みずけんさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

みずけん

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バッドボーイズ2バッド(2003年製作の映画)

3.9

これはなかなか面白い。

前作では若干物足りなかった派手さがこちらでは爆発してる。マイケル・ベイらしいコメディと無駄に派手なアクションが上手いことミックスされてて笑える。ジェットコースターに乗る感覚で
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ハーフネルソン(2006年製作の映画)

3.6

田舎の薬漬け学校教師が、とある生徒との交流を深める中で成長していく話。

批評家からの評価が高いのでそれなりに期待して観たが、なんだか淡白な映画だった。
こういう感じの映画ではアレクサンダーペイン監督
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タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

3.8

グランドシネマサンシャインのBESTIAで上映してくれたので鑑賞。綺麗な画面で見れたのはいいものの、これ結構えげつない画質してる。笑

シーンごとにホワイトバランスがバラバラだし、そもそも画質がモヤっ
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[リミット](2010年製作の映画)

3.1

出オチ感がすごいというか、アイデア一発勝負という感じ。そこから意外な方向に行くのかと思いきや、慌てて家族に電話したり国の偉い人に電話したりとなんの捻りもないしょうもない展開。わざわざ長編映画にする必要>>続きを読む

めまい(1958年製作の映画)

3.8

ヒッチコックによる古典中の古典。あまりにも有名だし、あげたらキリがないくらい何度も模倣されている作品なので今更見るまでもないだろうと思ってたけど一応。

何が驚きかって、映像がめちゃくちゃ綺麗。この二
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ソナチネ(1993年製作の映画)

3.9

ポスターのせいで超バイオレンスな映画かと思いきや案外ほのぼのとした夏映画。かと思ったらやっぱりいつ、どこから、誰に向かって弾丸が飛んでくるか分からないという北野映画独特の緊張感。

静と動、緩と急のコ
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バッドボーイズ(1995年製作の映画)

3.8

マイケル・ベイの最大の特徴として、話の規模の母数がデカすぎる+上映時間が馬鹿みたいに長い=映画が進むにつれてどうでも良くなる、というのがある。けどこれはまだ見れた。

がしかし、逆にマイケル・ベイらし
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インセプション(2010年製作の映画)

4.3

グランドシネマサンシャインで。これはIMAXカメラは一切使ってないので普通のIMAXで観てもほぼ変わらない。公開10周年を機にIMAX用にリマスターし直したという事だけど、正直違いがわからん。笑

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メメント(2000年製作の映画)

4.0

いやー改めて、腹が立つほど難解な映画だなこれは。

映画のストーリーと、その表現方法の2つが謎という。「インターステラー」みたいに、話が複雑な映画は1度見ただけでも割と理解できたりするのに。
一部を切
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Doodlebug(1997年製作の映画)

-

あのクリストファー・ノーランでも最初はこんなもんか、と少し安心した。笑

恋のロンドン狂騒曲(2010年製作の映画)

3.9

ウディ・アレンらしいシリアスコメディだった。特に特筆することも無い、ウディ・アレン好きな人はまあ好きでしょう、という感じ。

ジョシュ・ブローリンとナオミ・ワッツが夫婦で、お父さんがアンソニー・ホプキ
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ザ・ブック・オブ・ヘンリー(2017年製作の映画)

3.7

うーん、これはちょっと安く感じたな。今をときめく有名子役2人の共演というこということ以外特に特筆する点が思いつかない。

長編映画と言うよりは、1話完結のドラマくらいのクオリティだった。

透明人間(2019年製作の映画)

3.9

元はジョニーデップ主演で映画化とか言ってた気がするけど、、これくらいの予算感でやった方が絶対いい。

ホラー映画にしては割と静かな雰囲気も好きだし、下品な怖さがなくて良かった。もちろん前作の「アップグ
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.6

地獄の黙示録の終盤部分を見ているような眠さだった。やっぱ、古い映画はテンポの遅さがものすごいなーと再確認。

The Stunt Double(原題)(2020年製作の映画)

-

iPhoneで撮られたショートフィルム。

デイミアン・チャゼル感は正直皆無だけど新しい可能性を感じさせる映像作品だった。
別に高いカメラを使わなくても映画は撮れるんだぞっていう。しかも今はYouTu
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アロハ(2015年製作の映画)

3.9

ハワイを舞台にすると、ただハワイの景色を映してハワイアンミュージックを流しておけば、映画を構成する上で重要な要素となる「雰囲気作り」の部分がクリア出来てしまうというチート。
豪華な主演3人がハワイにい
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ジャックは一体何をした?(2017年製作の映画)

3.5

ずーとシュールなギャグをやっててなんだこれって感じ。

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

3.8

映像はかなり凄かった。ドルビーシネマとかで見ると楽しそう。見るアトラクションという感じ。

ただストーリーはあまりにも単純なもので次の展開が気になるような映画ではなかった。これは目で楽しむための映画。

つぐない(2007年製作の映画)

