Mikiさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

グリース(1978年製作の映画)

3.7

意地悪した子と仲直りしてダンスに参加、カーレースする、要素をぎゅっとした感じでつまりストーリーはないです。見所はやっぱりミュージカルのシーンです。曲もダンスも、かなり良かった。明るくてカラフルで楽しい>>続きを読む

デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.6

え!めっちゃ良かったんだけど何事!何でこんな評価低いの〜。戦わないゾンビ映画!良かったです。結局ゾンビが現れてもこんなもんだと思う。セリフだから、テーマ曲だからっていうやりとりも面白かったです。ゾンビ>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.7

すごいとしか言いようがない。「メメント」の戻りながら進むを超えた。ニールにとっては戻りながら、主人公にとっては進みながらストーリーが展開し個々の出来事は逆行する理解しきれない展開。なのに面白い、そして>>続きを読む

ガリー(2019年製作の映画)

3.8

見た人少なすぎ見てほしい〜!めっちゃ良かった。「ヘイトユーギブ」に通じる荒れた黒人地区話でした。辛いのが日常、救いのないの世界線で少年たちの友情は特別なんだろうなと思った。3人とも暗い過去やトラウマを>>続きを読む

キューティ・ブロンド2/ハッピーMAX(2003年製作の映画)

3.5

元気になりたくて鑑賞。テーマのチョイスやストーリーは前作には敵わないけどそれでも元気になる映画。エルの推進力もさることながら、彼女の周りみたいに新しいこと、変化に柔軟な環境だったらどんなにいいことか。>>続きを読む

マイ・ブルーベリー・ナイツ(2007年製作の映画)

3.6

300日かけて失恋から立ち直る話でした。失恋の最初と終わりにジュードロウって贅沢すぎる。途中ジュードロウのカフェを違う女の人が来るシーンは良かったなあ。何も言わないんだけど確かに僕はあなたじゃない誰か>>続きを読む

ソウ(2004年製作の映画)

3.6

結構トラウマです。見てる最中はどうってことなかったんですが見終わったらやばい。寝る時も思い出しました。登場人物の謎が解けていき、ヒントが見つかっていく展開や感じは面白かったです。なかなかグロい殺し方で>>続きを読む

悲しみよさようなら(1990年製作の映画)

3.4

ウィノナライダーは可愛い。周りに馴染めないディンキーが藁にもすがる思いで作り上げた妄想、希望は砕かれ、現実を生きましょうっていうストーリーでした。現実逃避は楽なんだよなと刺さりました。ストーリー、演出>>続きを読む

ヒーズ・オール・ザット(2021年製作の映画)

3.8

800レビュー!まさしくNetflix!楽しかった〜。パディットが素直で可愛いかったし、他の登場人物も気に入りました。原作は男女逆ということで、今作はフェミニズム的な、時代の変化の点から価値があるんじ>>続きを読む

アルジェの戦い(1966年製作の映画)

3.5

名作に違いない。アルジェリアの仏からの独立の話でした。国際政治史の先生にお勧めされ鑑賞しました。アフガニスタン問題がある今こそ見てほしいかも。アリや他のFNLの犠牲があったからこそ独立への動きがあった>>続きを読む

カンペキ・ボーイ(2014年製作の映画)

3.4

ノアを見たくて鑑賞。ディズニーの作品が高校生(大人)を夢見る小学生が楽しめる作品、同年代が楽しめる作品、大人も楽しめる作品の3パターンだとしたら、これは間違いなく高校生を夢見る小学生が楽しめる作品でし>>続きを読む

フェアウェル(2019年製作の映画)

3.5

文化の違いとしか言いようがない。最後ナイナイが元気だと知って病は気からってこともあるからとは思ったけど、私だったら教えて欲しい?治らないなら知らない方がいいかもと考えさせられました。そして作風がA24>>続きを読む

リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)

3.7

始まり方が最高。卒業生のスピーチ、ホームビデオで撮られたビルの屋上での廃退的な映像が最高でした。(+0.1)ストーリーは意外と普通のハッピーエンドだけど、ビデオの映像や不況の煽りを受ける若者が映し出さ>>続きを読む

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.6

良かった。「HERO」を彷彿とさせるカメラワークがかっこよかったし、伏線回収、ホテルのお仕事、事件の部分も十分凝っていて楽しめました。喋りすぎない演出がちょっとしつこかったけどよかったです。(文鎮のシ>>続きを読む

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

3.6

女心がわかってない、どこの街も同じ風景、冷凍食品を便利だと褒める、鈍感な資本主義アメリカを称える映画と聞いて納得しました。最後のすれ違いは最高に滑稽でした。何より、ジム・ジャームッシュの作品の雰囲気が>>続きを読む

ザ・スイッチ(2020年製作の映画)

3.5

おじさんの中身が女子高校生なのがここまで面白いとは衝撃。最後までそれだけで面白かった。「ハッピーデスデイ」が好きなので満足でした。チェーンソーのオマージュも良かったです。親友の設定とか、とにかくステレ>>続きを読む

アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

3.4

衝動的な殺人鬼でした。冷静で完全犯罪するサイコパスを期待して見たのでちょっと違いました。どっちかっていうと「シャッターアイランド」っぽさのある作品でした。展開がいまいち面白くなかったので最後の実はやっ>>続きを読む

ラストエンペラー(1987年製作の映画)

