みやしゅんさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

4.0

民主主義とはかけ離れた法廷で、彼らが訴えたのは最後まで民主主義だったー。

最後のベトナム戦争の戦死者の名前を読み上げるシーンは泣きました。いや、あれは泣く。

とてつもなく重厚で、アカデミー賞にノミ
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フローズン・ストーム(2020年製作の映画)

2.0

実話と言うのが衝撃……にしても、その実話の凄まじさが際立たずに、パッとしない仕上がり。赤ちゃんがすごくない?と冷静に思ってしまう。

魔女がいっぱい(2020年製作の映画)

3.0

ゼメキス血迷ったのか…?何でこれを撮ろうと思ったのか?アン・ハサウェイもなぜ引き受けたのか?そして、それはハッピー・エンドなのか?色々な疑問を抱いて終わりました。

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.0

そうか、よくよくタイトルを観たら「映画音響」か。「映画音楽」のつもりで観てたから、いつまで経っても音楽出てこないなーと思ってたら、凡ミスでした(笑)まぁ、音響もとても好きなんで、めちゃ面白かったですけ>>続きを読む

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

4.1

個人的にとても好みな映画。清原果耶と成田凌のかけあいが面白い会話劇。なんか、こう最後までほっこりする感じ。

みなこさんが物凄く報われないようなお話な気がしたけど、最後の最後に清原果耶が救ったような気
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君が世界のはじまり(2020年製作の映画)

3.6

オープニングの殺人事件の容疑者が捕まるシーンから、高校生の日常へ。この日常がかなりこじらせてる……ゆえに、誰もが殺人を犯しそうな空気が漂う。

中盤でその犯人は明かされるが、そこが主題ではないことに気
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ミナリ(2020年製作の映画)

2.5

オープニングで「A24」と出てきた瞬間に個人的に「あ、おわった…」と感じ、さらに「PLAN B」まで出てきて絶望…そのままラストへ。どうしてA24とPLAN Bとここまで相性が悪いのか分かりませんが、>>続きを読む

ブレイブ 群青戦記(2021年製作の映画)

4.2

オープニングが思ってたのと違ってかなり残酷だったけれども、途中何度も涙がこぼれそうになり、結果『群青戦記』。青春の全てが詰まってました。

スポーツ名門校あるあるの特進コースとスポーツコースの種別、ス
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

-

これは評価はつけられない作品ですね。

あの日あの場所での状況がよく分かるし、公開当初どうして賛否両論でてきたのかもよくわかる。

でも、この映画を観ることに価値がある。『3.11.』を忘れないために
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バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

3.4

解説サイトを見てやっと理解…でも、このメッセージを強烈かつストレートに伝えるならば『ザ・ハント』の方が個人的にはしっくりきたかなぁ。展開の速さもよかったし。ただ、ブラジル側から描かれた…というところが>>続きを読む

すくってごらん(2021年製作の映画)

3.5

みんな歌がうまいし、曲がめちゃくちゃいい。だからこそ、ジャンルのごちゃ混ぜ感が少しもったいない。

コメディ×ミュージカルでやってるんだとは思うんだけど、どっちかに振り切った方が潔かった気が…。

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ビバリウム(2019年製作の映画)

3.0

コロナ禍でブームのワンシチュエーションスリラー。本作もその一つ。

『ビバリウム』というタイトルと、冒頭の映像で全てを語ってしまっているため、ラストも想像の範囲内。子供の声が薄気味悪くて怖かった…でも
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.7

ダニエル・ラドクリフは、もう普通の役はしないんでしょうか?そして、何となくラストの方が『死の秘宝』の展開に似ていたのは気のせいでしょうか?(笑)

お洒落なオープニングに、久々のド派手なアクション、ス
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.0

1998年の作品なのに、現代でも通じる痛烈なメッセージがすごい。そして、夢と現実が入り混じる感じがのちの『パプリカ』に引き継がれてることがよくわかる。

これくらいダークなアニメーションって最近少ない
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.9

章立てされてる時点で「うわ、苦手な難しいやつだ」と思ったけど、そこまでごちゃごちゃせず、時系列はバラバラだけど綺麗に点と点が繋がっていくのが痺れました。面白い。おそらく原作は難しいでしょうが…。

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マンマ・ミーア!(2008年製作の映画)

3.8

職場の人と劇団四季版の『マンマミーア!』を観てから本家を鑑賞。劇団四季の再現度の高さを改めて知りました…!

