NNSさんの映画レビュー・感想・評価

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テノール! 人生はハーモニー(2022年製作の映画)

3.7

MB14演じるアントワーヌが可愛い。
情緒が子供だけど、家族や友人に愛されてて才能があっていい主人公。
キャラクターが大体いいやつで気持ちいいね。

でもエール!とコーダを先に観ていたので、あっちより
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アンテベラム(2020年製作の映画)

4.0

トリックが好き。
種明かしの過程も程よい感じで気持ちよく騙された。

しかし友達のドーンのアジア人差別(秘書?やタクシー運転手)だったり、本の窃盗だったり、ヨガの最中でもズケズケとやってくるなどの不快
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

数年前にジブリの風立ちぬを観た時、二郎さんが現実から目を背けながら飛行機作りに情熱を燃やしてる姿を『エモい〜』と能天気に考えてた自分を思い出し、恥ずかしくなってしまった。
あのとき犠牲となった人のこと
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女神の継承(2021年製作の映画)

4.0

犬が死ぬ!
…けど人間はもっと死ぬ!
むしろ犬のところは事前に予兆がめっちゃあるので、警戒可能だし平気かも。

EDの余韻が良かった。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.8

話が陳腐だ…
けどリアルタイムで見たゴジラで初めて「ゴジラの怖さ」を感じたかも。
思わず助けてモスラ〜!!と祈ってしまった。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

犬が無事じゃない😡

宗教にに馴染みがないためか悪魔崇拝カルトが出てきた瞬間になんか気持ちが冷めてしまい、以降の演出がギャグみたいに思えてしまった。

もしかして「祖母から受け継いだ精神障害を持つ親子
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.7

軽い気持ちで見れてよかった。奥さんのキャラクターが真逆の正論キャラだったらこんないい味出してないだろうな。

ラストバトルがタランティーノのワンハリみたいだった。犬かわいい。

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.0

今年のオスカーに失望したあとこれをみて、
「黒人差別はすでに“一周回ってさらに捻りを加える“」段階なのだなぁと思った。
それに対してスタートラインにも立ててないアジア人差別…

黒人と同性愛のハリウッ
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

誰しもが中3くらいの思春期でちょっと小生意気なくらいのガキかわいい〜!!!と感じることあるし、胡散臭くて危険な匂いがするけど自分には優しくしてくれる謎のおじさんカッケ〜!!!と感じることあるはず。>>続きを読む

ウォルト・ディズニーの約束(2013年製作の映画)

3.7

既存の原作を作者の意向に関係なく「ディズニー色」に染めてしまうことに対して、映画の中だけじゃなく実際のパメラも批判的だったようだけど、
まさかその史実(映画が不満すぎて試写会の間ずっと泣いてたという)
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ナイブズ・アウト:グラス・オニオン(2022年製作の映画)

4.7

1作目よりも面白かった!
本格的な推理モノを観たいわけではなく、面白い映画が観たいだけなので、コンセプトがしっかりしてる本作の姿勢はかなり好き。

作中の虚飾ち騙されてたのは登場人物たちだけじゃなく、
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.4

怪異に捕まるとなぜか爆発するのに失笑。
特撮が異様にチープだったけど、攻略法を知ってからの2周目とかアイディアがけっこう面白かった。

ウィリーズ・ワンダーランド(2021年製作の映画)

3.9

アホ映画でよかったし見どころも色々あった。
ただのピンボールなのにめちゃ楽しそうなニコラスケイジ、案外クオリティの高い遊園地の歌やアニメ、手際が良くて気持ちいい掃除シーンなど…

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.7

テンポが良くて好きだった。
過去とか設定とかを過剰に語らず、代わりに冒険の中身が濃くて楽しい。
主人公たちが過剰な正義感に目覚めるわけでもなく、世界が滅ぶほどの大事件が起きるわけでもないスケールなのも
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。
といっても素直に感動できたわけではなく、チャーリーの身勝手さに始終イライラさせられてしまった。

「正直」に生きることをチャーリーは重視していたけど、正直に生きることの辛さの方が感じられ
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.1

男性から押し付けられる一方的な好意やつきまとい、ハラスメントなどは覚えのあるしんどさ。けどギャグかと思うほど描写が過剰すぎて、逆に冷めてしまった。

終盤のシーンも、醜悪な男性性の再生産とかそれを受け
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嘆きのピエタ(2012年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

どうもギャグかな?と思う場面が多々ありハマらなかった。
ウナギ飼うの?ウサギも食べるんじゃなくて飼う?闇金の社長はママの襲撃でやられたの?セーターを脱がせるところ想像すると笑える、など…

温室で暮ら
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オールド・ボーイ 4K(2003年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

