megさんさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

megさん

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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.5

なかなかにワイルドなロードムービーで、ずっと歩くのか…?筏かい⁈、時々追いかけて来ては去っていく追っ手など。ファンタジーですね。

シャイア・ラブーフは魅力的でした。

ザックのポチョポチョ白パンツ。
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ファザーフッド(2021年製作の映画)

3.7

さわやか、ほっこりでした。
よくあるストーリーの作品なのに、ちゃんと魅力的でした。
若い夫婦には楽しい作品かも。
子どもが幼い内はたくさん愛して下さいませ!

AK vs AK(2020年製作の映画)

3.4

とても巧みな構成で興味深い作品だった。
私の中のインド映画が変わった。

でもやっぱり終盤までの内容、人を弄ぶのが酷くて嫌だったので、このスコア。

ソウル・キッチン(2009年製作の映画)

2.8



ドイツの笑いというのが私には分からない、合わない。

思い出した、「ありがとう、トニ・エルドマン」
何がおもしろいのか全然感覚が合わなくて無理だったの。

イップ・マン 完結(2019年製作の映画)

3.6

うーん…
前作「継承」がとても美しくよかったので、それに比べると  残念かな。

それでも葉問先生は穏やかで清廉。シリーズ全部観ました、よかったです、どれも。

野性の呼び声(2020年製作の映画)

3.4

CGとかVFXとかのなせる技術で、子どもならワクワク楽しめると思う。でも私は日頃からディズニーは観ないし、やっぱり無理だった。
でもハリソン・フォードも、オマール・シーまで出ていて、雪崩のシーンや川や
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

4.4

こっこれはかなり来ました。
タイ映画、すごい!

捨てるとか忘れるとか捨てられるとか忘れられるとか、返すとか返されるとか、ものすごく深くて、人の機微に触れる部分で、それを思い起こさせてくれて、それをと
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

3.6

この作品の製作者はリゾートが嫌いなんだな、きっと。
と、思ってみたらすごくおもしろかった。そのとことん感がおもしろかった。

(「ザ・スクエア」の監督だった、なるほど。)

もうひとりの息子(2012年製作の映画)

3.7

やっぱり母親は出産をしているわけで、育てただけではない分、父親たちとは違うよねとは思った。両方の母親、両方の父親ともが同じ姿勢で、母親たちが自分のどちらもの子どもの事を第一に考え行動しようとするのに対>>続きを読む

ワイルド・ローズ(2018年製作の映画)

4.2

サントラを聴きたい!
カントリー(カントリー&ウェスタンなら分かるんだけども…)という分野なのね、知らなかったけれどシンプルなコードと味がある歌唱でいい!と思った。あのような会場で聴く文化もいいなと思
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読まれなかった小説(2018年製作の映画)

2.3

最後まで忍耐だった。
189分の長い作品なので、私なりに時間を用意して観たのだけれど、120分で十分描けるでしょ?

トルコには一度は行ってみたいと思ってきたけれど、議論好きのやかましい男や鬱屈した女
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.7

アメリカのヘイトは無くならないね。

日本にも差別はあるし、でも表立ったヘイトにまではなってないのは救いかな、まぁ移民を受け入れないとかの事情もあろうし、目立つ行動をしたがらない国民性もあるだろう。
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マイ・プレシャス・リスト(2016年製作の映画)

4.0

キュート。
少女マンガみたいでした。 
お隣にあんなぴったりな男子がいるなんて。

嫌味が全くなくて、観ていて楽しかった。

今年のクリスマスにどう?と娘に勧めておこうかな…。

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

4.2

モノクロでおしゃれな音楽に乗せて、でブルックリンだとかカリフォルニアだとかパリとか、どんなにヒロインのフランシスがいたくてもよく映るよねって、やられた感がある。

クロワッサンで朝食を(2012年製作の映画)

3.5

大人の作品だな。

エストニア人であることを無視して、恋愛に寛容なフランス人であろうとしているかのような、力を感じさせるフリーダ。この人が昔々母が言っていたジャンヌ・モローなのかと知った。

しかしス
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悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

4.0

大きな大きな悲しみに対し、それを悲しみとして認めるまでの幼い少女のひと夏。
泣くのにも泣ける状況が要るよね。

登場する人々は皆自然でどの人の気持ちも分かるドキュメンタリー映画みたいだった。

それに
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サンドラの週末(2014年製作の映画)

4.3

とてもよかった。
サンドラとその夫、8票の仲間に勇気づけられる。悩み苦しんだサンドラは最後に潔い決断をする、天晴れだ。

明日は月曜日。頑張って働こうと思う。

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.1

人種差別無くならないんだね、変らないんだね。
思想、社会情勢、流されたり反動が起こったり、人の心の崇高さと汚さと、もう本当にいろんなぐちゃぐちゃの中でちっとも解決しない。残念なこと。

この作品は非常
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余命90分の男(2014年製作の映画)

3.6

ブルックリン橋から飛び降りながらのその短い瞬間に頭に浮かんだのは幸せな思い出だったみたいなこと、結局自死を大後悔するものだったみたいな?辺りが印象に残った。

ライド・ライク・ア・ガール(2019年製作の映画)

