている。

印象に残っているのはサッカーのシーンとレストランでテーブルク
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ハンターキラー 潜航せよ(2018年製作の映画)

3.9

お仕事ぶりがかっこいい。
男はこうでなくちゃぁね。
ついていきます‼︎

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.5

観ている最中はこの家族のチグハグぶり、お兄さんの怒鳴り、妹の起伏の激しさ、お母さんの働きの薄さ、義理のお姉さんの訴える瞳、そしてちゃんと話さないルイにすごく疲れた。こんな不協和音な家族って…。そんな大>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.4

久々の劇場鑑賞、そしてそれがこの作品で本当によかった。
とてもとてもきれいだった。一番よかったのはジョーとベスの浜辺。

オルコットがこの原作を発表したのは150年前。その後何度も何度も映像化されてき
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希望の灯り(2018年製作の映画)

3.5

(少し前に観たのに、書き留めるのを忘れて、内容も忘れてしまった…。)

僕はラジオ(2003年製作の映画)

3.4

ハイスクールの若者がすることはまぁ仕方ない、そういうことをするかもねと思えるが、大人たちの振る舞いや行動にはそれでは済まされないだろう。 同じ事象や変化に対して、どんな態度をとるのがいいのか、大人なら>>続きを読む

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

4.1

さわやかで憧れもし共感もでき、適度に切なく、笑いもありでよかった。
思っていたよりはるかによくて、うれしかった。

ヒースロー空港に行ってピープルウォッチングしてみたい。イギリス人のようにストレートに
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イーグル・ジャンプ(2016年製作の映画)

4.2

シンプルに伝えたいことが伝わり、それ以上に惹きつけられる映像(ジャンプ競技の迫力!)もあって、よかった。

折しも東京2020の開催が心配な今、アスリートたちの事を思ってしまった。

角刈り(風)、ジ
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ゲット スマート(2008年製作の映画)

3.3

出演者たちがよかったのもあり、スコアは少し上がりました。

アレクサンダーの、ヒドクて、ヒサンで、サイテー、サイアクな日(2014年製作の映画)

3.8

軽くて温かいホームコメディーでした。

スティーブ ・カレル、好きだなぁ。鼻がなんて高いのでしょう。 すてきだし、楽しかった。

犬と私とダンナのカンケイ(2012年製作の映画)

2.4

これはかなり…。
俳優さんはいいし、犬もかなり好きな方だから、どこからか何とかおもしろくなるかな、なるだろう、なってよって思ったけどだめだった。
時々笑えて、あれ?これコメディー?っていう期待もあった
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僕たちのラストステージ(2018年製作の映画)

3.7

おばさん年代には本当に心地よく温かく程良い作品でした。

相棒とはみたいなことを思ったりして…。

ベレー帽を「これ、たためるんだ」みたいに勧めるシーンが記憶に残った。

ザ・ブック・オブ・ヘンリー(2017年製作の映画)

3.9

ちょっとずつ何かがしっくりこないというところが何箇所かあって、その際たるところが終盤のクライマックス?シーン、母が止まるところ。そこで気付くか?、それで止まるのか?…。
あと、リー・ペイス(かっこよす
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

映画の分類(ドラマとかSFだとか)でいうと、この作品はホラー、サスペンスとされている。そうした場合、私は見ない。ホラーは苦手。
でも夫が「これはホラーではない」と勧めるので観てみた。
怖くないし、興味
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ワンダーストラック(2017年製作の映画)

3.1

児童(?)文学、ファンタジーを映画化したもののようなので仕方ないのだけれど、そこここに⁉︎というところがあって、なんで?というところも、あれあれ見逃した?聞き逃した?という感じも結構あって、筋がおかし>>続きを読む

ロシアン・スナイパー(2015年製作の映画)

3.5

実在する1人の女性スナイパーを描いている。
戦闘シーンは迫力があり美しい。

でもなんとなーく中途半端かな? 彼女は何を思って狙撃をしているのか、何が彼女をそうさせているのかを知りたかった。

ワタシが私を見つけるまで(2016年製作の映画)

4.2

軽くて明るくて等身大でちゃんとしている(ちゃんとしてきた?した!)から安心して楽しく観ることができた。

群像劇と言うとちょっと合わないけれど、恋にまつわるいろんな人が出てきて、その一人一人がみんな興
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ベン・イズ・バック(2018年製作の映画)

4.0

息子がいる、期待どおり(まぁ勝手にしたまでですが)にはいかなかった彼だが、その彼がたまに犬に会いたいといって実家にもどってくる。普通に迎えているつもりだが、何となくよそよそしさが漂い、何となく私も気を>>続きを読む

ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

3.7

pay it forward
胸に刻んで暮らしていきたいと思った。
冒頭の教師の言葉、母への「許すわ」、最後のトレバーの言葉、分かりやすく響く。

皆さんのご意見、やはりラストについては言いたくなりま
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