無口で無表情な床屋の男の語りを聞きながら、感動ポイントを探るも誰にも感情移入できない退屈な時間だった。
「オナラ」と「テレビ」だけでこんなに面白い作品になるとは思いもよらず。
毛玉だらけのお揃いセーターを着た兄弟。
弟の「アイラブユー」がかわいい。
この子役(島津雅彦)勇ちゃんを見たくてリピが止まらな>>続きを読む
女王を銃弾から守った夫アルバートへの愛が伝わるエンディングは良かった。
電池の残量が少ないのに携帯を貸してくれた人の優しさに温まる。
はぐれた子どもの名を告げ探して欲しいと乞う人に見つけた子を連れて行くシーンも涙。
燕来軒という食堂の店主が教師だった頃の教え子たちに招ばれたクラス会で酔い潰れるシーンが切なかった。
ストーリーは印象に残らないが、ミシェル・ウィリアムズが魅惑的だった。
晩年の認知症が進んだサッチャーを演じたメリル・ストリープに圧倒される。
ティーカップを洗い、部屋を出て行く後ろ姿のエンディング。その足の運びひとつにも女優魂を見た思い。
「ウィル・スミスの黒人版みたい」というセリフや、エンドロールのNGシーンが笑える。
パク・ヒスンにあいつを始末して欲しかった。
チャン・ドンゴンは眼鏡が似合う。
ダニー・グローヴァーも老いたなぁ。
組織から足を洗いたいメアリーを阻む男たちが迫力に欠けるけど、こじんまりとしたアクションもなかなか楽しめた。
騙し合いが上書きされる感じで面白かった。
でも、ヒョンビンのエクボを見ちゃうと"レイトオータム"を思い出して切ない。あの頃はヒョンビンに夢中だった。
もうリチャード・ギアのFxxkシーンなんか見たくない感じ。
切羽詰まったイーサン・ホークも、脇役のウェズリー・スナイプスもあまり見たくない。
冒頭の"トラちゃん"が訪れるシーンから変態映画の予感がしたけど、好きなストーリーではない。
湯原昌幸が笑える。
布施明に「お前、さしずめインテリだな」と言う寅さん。
手作り結婚式シーンはイマイチ感動しなかった。
ジュリア・チャイルドの話し方に似せたメリルは凄い。
キッチンの壁に下がる調理器具の多さに驚く。
ビリーがママからの手紙を読んでもらうシーンや、状況を理解し小さな胸を痛めるシーンに涙、涙。
子役が素晴らしい。
御前様が見られなくて寂しい。
おぃちゃん、おばちゃん、さくらも老けてしまったし、タコ社長も…
諏訪家の食卓シーンは好き。
被曝して身体をブラシでごしごし洗われるシーンが辛かった。
シェールとの絡みよりも、内偵のハラハラや記者との接触シーンをもっと見たかった。
それと、タバコ吸い過ぎ。
冒頭、葬儀の手配で頭がいっぱいの寅さんが笑える。
マドンナには、とらやを「犬小屋に毛が生えたような店」
さらに江戸川を「ドブ川に毛が生えたような…」と、度が過ぎる謙遜も可笑しかった。
さくらの美しさと>>続きを読む
地下鉄で乗客数名に語りかけ、声を聞き、訊いた彼らの名前をフルネームで書いたメモを後で開くシーンが良かった。
白人女性を好きになった夫から別れを切り出されブチ切れたアンジェラ・バセットが夫のスーツや靴を全て車に詰め込み、車ごと庭先で燃やしてしまうシーンがインパクトあった。
さらにバーでウェズリー・スナイプスと>>続きを読む
被告人が真実を語れなかった理由を知れば納得がいく。
ストーリーもさることながら、エンドロールのAndra Dayのソウルフルな歌声が沁みる。
チョン・ウソンよりもチョ・インソンの方がタイプかな…なんて思いながら大ドンデン返しを期待して見ていた。
屠畜場での拷問シーン以外は割とコミカルでオープニングのサザンロック風BGMなども新鮮だった。
ゲスいイケメンと鬱陶しいブサメンの対比に、十和子を理解した気になったけどそれは違っていたとわかる後半が凄い。
あんなに愛することができる「不幸」を見せられた思い。
アクリルボードに二人の顔を映す演出や福山の涙などどれも琴線に触れない私には是枝作品は合わないと感じた。
ケヴィン・クライン、スティーヴ・マーティン、そしてダニー・グローヴァーのコメディならば面白かっただろう。
不倫のエピソードは要らなかった。
エンドロールで殺人鬼たちのその後を知るが、逮捕に至るまでがうやむやでモヤモヤ。見なければよかった。
老い先短い富豪が、身代金は払わないが名画を買い漁る。誘拐が狂言ではという思いが強い。節税対策案には呆れた。
身代金を出し渋り続ける時間が長くてイライラする。
「家族が人生の全て」と言い切る犯人グループ>>続きを読む
信念を貫けば困窮し、信念を曲げて大金を手に入れたら暮らしぶりが派手になる。
「椰子の木の下でドーナツを食べること」から始まり、砂漠でマヤに電話するまでの葛藤がよく描かれていた。
運転しながらの格闘、隠し部屋のシーン、そしてクライマックスの死闘と、手に汗握りっぱなし。
ラストの壁画に感動。
郵便受けから手紙がポトンと落ちるシーンと、エンドロールの山下達郎の歌が印象に残る。
東野圭吾の小説では、ファンタジーなものよりも「白夜行」がダントツに好き。
子役(山崎光)や杏、風吹ジュンなどの配役も良かったし、きれいなアイメイクの吉高由里子がクセのない演技だった。
ニノや保奈美、生瀬などのキャスティングに違和感を覚えた。
逃げ回るシーンよりも監視システムの真の目的を暴くところに時間を割いて欲しかった。