4.0

シンプルでまっすぐで、とても感動した。

競馬レースの時のあの音、振動、美しいサラブレッドの躍動の音、人間にとっては感動させられるる何かがあるなと思う。
是非映画館で体感したい音だったんだろうな。
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

3.7

ルーベンに聴こえている音の表現を巧みに取り入れている。大きく開いたリズ・アーメンの目がその度に巧みに演じていて、それだけでも素晴らしい作品になっている。

聞こえるということ という邦題の副題がとても
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.9

こういうのはあんまり…と途中で止めよかなと。B級なんです。
でもデフォーのちょんまげとかあって何とか見続けたらば、もうシチリアの辺りからこの作品の楽しみ方が分かってきて、もうあれもこれもどこかにあった
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サマーフィーリング(2016年製作の映画)

2.6

ローレンスとゾエのふとした時の涙が悲しく、故人への温かい気持ちの寄せ合いを感じさせる。3都市のそれぞれ素敵な風景と音楽にのせて、大事な人を亡くした普通の人の普通の反応を見せてくれている。

「アマンダ
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クィーン(2006年製作の映画)

3.8

民意ってすごい圧だなとつくづく。

ヘレン・ミレンのクィーンは勿論素晴らしい。
きっとエリザベス現女王も素晴らしい方なのだろうと、長い長い歴史を引き受け、かつ現在を生き、後の世代に引き継いでいく者の在
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ブリング・ミー・ホーム 尋ね人(2018年製作の映画)

3.1

酷い話だ。
本当に吐き気がするほど酷い。
韓国ってそうなの? そんなに心がひん曲がっている人ばかりなの? マンソン釣り場の輩たちは特別の悪人だとしても、嘘情報でからかう小学生とか血縁者からお金を巻き上
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レディ・マエストロ(2018年製作の映画)

3.6

ヒロインが自身の力を信じて志を果たし羽ばたくストーリーに、誕生や養子、恋愛、パワハラ、セクハラ、さらにLGBTまで絡めて、ちょっと絡めすぎて目が離せない感を保たせた、そういう意味では勢いがあっておもし>>続きを読む

ブリット=マリーの幸せなひとりだち(2019年製作の映画)

3.8

おばさんとしてはかなり元気になれる作品でした、まだまだやれる!

プライベート・ウォー(2018年製作の映画)

3.7

戦地ジャーナリストに対しては、支持したものかやめとけよとしたものか、私の中では悩ましい。
メリー・コルヴィンの真実を伝えるために飛び込み、真実を抱えて病んでしまったりする姿は壮絶で、でも功績は重要で、
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アマンダと僕(2018年製作の映画)

3.6

特別なことと言えばテロ事件くらいで、他は正に普通の人たちが描かれている。全く特別でない。降りかかった不幸に泣いて動けなくなる時もあるし、でも仕事しないといけないから働くし、姪への責任も果たすし優しくも>>続きを読む

ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

4.1

彼女の輝かしくも非常に悲しい人生の終わり前を描いている。
デビュー当時からの若い頃を時折入れて構成しているのだが、そのタイミングと量とシチュエーションがよくてとても上手いなぁと感心した。覚醒剤と睡眠薬
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赤い闇 スターリンの冷たい大地で(2019年製作の映画)

3.8

作品中で挙げられている虐殺歴史的悲劇、ホロドモール。人為的飢饉ホロドモールを知らなくて恥ずかしいのだけれど、これを機会に調べてみなくてはと思う。中国では現在ウィグル民族を激しく迫害し漢化を進めているし>>続きを読む

恐竜が教えてくれたこと(2019年製作の映画)

4.2

こんな休暇に憧れる。
いいわぁ、謎の訓練。

児童文学が原作とのこと、登場する人みんな明るく正直で優しく愉快で、自然はゆたかで美しく、作品を通して伝えたいことはストレートで分かりやすく、ほけーっと観て
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

4.0

おもしろかった。
だんだん面白くなって、コミカルにすらなって、やっぱりヘレン・ミレンは最後まで重要で、彼女がいるからヒロインが輝いていたように思った。
前半はえっ?これいつの?と時が戻されるのにこだわ
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イーダ(2013年製作の映画)

3.5

モノクロ作品は『Roma』以来だったが、こちらの方が明るめだった?見やすい気がした。モノクロなのに、イーダの肌の美しさが質感まで、またポーランドの大地の悲しみも表現できていて凄いなと思った。

で、ス
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ザ・プレイス 運命の交差点(2017年製作の映画)

2.7

おばあさんがカフェのテーブルにドンと鞄を置いて話しかけている時の男の表情、してやったり、おばあさんにパチパチパチパチ。

悪い話をきいているのさ
欲望という怪物にエサをやっているのさ
みたいなセリフで
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ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

4.1

おじいちゃんものが大好きなもので、これはかなり嬉しかったです。
一人一人のおじいちゃんがその個性や背景などがきちんと描かれていて、その3人が結託しての企て、強盗とかいけないことでもしっかり応援いたしま
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