長すぎだったし、彼女の正体は序盤で読めてしまった、けど最後の謝罪シーンは「マジで許してほしい時はここまでやらねばならないんだ!」というやる気があってよかった。喋りすぎるから監禁した、と言われてたから舌>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.5

なんか難しかったな。
自罰のための自傷行為と、不良仲間の前で無茶をして仲間に受け入れられたときの成功体験がごっちゃになって、ドラッグ・飲酒・首締めまでどんどんエスカレートしていってて怖かった。
破滅に
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.1

面白かった。
どうしても両親が広告代理店勤めで都内にでかい一軒家の実家がある「余裕」に自覚がなく、二人で生活しててるのに正社員を勝手に辞めて給料の下がる仕事始めちゃう絹ちゃんが鼻についちゃうな。(麦く
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人魚の眠る家(2018年製作の映画)

3.6

あれだけ執着していた娘の思い出が詰まった家や、最後のお葬式をした庭をあっという間に更地にして去っていくのが1番怖い。

SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

3.9

女優さんたちみんな可愛い〜
けど芹香がスーパー金持ちで、仲間たちの問題をマネーパワーで強引に解決するところにハァ?となってしまった。
まぁいくらお金があっても、がんは治せなかったところが皮肉なのかもし
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私の中のあなた(2009年製作の映画)

4.5

セレーナ・ゴメスとフランシア・ライサも揉めてるし、臓器移植って安易に美談化するものではないし、「命を救うために臓器を提供するべき」という善意のつもりの同調圧力はもっとやばいんだなぁ。
気軽に見始めたけ
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

5.0

ものすごくうるさくてありえないほど近い、ていうのは親や同じ街に住む親切な人たちの、時々おせっかいで鬱陶しいけど見守ってくれている愛情のことなのかな〜と思った。

トーマスホーンくん可愛い〜

マネーボール(2011年製作の映画)

4.0

ビリーというキャラクター、データを重視するセイバーメトリクスを用いながらも、本人はジンクスを気にして試合を見ないとか選手と話さないとかめちゃくちゃオカルトを信じるタイプでなんか面白かった。

お話のプ
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

依存していた妻に先立たれた男が、近所に越してきた妻に似た人柄の女とその子供らにズブズブに依存する話、にも見えて怖くなってしまった。
新生児に自分がお祖父ちゃんだと吹き込むとことか…

マリソルのことを
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.5

評判の高さを見て期待しすぎた。
それだけ?と思ってしまった。貴重なワンちゃんが犠牲になっているのに…

シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢(2018年製作の映画)

3.8

シュヴァルみたいな変人は、現代では病気の診断を受けてこじんまりと生きていくのかも。
自分の妻の葬式でまともに話せなくても、毎日30キロ徒歩で配達するという単純ながらキツイ仕事も、その間空想の世界にいて
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.6

あんまり入りこめなかった。
大人は思っているよりも子供だし、子供は案外大人…のようでいて、やっぱり大人よりも全然子供だ。
「僕も父さんみたいになる?」とジェシーに聞かれた時にめちゃくちゃヒヤヒヤした。

ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.4

あらすじを読んで想像していたよりも面白かった。
衝撃の設定ではあるけど、登場人物がみんな善良。
誘拐犯だった父母も、ただ赤ちゃんと恋に落ちてしまい、愛のために設定を作り上げたのだろう。
育ての父が理由
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ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

5.0

予測不能な展開、異形の2人の愛、スウェーデンの美しい自然…とかなり未知の映画体験の連続で非常に面白かった。
世間で「コンテンツ」として目に入る人間の裸体が美女のものばかりなのに飽き飽きしていたこともあ
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.5

ラドクリフのケツ、汚い。

なんていうかめちゃくちゃ青臭く感じてピンとこなかった。
自分が「社会に馴染めない自分を受容する」みたいなコンテンツに心動かされるようなタイミングじゃなかったな、的な…

幼い依頼人(2019年製作の映画)

3.7

事件を未然に防げたかもしれないシーンがいくつもあったけど、もしかするとそもそもは、母を知らずに育ったらしき義母が子供の頃に救われていればあるいは…と思わせられた。
一方で「母性」への負担も重すぎないか
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

4.9

※犬が死ぬ!
けど犬の死で映画全体の空気が哀切を帯びた独特な空気に変わったので、良い演出だったのかも…

子供は大人が思っているよりも賢いし強くて行動力もあるけど、でもやっぱり限界がある。大人の行使す
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ファントム・オブ・ジ・オープン 夢追う男(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

合わなかった…
なんか奇妙な行動と言動で有名な「街の変人おじさん」をバラエティ番組で笑い物にしてるときの薄寒さというか、発達障害が有名になった今ではジ◯ー大西で笑えなくなった、みたいな感情に近いかな…
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