3.6

大作でした。お金をかけたことが伝わる豪華な衣装や演出で映画って感じで好きでした。自分の住んでいた紫禁城に観光客として入る終わり方は胸熱でした。全編英語のやりとりは溥儀の教養の高さをアピールできたような>>続きを読む

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.9

最高。イーサンホークがあの夜のことを懐かしそうに話す姿、そして二人の目があった瞬間、名作決定でした。そして終わり方が!イーサンホークの表情が良すぎて叫びました。今作は大人になり苦味が効いた会話劇が良さ>>続きを読む

殺人の告白(2012年製作の映画)

3.5

「殺人の追憶」からインスピレーションを受けたにしては、アクションを加えてかなりエンタメに昇華させたなと感じました。これはこれで見応えのあるストーリーで面白かったですが、私は「殺人の追憶」をイメージして>>続きを読む

愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像(1998年製作の映画)

3.5

「study for a portrait of Francis Bacon」という副題の通りエンターテイメントの映画というよりは、映画にすることでフランシスベーコンという人物を理解しようという試みな>>続きを読む

小さな恋のメロディ(1971年製作の映画)

3.6

可愛すぎる。ストーリーも良くて可愛い初恋の話でした。子供たちのやりとりだけじゃなく、英国の街並みや学校も映えてました。遊園地と海岸のデートのシーンが可愛すぎました。そしてジャックワイルドの一つ一つの仕>>続きを読む

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

3.4

30年代が舞台の(キレイな)白黒映画でした。クラシック映画に寄せてるけど、現代の映画らしい見やすさもある作品でした。アディのキンキン声が耳に刺さるけど演技は良かったです。大人を出し抜く賢さや、親子とは>>続きを読む

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

3.8

良かった。世界観とヘドウィグのパワーに惹かれる作品でした。かっこいいし、音楽も刺さる。人間は元々両面あったと歌う「origin of love」は良すぎました。スプーンフォークという表現も好きでした。>>続きを読む

ビバリウム(2019年製作の映画)

3.5

不条理すぎた。出口のない迷路=人生、そんなメッセージに感じました。親不孝な子供も増えてる現代でなかなか強烈な風刺の効いた映画でした。救済の無い人生で、死んでから楽園に行けるみたいな考えに辿り着くのもわ>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

3.7

まず、犬が死ななくて良かった。そして続編が楽しみです。今作は完全な闇落ちは免れたけどどうなるのか。ディズニーは母娘の話が好きだな。孤児から始まりオーシャンズ11、プラダを着た悪魔を経てクルエラになりま>>続きを読む

誘惑のアフロディーテ(1995年製作の映画)

3.4

ギリシャ神話劇を挟みながらのウディ監督らしいタイミングと恋の話でした。でも、期待したより浅いストーリーでした。ウディが若い子とイチャイチャしたかっただけじゃんみたいな、邪な気持ちになるのはウディの女性>>続きを読む

フットルース(1984年製作の映画)

3.5

音楽が良すぎるし、始まり方が最高。踊りたくなる!最後親を説得するあたりが、お決まりで詰めが甘い感じが気になるけど、名作に違いないです。(ミュージカルだし許容)。80年代の雰囲気が最高。ケヴィンベーコン>>続きを読む

オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

3.5

みんなが思うヴァンパイア像を詰め込み、それをジム・ジャームッシュの世界にうまく溶け込ませた作品でした。
何よりトムヒがヴァンパイアとか適役すぎた。ストーリーはヴァンパイアらしく生活し、吸血して終わりま
>>続きを読む

ロード・オブ・ドッグタウン(2005年製作の映画)

3.6

熱かったな。スケボーはかっこいい。アメリカのスケボー文化の始まりを知ることができました。地元を大切にする、不文律の上下関係にストリートの文化を強く感じました。商業化、大人に巻き込まれて友達じゃなくなっ>>続きを読む

魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

3.4

子供向け映画でした。ねずみなるまで雰囲気が良かったのに後半急に子供向けになった印象でした。演出や雰囲気が良かっただけに、監督と女優を揃えて子供向けに振り切ってるのはもったいない。チャリチョコみたいにウ>>続きを読む

健太郎さん(2019年製作の映画)

-

健太郎さん怖い。でも家族も自業自得なのかなと思ったり。色味が青い感じも不気味でよかったです。監督が同年代ということで尊敬です。この完成度はすごいなと思いつつ、普通でした。ショートフィルムの見方がいまだ>>続きを読む

(2007年製作の映画)

-

ドランが幼い。自分がゲイだとわかって一晩泣いたけど、ラストの晴れた表情が良かったです。気づきの瞬間を切り取った作品でした。髪型が確かに気になるけど、この時代はこれ(ジャスティンビーバー)だよなと思った>>続きを読む

ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.6

めっちゃ良かった!「Far From Yokohama」が良すぎました。ジュンの服装やジッポの使い方がかっこよくてダサい。
「ジュン、あんたはなんでそんないつも悲しそうなの」「俺はいつも幸せだよ。だっ
>>続きを読む

エデンの東(1954年製作の映画)

3.5

アイデンティティの話。ジェームスディーンの壁にもたれたり、力の抜けた動きから悩める若者らしさがよく伝わってきます。映画の作り方の変化が伺える作品で、より最近の映画に近い演技や演出だと感じました(つまり>>続きを読む

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

3.7

面白かった!間抜けなやりとりにお茶吹き出しそうになりました。ほんとエディ達はラッキー以外の何者でもない。そしてニックはアホすぎる。全ての出来事が円のように繋がっていってテンション上がる、さすがガイリッ>>続きを読む