まみさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

まみ

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白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)

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これ、前情報をあんまり入れておらず、かなりリアリスティックな雰囲気の中進んでいくもんだと思ってたので、まるまる夢なのかもしれないという手触りに気がつくのが遅れた。これは作品が奇妙な雰囲気を纏うのに貢献>>続きを読む

ママと娼婦 4Kデジタルリマスター版(1973年製作の映画)

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今はもう好きになってくれない女が、欲しい女が目の前にいると、嘘か本当かわからない話をとめどなく話し続けるアレクサンドル。対峙する女は特に愛想良くするでもなく聞いてるのか聞いてないのかわからない目で見つ>>続きを読む

よみがえるブルース/トゥー・レイト・ブルース(1961年製作の映画)

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📝ピンクの綿飴みたいな夢、人がぎゅうぎゅうに詰まったフレーム、理知的に見えるゴーストの身の丈に合わないプライドが悲哀を含みながら浮かび上がってくる、何もないということを知る男と女…契約を取り付けたあと>>続きを読む

ペトラ・フォン・カントの苦い涙(1972年製作の映画)

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醜い人の醜さが画面に投げつけられるのがファスビンダー…その醜さを画の美しさが跳躍していって、ああ…!いい…!って苦い涙についてはあんまりなれずうう…っとなってたけどラストシーン綺麗すぎたのでなんでもよ>>続きを読む

さらば、わが愛/覇王別姫 4K(1993年製作の映画)

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「(蝶衣は)芝居と現実、男と女の区別がついていない」by那。京劇の客層は変わっていく、初めは熱狂的な市井の人から日本軍になり、中国軍になった。小楼も変わっていく、自信家で覇王のように尊大だった彼はコン>>続きを読む

アル中女の肖像(1979年製作の映画)

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名前も言葉も多くは与えられない女はただ酒を飲むために生きることで世の中に反旗を翻す
華美な服装とアイコニックなメイクで街を闊歩し、時に男に誘われることもあるが絶対に受け入れない
誰の意見も聞かないし、
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不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

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肉体をポツンとその場に置くだけで、彼らの心が部屋の中を自由に動き回り、孤独や不足が伝播してしまう。その様子は大好きな大好きな『ヴィタリナ』を連想する。画のシンメトリーさ、人の配置と動かす速度への執着っ>>続きを読む

ラヴ・ストリームス(1983年製作の映画)

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忘れたくないところ↓
部屋の外の様子を伺うためベッドの上を這うように膝立ちで移動するジーナローランズを斜め下から映すショット/ロバートが卒倒したサラが回復したあと何か説き伏せるように大丈夫だと声をかけ
>>続きを読む

(1989年製作の映画)

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ニノとヴィセンテがソファの両端を持ってぐるぐると回るシーン、ヴィセンテが右端に腰掛け、背もたれに座っていたニノが座面に滑り落ちる、天カメで捉えられる2人/ヴィセンテとクララが向かい合うシーン、ヴィセン>>続きを読む

⻘いカフタンの仕立て屋(2022年製作の映画)

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おいおいと泣きすぎで嗚咽を抑えるのが大変なほど

6/24 2回目

アシスタント(2019年製作の映画)

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無機質なキャビネットに浮かび上がる、ジェーンのくすみピンクのトップスとアイシャドウ

アルマゲドン・タイム ある日々の肖像(2022年製作の映画)

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アルマゲドンタイム→ユダヤ人としての過去は「決して忘れるな」自分だけ助かってしまったことは「振り返るな」自分が生きているだけで人を傷つけているという感覚加害しているんだということ、それを知った少年、校>>続きを読む

ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

壁にうつった光の反射について、祈ってる人に見えない?え、人に見えない、ごめん、なんで謝るの/オアシスの暴風雨で揺れる木のことが怖い女性、セリーヌシアマの秘密の森で影が熊みたい?と言ってた話のように、何>>続きを読む