4.0

監督と主演の組み合わせのせいで前作の「プライドと偏見」みたいなイメージで見てしまったが、後半からなかなか意外な方向に。

人間関係がドロドロしている英国王室物のような雰囲気かと思いきや、戦争の悲惨さを
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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

3.8

黒人版の「アメリカン・グラフィティ」みたいなもんだと思って見てたら終盤は社会派ドラマに。今回のBlack Lives Matterと同じようなことが描かれててびっくり。

スパイク・リー作品は数本しか
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.9

レンタル開始当時家で見て、なんてつまらない映画なんだろうと思ったけど今見たらなかなか。

当時気付かなかった色々なメタファーに気づけたのがでかい。

これ、要するに一人の人間が産まれ変わるという話なの
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モーターサイクル・ダイアリーズ(2004年製作の映画)

3.8

ロバート・レッドフォード制作のロードムービー、という知識しか無く見てみたらチェ・ゲバラの話だった。笑

ロードムービーとは言ってもアメリカの用もなく広大な大地を放浪するというTake It Easyな
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クラッシュ(2004年製作の映画)

3.9

有名な作品だけど見てなかった。21世紀にアカデミー作品賞取った中で見てなかったのこれだけかも。

前から重そうだなーと思ってたけど、案の定人種差別の問題を深く切り込んだ、切れ味の鋭い作品だった。

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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

3.6

デンキウナギの水槽に落ちた男が超人化する時点でストーリーどうなってんのや。しかも悪人になるまでの過程がくそテキトー。

オズボーンが持病を治すために注射→激痛→何故かそこにあるスーツ装着!の流れはテレ
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.1

公開当時見た時はちょっと物足りなく感じた本作。実際の出来事をドキュメンタリータッチで描くということで、やっぱりドラマ要素がほとんど欠如してしまっているので他のノーラン映画とは全然違う。ノーランの中でも>>続きを読む

Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

4.0

北野武舐めてた。これはかなり傑作。この人がこんなにも静かな心の持ち主だったとは。笑

ボクシングとヤクザ、2つの道に進んだ2人がそれぞれの道で挫折する。ここ、普通の映画なら2人とものし上がってくと思う
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.8

マーク・ウェブが監督なだけあって青春ドラマの部分はなかなか面白い。まずアンドリュー・ガーフィールドとエマ・ストーンというコンビの時点で最高。この人は魅惑的な女の子を描く技術がピカイチ。笑

ただ肝心の
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

3.8

あまり見たこと無かった北野映画。映画ファンを名乗るなら見ねばという感じで視聴。

この人の魅力はいい意味でも悪い意味でもセオリーを完全無視しているところだと思う。
アウトレイジなどでもお馴染みの、まさ
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シリアスマン(2009年製作の映画)

3.8

コーエン作品らしさ前回の作品だった。ただ、日本人には馴染みのない聖書のヨブ記に関連した事柄をかなり多く入れ込んでて、いまいちピンと来ない描写が多い。

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.5

これなにがつまらんて、映画でマジックやった所で全然驚かないという。そんなんどうにでも出来るしみててしょうもない。

登場人物がみんなドヤ顔で歯の浮くようなセリフを四六時中言ってんのも見てて恥ずかしい。
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

4.0

この映画のハイライトはスネイプのくだりかもしれない。7作品という長い年月「味方なのか敵なのか」という引っ掛かりを残しておいて最後に伏線を回収するっていうのは、シリーズ化することを前提に制作された本作な>>続きを読む

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

3.9

リアルタイムで映画館で見た時、「なんかいきなり大事になったな」と驚いた覚えが。
初見の人からしたらずっと緊迫感が漂ってて息付く暇もないのかもしれないけど、ストーリー知ってる側からすれば中盤はテンポ遅く
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着信アリ(2004年製作の映画)

3.8

やっぱりJホラーは海外のホラー映画にはない独特の奇妙さみたいなのが怖い。

僕が近年の日本映画が根本的に破綻してると思う理由は、映画の「背景」が欠如してしまっているからだと思うんですよ。映画って作る人
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ダークナイト(2008年製作の映画)

4.5

池袋グランドシネマサンシャインのIMAXレーザーGTで。日本で初上映となるフルサイズ版が見れるのは大阪109シネマズのスクリーン11、グランドシネマサンシャインのスクリーン12の2スクリーンのみなので>>続きを読む

アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.8

これ、一見めちゃくちゃ軽い映画に見えるけど、メッセージとしてはかなり根深い問題を捉えてる。
人種差別やLGBTの差別がもし無くなったとしても、女性を容姿で判断してしまう人間の思考は多分ずっと変わらない
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.7

内容としては「レディーバード」、「スウィート17モンスター」あたりと似てるけどそれよりもうちょっとリアル。かなり見てて辛いし、正解を見せてくれないまま終わってしまう。

人の話もきかずずっとスマホいじ
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