Mikiさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

バットマン(1989年製作の映画)

3.2

正直面白くなかったです。80年代における技術の限界を感じました。全てが力業で洗練されてなくてコントみたいに感じてしまいました。かっこいいとは思えず残念でした。ジョーカーに関して言えばヒースレジャーはサ>>続きを読む

レモネード・マウス(2011年製作の映画)

3.7

ディズニーがもたらすハピネスの尊さ。感謝するレベル。ストーリーの軽さは気になるものの楽しめました。ナオミスコットが可愛いし、ヘイリーキヨコも出てます。純粋さと爽やかさで何もない1日が救われました。急に>>続きを読む

X-MEN:ファイナル ディシジョン(2006年製作の映画)

3.8

ジーングレイの二重人格フェニックスとマグニートーと決着をつける三部作の三作目。面白かったです。すっかりハマりました。キュアをめぐっての対立。そしてローグの決断…もし私がミュータントで、迫害されてたら使>>続きを読む

X-MEN2(2003年製作の映画)

3.8

前作では感じられなかった魅力や面白さが感じられてとても楽しめました。ミュータントの学園っていう設定が少年心を刺激されて楽しいし、前作から成長したローグたちの姿もみれて良かったです。宿敵マグニートーと協>>続きを読む

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

3.7

確かに爆撃が動物園を直撃したらどうするんだろう。長かったけどそんなのも気にならないくらい面白かったです。首吊ってるのに無視して話すシーンは笑ったし、こんなに戦争をコメディにしていいのかという迷いは見て>>続きを読む

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.7

人の数だけ真実があるってその通りだなと思いました。いい夫でいるつもりのジャンと対照的にマルグリットはジャンのことを他の男尊女卑的な当時の男性と変わらないように感じてるのがここに男女の壁ありって感じで辛>>続きを読む

マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと(2008年製作の映画)

3.4

うちの犬もマーリー並みにばかだなと思ったり?普通のフリしてるけどただの金持ちの話。ストーリーはありきたりでやりとりもセンスがある感じはなく、主演二人がこんなに魅力的じゃなかったら退屈そのものだったと思>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.0

これは芸術作品だ!理解できるか心配だったけど、理解できたし楽しめました。色が最高、おしゃれすぎるし、どのお話も奇天烈でおもしろかったです。お気に入りは精神病棟の画家の話かな。ティモシーもよく馴染んでた>>続きを読む

レス・ザン・ゼロ(1987年製作の映画)

3.7

アンドリューマッカーシーの地顔が笑顔みたいな感じがたまらないし、その笑顔は良すぎる。アンドリューの乗ってる赤い車がカッコよかったし、80年代の感じも最高でした。ジャンキー映画としては軽めでしたが、普通>>続きを読む

トラジディ・ガールズ(2017年製作の映画)

3.6

始まり方から面白かったです。トラジティガールズ、狂ってるわ。「ベビーシッター」「ザ・スイッチ」と通づるコメディかつスプラッターな要素がありながら、今作はよりサイコパスな終わり方でした。最後のプロム会場>>続きを読む

僕と世界の方程式(2014年製作の映画)

3.9

めっちゃよかったです! エイサが可愛すぎました。アレックスロウザーも出てます。自閉症スペクトラムの感じがまさに「ビッグバンセオリー」のシェルドンで既視感と愛着が湧きました。チャンメイとのやりとりも可愛>>続きを読む

ハムレット(1996年製作の映画)

3.6

長かった。でも映像も綺麗で見やすかったです。共感できるセリフもあれば冗長に感じて脳停止してしまったセリフあるけど、ちゃんとシェイクスピアの原型を見ることができる貴重な作品だと思います。ハムレットも10>>続きを読む

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.5

自分を止めてもらうために自分で主人公をスカウトするストーリーでした。よくできた作品だけど、作品としての魅力はあと一歩という印象でした。演出が微妙。回想が重要なのはわかるけど長いし、最後のどういうことか>>続きを読む

キャリー(1976年製作の映画)

3.5

映像的に怖くはなかったけど、面白かったです。怒らせてはいけない人を怒らせたホラー。プロムではトミーがいい奴で気を抜いた瞬間バシャーンで辛かったです。踊ってるシーンのカメラワークは目が回りました。過剰な>>続きを読む

ハートストーン(2016年製作の映画)

3.5

900レビュー超えてました! 痛くて苦しいのに映像が綺麗でそれが余計に辛かったです。排他的な田舎、DV親父と最悪の状況が揃った中でモノポリーのような毎日を過ごす子どもたち。 何もない田舎で唯一の希望で>>続きを読む

ボーイズ’ン・ザ・フッド(1991年製作の映画)

3.6

作品自体は努めて明るい雰囲気で見やすかったですが、育つ環境は善悪の判断や価値観が全て決まってしまうから本当に子どもにとって重要だと考えさせられました。いい父親だったし、いい子に育ったことが救いでした。>>続きを読む

オリバー!(1968年製作の映画)

3.4

名作ミュージカルでジャックワイルドとマークレスターが出てるので間違いない。見やすいですが、クラシックよりの作品でした。実はいいところの子供だった展開も含めザ・古典って感じでした。ピーターパンもはじめ、>>続きを読む

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.5

コーヒーとタバコで一体どんなセンスのいい会話がされるのか楽しみにしていましたが、気まずい会話が多くて意外でした。双子とウータンクラン、テスラコイルの話が好きかな。作品が進むにつれ面白さがわかってくる感>>続きを読む

リンクル・イン・タイム(2018年製作の映画)

