鉄砲玉集団と在日の悲哀というには物足りないけど、嫁の物干し背景の梅宮辰夫の長良川堤防転がりは滅法美しい。ただ、赤い傘にしても、そういう柔らかさは大局にたいしてうねってなくて切ない。社畜ならぬ組畜描写も>>続きを読む
Moooooooo~
お仕置き葉巻プレイでのスザンナ・ヨークのなんとも言えない表情から寸詰まり&破滅を覚悟した。このへんだけで二人がどんな関係性で生活してきたのか垣間見えちゃうのもビシビシくる。ヒス>>続きを読む
サバービアもの大好きだけど、ポップで情報満載の楽しい映像の枠内で終わった。M―1における、いかに細かく笑いをとる手法みたいの思い出す
時代にそぐわず、故郷にも戻れない男二人の小鳥のような寄り添いあいよ。菅原文太に連れ戻されて後部座席の隣でべそかく渡瀬恒彦がかわいすぎるので構成の半端さや台詞で説明しちゃう残念感も許す。キザな津川雅彦の>>続きを読む
阿部豊版もみたい~
未読ながら獅子文六の筆致の軽やかさがみえるような市川崑の相性のよさを感じたのだけど、復刻本の解説はMDKせんせいなのねん…
ブラックは黙ってナンバープレート
賞とか意義とか自分には関係ないけど、金歯グリルの描写に+0.5
島根も大好きだけど、手段と目的がごちゃごちゃになるのを松方弘樹の剥き出しさが凌駕するうねりに乗っかってゆく楽しさ。大谷直子が見つめる、食べられなかった御膳と半分に折られた座布団の虚ろな風情。冒頭の刑務>>続きを読む
奥さんの実家が金持ちとか何か聞いたような設定つまらない。団欒の静けさはよかった。ニコラス・ハミルトン、覚えた
洗練されながらも、夜の暗さは深く陰影に落ち着きがあって増幅する閉塞世界・閉塞人間関係、からのよく分からない広がりのドキドキは更に増し。なんだろね。
普通に性器いいなー。自然体とか真面目に言えないけど(>>続きを読む
まとまらなさがいとおしくて、街の膨張のさまがとにかく素晴らし。極彩色も初期の短編と独白に通ず。ギロディ真面目(地図標識もちゃんとしてたりして)。
男性モデル日曜日のお父さん的3ショットよりNYの街角の3人組の方が生気があって洒落ていたりしてね。虚飾の中の、街角ショットの間がよかったな
教え子の哲学山荘、ドイツ語で滔々と議論していても気を遣われない感じ好きだ。ユペ様はユペ様でそれどころじゃないし(ドイツ語できる設定かどーかは知らないけど)。
アピチャッポンを想起させるファーストショット。能弁な佇まい。緊迫性を透かす笑い。でも総じてつまらなかった。この程度の優しさに負けない(ムアラフは好きだったよ)。
これの前にみたワイズマン「アスペン」>>続きを読む