みほさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

万引き家族(2018年製作の映画)

3.8

どんな家族のかたちが正解なのかなんて誰にも分からないし、決められるものでもない。
特に最近はどんな事柄に対してもだが、媒体を通して見ている私たちは表側だけしか見ずに自分の中の正解を正論のように振り翳し
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火花(2017年製作の映画)

3.4

職業なに?って聞かれて芸人ですって答えているのに、芸人"目指してるんだ"っていうのが凄く違和感だったんだけど、芸人さんで売れるのって本当に一部で、大変なんだなと思う。

ウェディング・ハイ(2022年製作の映画)

3.7

ドタバタ劇として面白かった。
個性豊かな俳優さんたちで、コミカルに、ちゃんと伏線回収していく様が気持ちよかった。

母性(2022年製作の映画)

3.6

全体的に暗めな話。
女性は2種類存在すると言っていたけど、分かれるというよりはみんなどっちもの性質を持っていてどちらの比重が大きくなるかじゃないかなと思った。またその比重は時と場合によって変わるものじ
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母と暮せば(2015年製作の映画)

3.8

「運命ではなく悲劇」本当にその通りだと思う。原爆の被害を運命だなんて決して思いたくない。幽霊になっても明るい元の性格のままの浩二がそこにいるから、救われたし安心して見ることができた。

キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.7

安定に面白かった。そして豪華。
ただ今までのキングダムに慣れすぎて、ここで終わり?!と思わず言っちゃった。次に繋ぐための作品という感じ。
そして思ったのは、やっぱり羌瘣に目が惹かれちゃう。
外せない重
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エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

4.5

よりパワーアップしてて面白かった!
思っていたよりずっと複雑に絡み合っていた事実が少しずつ分かっていくのが気持ちよくて、ただその過程は酷く悲しい出来事も多くて、ハラハラしながらエノーラがんばれって応援
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エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

4.4

久しぶりに洋画でワクワクして、一気見した。
推理という観点だけでいけば少なくて物足りないかもしれないけど、様々な要素があるから十分なボリューム。
テンポも良くて、楽しかった!

ターミナル(2004年製作の映画)

4.1

出てくる人は多いがキャラもたってるので分かりやすく、おもしろく見ることができた。
自分がこんな体験したら悲惨で1日もつかどうかだと思うからこそ、ビクターの前向きさや行動力、気持ちが本当に凄くて感心しち
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先生、私の隣に座っていただけませんか?(2021年製作の映画)

4.3

すごい、、、おもしろかったー。
題材の割に展開のテンポさと柄本佑のおかげ(←)で重くなりすぎず、それこそ漫画を読んでるとき同様はやく次、次、と止まらなかった。
これ好き。

弥生、三月-君を愛した30年-(2020年製作の映画)

3.6

すれ違いがもどかしくてもどかしくて。
でもほんと、タイミングってすごく大事。
病気や災害みたいにどうしようもないこともあるけど、せめて自分と自分を思ってくれる相手の気持ちに真っ直ぐに生きていきたい。
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サバカン SABAKAN(2022年製作の映画)

3.9

笑わなかったヒサちゃんも、それをちゃんと見ていたタケちゃんも、すごい。
幼いときからの友情がずっと続くって良いなぁ。
小学生のときの、親に内緒でとかちょっと悪いことしちゃうのとかほんとにドキドキするよ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.3

いつも思うんだけど、もしかしたら家族よりももっとずっと一番近かった人が、別れると一番遠くなって話すことも会うこともなくなるのって何か不思議だよね、、別れてすぐはまだその人でいっぱいなのに、でもちゃんと>>続きを読む

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

4.3

何も予備知識がなく見始めたので、初めはこれ理解できるかなと不安だったが、それでも途中で辞めることもなく集中して見ることができた。
複雑ながらに、分かりやすい恋だったり気持ちが垣間見れて、あぁ普通って人
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アイの歌声を聴かせて(2021年製作の映画)

3.7

ハチャメチャなんだけど、なんか好き。
すごく綺麗だった。
本当にこんなAIがいたら、怖いんだけどね笑

東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-(2023年製作の映画)

4.6

おもしろかった!
まず上映してくれてほんとに良かった。
映画はもう感動したし、出演者みんなすごく格好良かった。
やっぱり千冬が場地さんを慕う関係性が大好きだし、東卍創設メンバーのそれぞれの想いには心が
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青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない(2019年製作の映画)

4.1

アニメもそうだったんだけどほんとに不思議な作品で、あり得ない話なのにありそうに感じてしまう。幻想的で、リアルで、魅入ってしまう。
どの子もとても魅力的で、こんなの好きになっちゃう。
お話自体は心がギュ
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太陽は動かない(2020年製作の映画)