3.3

大赤字をたたき出した今作。俳優陣もめっちゃ豪華だしCGも綺麗なのに…
絵本を絵本の薄さのまま映画化してしまった感じでした。キャラクターや設定はすごく良かったので、もうちょっと脚本に厚みがあれば面白かっ
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待ちきれなくて…(1998年製作の映画)

3.6

大好物。運動部、ガリ勉、片思い、それぞれの思惑が交差する高校の卒業パーティ。「バッドチューニング」ぽさもあり「アメリカングラフィティ」の要素もありました。だけどワクワク感は両者に負ける作品かな…。ジェ>>続きを読む

ぼくたちの奉仕活動(2008年製作の映画)

3.5

荒んだ大人と子供との交流のコメディ。ベタベタに王道なストーリーだったけど、コメディでよく見る俳優勢揃いで楽しい作品でした。KISSの格好して戦うのも面白かったし、最後に「Beth」歌うのも良かったです>>続きを読む

ボディガード(1992年製作の映画)

2.7

さて、 何から初めて良いやら。「ゴースト ニューヨークの幻」以来の全てが拒否反応な作品でした。いつも言ってるように王道を作るのは難しいし、今作はすごく野暮ったい感じがしました。90、00年代の作品で時>>続きを読む

恋におちたシェイクスピア(1998年製作の映画)

3.5

シェイクスピアもロミオのような人生を送り、その実体験からロミオ&ジュリエットがつくられたという設定の作品でした。アカデミー賞を総なめにしてる通り面白いし、よくできてる脚本だと思うけど、個人的にはそこま>>続きを読む

Black&White/ブラック&ホワイト(2012年製作の映画)

3.8

ちゃんと面白い。ザ・McGって感じで楽しさに全振りした作品でした。rotten tomatoでは散々だけど。くだらなそうな設定なのにいざ見るとちゃんと面白くてMcG、流石です。俳優陣も良いし、トム・ハ>>続きを読む

プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

3.7

シンデレラストーリー以外には形容のしようがない作品でした。お伽噺的な良さがあって楽しい作品でした。セクシーなシーンが意外と多めでした。理屈抜きにやっぱりこういうの好きなんだよなあ。2人のやりとりも可愛>>続きを読む

スキャナー・ダークリー(2006年製作の映画)

3.5

 薬の怖さをサスペンスに昇華させた映画でした。豪華なキャストで面白かったし、潜入捜査のはずが中毒になりそれでもなお囮にされてしまう展開は怖かったです。
 アニメーションなのは斬新で薬物の話という重さを
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.0

 最高だった、言うまでもなく。3人揃うなんて。大好きなアンドリューのアメスパがもう一度見れただけでも感激だし、MJ助けたシーンは泣きました。3人のやりとりもニヤニヤしながら見てました。(+0.1)
 
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恋のドッグファイト(1991年製作の映画)

3.2

 リヴァーフェニックスが見たくて鑑賞。スタイル良すぎでした。60年代が舞台で背後に戦争があるの恋愛青春映画でありながら少し重めでした。
 利己的な戦争であるベトナム戦争に翻弄された若者たちの姿だった
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ジェーン・エア(2011年製作の映画)

3.3

 The Moorから始まる今作は幼少期からソーンフィールド、リバース家との交流までバランスが良かったです。
 だけど、筋書きをただ追ってる感じでジェーンの魅力、ひいては19世紀の階級社会を描く作品と
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ハイスクール・ミュージカル・ザ・ムービー(2008年製作の映画)

3.6

三部作の中で一番好き。シャーペイとライアンの「I Want It All」が豪華で一番好きです。幕が降りて主要キャラクターが微笑むラストは胸が熱くなりました。
HSMの魅力は純粋さという本を読んでその
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マネキン(1987年製作の映画)

4.2

あー!!80s!映画が青春していた時代よ!ということで好きです。2022に見ると人形偏愛症的な危険な香りがして、ホラー映画的に作れそうな題材だけど、最後は神様が人間にしてくれてハッピーエンドなのが最高>>続きを読む

レット・ゼム・オール・トーク(2020年製作の映画)

3.5

 小説の題材になることで壊れてしまった友情の話でした。友情はとっくに壊れているのにそのことに気づかなかったことを振り返っての「家が燃えているのに花瓶を磨いていた」というセリフが響きました。
 聞き手役
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ヴィトゲンシュタイン(1993年製作の映画)

3.4

 ヴィトゲンシュタインについてレポートを書くのでVideo marketに課金して鑑賞。
 普通の伝記映画とは毛色が全く違う作品でした。史実に基づいてるんだけど、全部同じ黒い背景のスタジオで撮ってある
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容疑者、ホアキン・フェニックス(2010年製作の映画)

3.4

悪趣味ではあるけど、ここまでやり切ったんだからすごい。いろんな俳優が説得しに来るところは見応えがありました。ラップが下手くそで笑えた。彼が結構レオ様にライバル心があるのは知ってたけど今作では剥き出しで>>続きを読む

大いなる遺産(2012年製作の映画)

3.7

豪華キャストで原作に忠実に作ってある今作。原作は斜め読みだけど忠実だと思いました。映画にもゴシップ小説っぽい暗くミステリアスな雰囲気があって好印象でした。物語は19世紀の作品に多い世代を超えた復讐(遺>>続きを読む

アップグレード(2018年製作の映画)

3.7

物理的に怖いというよりは現実になりそうで怖いし、人間らしさを奪われる恐怖がありました。アクションシーンも人間味がない動きだと全く感動が生まれないんだなと感じました。ステムが実用化されたら人間は思考停止>>続きを読む