モカさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.9

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早稲田松竹でやってくれるとおもってた。ありがとう。
避暑地、水辺、ピアノ、アプリコット、繊細な少年と青年。はぁ〜〜すべてが美しい。青春て痛々しい。はじめから終わりがくることを分かっていたひとつの夏がせ
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.7

今まで避けてたけど間違いで見始めてしまった。プライムめ。
案の定、豆腐メンタルにはきついシーンに何度もリタイアしかける。が、画面構成の素晴らしさに騙されて2日に分けて見終えてしまえた事が驚き。欲望どろ
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.5

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期待通りすごくよかった。個人的には戦争が主題ではないと思っていて…すずさんの目を通して見る景色。この世界に確かにすずさんが生きている、生きていた、そんなふうに感じる物語ってなかなかない。その素晴らしさ>>続きを読む

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.8

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初めての体験!懐かしのwindowsの起動音から始まるのもワクワクがとまらない。
他の作品だとフェイクにされがちな企業名も全部実名で登場するのがリアルで興奮!
カレンダーの使い方、ノートンの警告メッセ
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.8

数ヶ月前、啓示のように何となく「2001年を映画館で観たい」と思いつき、70mmフィルム上映を知った時にはチケットは完売…。しばらくしてIMAX上映のニュースを見つけた時は嬉しかった!

満席で3列目
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.8

音楽が良すぎて素人感がないのがたまにきず。ダンスホールのシーンが本当にいい。「happy sad」そのもので特別に輝いてる。泣けた。

最後のシーンは唐突だし合成感があり違和感だけれど、MVをオマージ
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映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険(2017年製作の映画)

3.8

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とても良くできてる。10万光年前の光を見つめるあのエンディングは素晴らしい。
リメイクは旧作に思い入れがあり素直に見れないので…完全新作なら今後も見ようかなと思えたドラ映画でした。

太陽の王子 ホルスの大冒険(1968年製作の映画)

4.3

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1968年、50年前の作品とはちょっと信じられない。若き日の巨匠たち、さすがです。。

ヒルダは森康二さんの造形から内面の描き方まで最高。作品内でも浮世離れしていて、孤独を抱えている姿も花畑でマウニを
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チチを撮りに(2012年製作の映画)

2.9

少し期待しすぎた…最後のあれは監督の照れなのか?

八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.8

救いがあるが、つらい。写真館のシーンに大泣きしてしまった。
女って、母娘って、哀しいなあ。

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.5

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L3が可愛らしくて好き。ランドが命がけで助けにいったのに、最後ファルコン号ごとハンにやってしまったということ??物語的にご都合主義でもいい、ずっとランドの相棒でいてくれたらワクワクできるのになぁ。
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.3

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西川作品きちんと見るのは初めて。子供があまりに自然で、逆にどうやって撮ったのか不思議なほど。
歌い手としての竹原ピストルしか知らなかったので準主役で驚いたけれど、役その人にしか見えなかった。声に気持ち
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.0

グッとくるポイントがなかったのとツッコミどころが多すぎて。綺麗ではあるのだが。。

ジャッジ!(2013年製作の映画)

-

出ている役者は比較的好みなのに、見ていてずっと恥ずかしい気持ちでザワザワし、立食パーティーのシーンでついに停止ボタンを押した。
映画館じゃなくてよかった…。

「俳優の顔敷き詰めポスター系映画」は個人
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僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

3.7

動物に人間の言葉をアテレコするの好きではないので半信半疑で観たのだけどこれはよかった。単なるお涙頂戴ものにしまいとする意思を感じたし大切な教えが詰まっている。犬版「100万回生きたねこ」かな。草原を駆>>続きを読む

パディントン(2014年製作の映画)

3.6

野生の臭いがしそうなクマで若干下品な表現は意外だった。ドタバタ劇は子供ウケいいのかも。人種問題の暗喩はありがちだけれど、中盤と終盤で変わるバンドの歌詞がピュアで◎
おうちのインテリアがめちゃかわいい。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.0

実は特異体質でしか起きないような事は描かれていないのでは、と気づいた後半、これは観る者の物語なのだなと感じた。どこにでもある人生、誰にでも起こりうる出来事。私達は皆、生まれたときから死に向かっている。>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.1

マッチョイズムの殴り合いだと思い避けてたけど、正反対。こんな内省的な映画だったなんて。もし思春期だったらエヴァ観た時のようにこじらせてたと思う。アマゾンプライムで観ている消費社会の自分も殴られたような>>続きを読む

ローラーガールズ・ダイアリー(2009年製作の映画)

3.6

エレンペイジの魅力!
スポーツも登場人物も個性的で、チームのメンバーなどモブ的になりそうなところ、全員が生き生きしていてすごくいい。
このシーン撮りたかったんだろうなぁ!というステキなカットも沢山あり
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.3

やっと見れた!
いやいやハードル上げすぎたか…?と序盤で一瞬不安になるのも含め紛れもなく最高だった!映画讃歌を感じて泣きそうにすらなる純度の高い作品。すべての映画好きに見てほしい!!本当に面白かった。

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

4.0

新宿中央公園の野外シネマで。

願いを人に託しすぎれば呪いになる。そして連鎖する。普通の子供のように…という願いもそう。親子3世代、もしかしたらその前も続いてきたかもしれない呪いを、メアリーは打ち破っ
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

3.5

作中で絶対的な正解は描かれていないとおもうのだけど、この作品を見た多くの人が思い思いに「これが真実だ!」と語っているのが面白い。まるで村人と同じでは…。画面を飛び越えて惑わす事ができる映画のパワーは凄>>続きを読む

バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.5

事実は小説より…まさかの実話。公開当時はあまり興味が持てず見なかった。原題なら意味が通じるのにセンスのない邦題(アメリカをはめた男)のせいで損をしていると思う。
闇のある話だけれどカラッとしたつくりに
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.0

有名すぎて見るのを躊躇っていたのだけど流石に名作。
ブルックスの不安恐れ諦めの表現がうますぎて本当に辛くなる。哀しい。

暴力シーン度:なんとか耐えられる。
淡々とした語りと、アンディの消えない希望と
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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

4.0

犬ヶ島がとてもよかったので同じくウェス・アンダーソン監督作品を。
ストーリーも画面も可愛く、終始ニヤニヤしながら観てしまった。背景や美術も箱庭のような良さがあって好き。エンドロールもさすがのセンス。

ゴジラ(1954年製作の映画)

3.9

シンゴジラが初代のオマージュと知って鑑賞。ゴジラがとても恐ろしく、ああこれなのかと納得。想像の何倍も良かった。

マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.9

強烈な印象が残った。
とても痛い。

Amazonプライムで再視聴したらもう少し冷静に観れた。魔法少女と元魔法少女に運命を狂わされる二人の男…まるで救いのない話だけど、この監督の采配というか塩梅、好き
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