honeyhollowさんの映画レビュー・感想・評価 - 32ページ目

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人生タクシー(2015年製作の映画)

3.5

正しさと面白さは関係ない。パナヒの、柔和さを崩さないさまは不気味でよかった

日本暴力列島 京阪神殺しの軍団(1975年製作の映画)

3.0

鉄砲玉集団と在日の悲哀というには物足りないけど、嫁の物干し背景の梅宮辰夫の長良川堤防転がりは滅法美しい。ただ、赤い傘にしても、そういう柔らかさは大局にたいしてうねってなくて切ない。社畜ならぬ組畜描写も>>続きを読む

甘い抱擁(1968年製作の映画)

4.5

Moooooooo~

お仕置き葉巻プレイでのスザンナ・ヨークのなんとも言えない表情から寸詰まり&破滅を覚悟した。このへんだけで二人がどんな関係性で生活してきたのか垣間見えちゃうのもビシビシくる。ヒス
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そうして私たちはプールに金魚を、(2016年製作の映画)

2.0

サバービアもの大好きだけど、ポップで情報満載の楽しい映像の枠内で終わった。M―1における、いかに細かく笑いをとる手法みたいの思い出す

山口組外伝 九州進攻作戦(1974年製作の映画)

3.5

時代にそぐわず、故郷にも戻れない男二人の小鳥のような寄り添いあいよ。菅原文太に連れ戻されて後部座席の隣でべそかく渡瀬恒彦がかわいすぎるので構成の半端さや台詞で説明しちゃう残念感も許す。キザな津川雅彦の>>続きを読む

青春怪談(1955年製作の映画)

4.0

阿部豊版もみたい~

未読ながら獅子文六の筆致の軽やかさがみえるような市川崑の相性のよさを感じたのだけど、復刻本の解説はMDKせんせいなのねん…

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.5

ブラックは黙ってナンバープレート

賞とか意義とか自分には関係ないけど、金歯グリルの描写に+0.5

脱獄広島殺人囚(1974年製作の映画)

4.0

島根も大好きだけど、手段と目的がごちゃごちゃになるのを松方弘樹の剥き出しさが凌駕するうねりに乗っかってゆく楽しさ。大谷直子が見つめる、食べられなかった御膳と半分に折られた座布団の虚ろな風情。冒頭の刑務>>続きを読む

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.0

奥さんの実家が金持ちとか何か聞いたような設定つまらない。団欒の静けさはよかった。ニコラス・ハミルトン、覚えた

垂直のまま(2016年製作の映画)

4.5

洗練されながらも、夜の暗さは深く陰影に落ち着きがあって増幅する閉塞世界・閉塞人間関係、からのよく分からない広がりのドキドキは更に増し。なんだろね。
普通に性器いいなー。自然体とか真面目に言えないけど(
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勇者に休息なし(2003年製作の映画)

5.0

まとまらなさがいとおしくて、街の膨張のさまがとにかく素晴らし。極彩色も初期の短編と独白に通ず。ギロディ真面目(地図標識もちゃんとしてたりして)。

パッセンジャー(2016年製作の映画)

3.5

アンディ出るってゆってよね(ぼく地球の紫苑は9年耐えた。木蓮ひどいよな)

モデル(1980年製作の映画)

4.0

男性モデル日曜日のお父さん的3ショットよりNYの街角の3人組の方が生気があって洒落ていたりしてね。虚飾の中の、街角ショットの間がよかったな

未来よ こんにちは(2016年製作の映画)

4.0

教え子の哲学山荘、ドイツ語で滔々と議論していても気を遣われない感じ好きだ。ユペ様はユペ様でそれどころじゃないし(ドイツ語できる設定かどーかは知らないけど)。

タレンタイム〜優しい歌(2009年製作の映画)

2.5

アピチャッポンを想起させるファーストショット。能弁な佇まい。緊迫性を透かす笑い。でも総じてつまらなかった。この程度の優しさに負けない(ムアラフは好きだったよ)。

これの前にみたワイズマン「アスペン」
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軍事演習(1979年製作の映画)

4.0

全編通して何やってるのか分からんのがいい。紛れてる子供、なおいい。