3.2

ドラマから映画まで一気見。
設定は面白いのだが、複雑すぎてついていくのが少し難しかった。
ただ邦画でここまでのアクションは中々ないので見応えはあった。

リズと青い鳥(2018年製作の映画)

3.7

劇場版に続けて鑑賞。絵がほんと綺麗。
それぞれの物語があってあのコンクールに繋がってると思うと尚良いよね。
ただみぞれの気持ちも希美の気持ちもそれぞれ分かる部分があるからこそ、ちょっと苦しくなる。

劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~(2019年製作の映画)

3.9

題材がすごく2年生を表してた。
それこそ音楽や楽器の描写が減って、先輩後輩だったり恋愛等の人間関係が主に描かれてて、そこに妙に成長を感じた。
その分マーチングだったりコンクールの演奏は聴き入っちゃう。
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.9

正直最初の方は全然入り込めず、何度も観るのを止めてしまって見終わることが出来ないんじゃないかと思った。ただ途中、むしろ最後の方に急激に惹き込まれて、そこからは一気に。
特に最後の父親の話が良かった。
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.8

いやー面白かった!!!
まさかコナンで涙を堪えるなんて← こんなにもニヤニヤしてウルウルしてハラハラしてワクワクしたの久しぶり!楽しい!
正直犯人はコナン君が指摘した通りのだいぶ早い段階で気付いたけど
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ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.9

辛くなる場面もとても多かった。
でも、オスカーも家族もみんながお互いのことを思って言葉にしたり行動しているのがとても暖かいと思った。
辛くて悲しいと目を背けたくなるのに、自ら立ち向かっていくオスカーも
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

4.0

初っ端の地震の映像から、途中途中も幾度となく泣いた。
本当に恥ずかしながら今の今まで、東日本大震災が及ぼした影響にちゃんと目を向けていなかったのだと痛感した。
真実を作品として伝えるのはすごく難しいと
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ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

4.0

本当に様々なことがギュッと詰まっていた。
色んな出来事が起こりすぎて目を離せず、あっという間に終わった。
人は誰しも何かを抱えているし、それに大きいも小さいもないけど、せめてそれぞれが感じる幸せと思え
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

4.3

羨ましい夫婦の在り方だと思った。
決して良い形じゃないときがあっても、その表現の仕方が変わっていても、ある種の執着のようでもある愛がちゃんと感じ取れた。
こんな良い奥さんいるの、、
それにしても蒼井優
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

5.0

切なくて美しくて、すごく素敵な作品でした。
人からどう見られるか、全く気にしないのは難しいけど、それを超える想いがあるって素晴らしいなと思った。
ハン・ヒョジュさんが美人すぎてキュンキュンしました。

映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

3.1

この雰囲気が作品の醍醐味なんだと思うけど、終始よく分からなかった。。
ただ不意に出る言葉やラストは良かったなと思う。

2つの人生が教えてくれること(2022年製作の映画)

4.7

大切なのは"いま"をどうするか。
どちらの人生になっても、自分次第で幸せになれる。
ナタリーもだけど、周りのみんながとても良い人たちで見ていてすごく幸せな気持ちになれた。
服装や建物等もカラフルでおし
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フォーカス(2015年製作の映画)

3.9

ちゃんとした騙しの世界って感じ。
こういった世界が似合うのは洋画の凄いところだよなぁと。
場面切り替えがはやくテンポが良いから、楽しくさらっと見られた。

サヨナラまでの30分(2020年製作の映画)

4.5

なんというか、切ないし寂しいんだけど、見終わったいまこの瞬間好きだなぁと思う。
カセットテープのように古き良きものって人の分だけ思い出があって、すごくいいなと思う。
良い意味での上書きとてもすてきです
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.1

単純にすごい。想像もつかない動きをするから面白い。これこそ波瀾万丈な人生という言葉が似合う。これが実話なんだから衝撃。
某アニメを実写化したみたい笑

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.3

終わり方がとても好きでした。
愛することを、愛されることを知ったら、こんなにも穏やかそうな、愛に溢れた最期になるのか。
最高の人生は自分で見つけていきたい。

まほろ駅前狂騒曲(2014年製作の映画)

3.6

すっごく久しぶりにまほろの世界に触れたけど、2人を見て一瞬で思い出したし浸れた。
展開ははちゃめちゃだけど、それがまほろだしなと変に納得したり。
2人の関係性とてもいいなぁ。

殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

3.3

最初はほんとに意味がわからなくて、なんだこの映画、、と思ってた。伏線については早い段階で予想してた通りだったので、その面以外でどんな映画だったかと聞かれるととても答え難い。
だけど変な中毒性がある。
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影裏(2020年製作の映画)

3.3

想像してた話とは全く違うものだった。
自分のために動いてくれたり、自分のために泣いてくれる人がいるって良い。
人の影が一番濃い部分なんて、自分も見られたくないし相手でも見ないようにしてたな。。