ABBAの名曲たちから着想を得て作られているので、音楽がメイン?ストーリーの結末はいまいち
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ステージ・マザー(2020年製作の映画)

3.5

『バーレスク』的な要素と『天使にラブソングを…』的な要素を組み合わせに、さらにマイノリティの要素を織り交ぜた感じの作品かと思ってたら、フタをあけたらシンプルに"親子愛"を取り戻すための物語でした。なの>>続きを読む

砕け散るところを見せてあげる(2021年製作の映画)

3.5

オンライン試写会にてお先に。

いかにも狂ってそうなタイトルと予告編を観て中川大志は好きじゃないけど、清原果耶が出てるから絶対に見ようと思った映画。

豪華なキャストと、堤真一が出てきてからの不穏な感
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.2

不寛容な世界で"寛容"を求めてもがく主人公の姿に心締め付けられた。そして、いくら待っても出てこなかったタイトル『すばらしき世界』があのタイミングで出てくるのは本当に胸が苦しい。皮肉すぎる…でも、それが>>続きを読む

ファーストラヴ(2021年製作の映画)

4.5

疑わしきは罰せず、という言葉がささるエンディング。

評価低いから期待せずに観に行ったら、めちゃ面白かった!最近の法廷モノの中ならかなり良作。

先日の『哀愁しんでれら』では土屋太鳳の演技が光ってまし
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マッド・ハウス(2019年製作の映画)

3.5

『ミッドサマー』より全然面白い。カルトにのめり込んでしまう心理…的なものが描かれてて、途中から「え、このまま平和に終わるの?」と不安になってしまった(笑)

オチが上げてから落とす形式でとても良き。こ
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ウィッシュ・ルーム(2019年製作の映画)

3.0

うーん、世にも奇妙な物語に似たようなやつがあったから重ねてしまった。オチとしては秀逸ですが、所々ご都合主義であんまり納得できず…。

宇宙でいちばんあかるい屋根(2020年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃほっこりする映画。これは映画館で観るべきでした…!!

清原果耶ってどうしてここまで自然な演技ができるんだろうか。個人的にはどの若手女優よりも好き。そして、星ばぁ演じる桃井かおりの味たるや
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

4.2

皆さんは本当のシンデレラの話…知っていますか?

教育に携わる人にはゾクっとする話。いわゆる"モンスター・ペアレント"について描かれてるわけですが、大袈裟に描かれているようで、そうではないところがすご
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プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.5

痛烈な社会風刺映画。そして社会の縮図。こんなシンプルな創りで訴えかけてくる映画も今どき珍しい。

色々な謎が観賞後残ってますが、これはこれでありなのかな?でも333とか出てきた時の絶望感たるや。。
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リトル・ジョー(2019年製作の映画)

2.5

かなり冗長な感じで、とにかく長い!

この展開なら圧縮して75分とかでスピード感出してほしい…!音楽とオープニングの不安を煽る感じがよかっただけにとても残念。あとはあの花の威力が意外と大人しいというア
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カウントダウン(2019年製作の映画)

2.5

ファイナル・デッドシリーズを予想してたんだけど、パッとしない展開でいまいち…「続篇出ますよ!」的な展開も嫌!

とりあえず王道のストーリーです!

青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)

3.0

原作読んだことないからあれだけど、きっと監督に恵まれなかった作品なんだろうな、って印象…。

『君の膵臓をたべたい』の住野さんとは思えない振れ幅の作品なんだけど、ただ単に「主人公きもくない?」で終わっ
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

5.0

親愛なる坂元さん……ありがとう!そして、久々に観た映画館の満席!ありがとう!

いきなり2021年の個人的ベスト5に入るであろう映画に出逢いました。まぁ、大好きな坂元監督なので、当たり前ではあるんです
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さんかく窓の外側は夜(2021年製作の映画)

3.5

オープニング映像がめちゃ好みでテンションMAXに!あれ、センスありすぎて、久しぶりに興奮した。ただし、そのテンション上がりすぎのせいで、そのあと右肩下りに……。

ストーリーがしっかりしてるので、観る
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お!バカんす家族(2015年製作の映画)

3.5

嵐の櫻井くんが「暇な時に観た」と言っていたので、ちょうど暇だったので鑑賞。

オープニングから漂うとんでもないコメディ臭。まぁ、コメディ映画なんですけどね!笑

家族の旅行の目的はただ一つ。テーマパー
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.5

コレのためにDisney+に入った自分。

エンドロールで22番の声が川栄だったときの衝撃たるや!!!……いい女優に成長したなぁ、としみじみ😢

大人向けのピクサー。生きる意味って何だろう?という子供
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パラドクス(2014年製作の映画)

3.7

2016年に一度鑑賞してますが、そのときはながら見をしていたので伏線に全く気がつくことなく後半に突入して後悔した記憶があり、リベンジ!!!

スペイン映画が一時期ブームになっていた頃に話題になっていた
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マー ―サイコパスの狂気の地下室―(2019年製作の映画)

3.4

吹き替えで観ていると、途中からオクタヴィア・スペンサーが渡辺直美に観えてくる、そんな作品。日本版にリメイクするなら、絶対にマー役は渡辺直美で!(笑)

復讐劇ということは分かったけれど、結局マギーのお
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.6

原作の絵本が好きだったので鑑賞。これは……原作読まずに観た方が楽しめますね。結末知ってるのと、知らないのとでは天と地の差。

それでも「信じること」「夢を諦めないこと」というストレートなメッセージに、
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ジェクシー! スマホを変えただけなのに(2019年製作の映画)

3.7

2020年は105本見れたので、今年もこの調子で頑張ります!とくに一月から気になる映画多いので楽しみ😇

さて、新年映画初めとして、笑う門には福来る式でコメディをチョイス!!!

『バングオーバー』の
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