mmoeさんの映画レビュー・感想・評価

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Summer of 85(2020年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

これは日記やな。

関係を失ってしまった後、幻想を愛していたのだという言葉に出会った後、それを乗り越えるということ、あたいはできてるのかなとかおもった。

どうしたって特別な感情のめばえと、幻想は一緒
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希望のかなた(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

人の血を流させないための判断が、人とともに生きる個々人の日常として描かれていることが素晴らしいと思う。

あと、難民申請後の制度と暮らしの部分も細かく描かれているから、自分の国のことと比較して学ぶこと
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ミス・マルクス(2020年製作の映画)

3.4

エンドロールの間ずっと、脳内で「悔しい」と叫んでた。

そして映像に重ねられたパンクロックが、叫びとして、悔しさを生きるためのエネルギーみたいなものに昇華させた。生きてやると思っている。

作中引用さ
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返校 言葉が消えた日(2019年製作の映画)

4.2

「忘れない」という言葉を自分の生きる現実に持って帰ってきた時、どれだけ多くのことを忘れて生きているのかと思ってしまった。

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.5

今年一番最初に観た映画。まさかこの映画を観て元気が出るとは思わなかった。

1人の女性の人生が掴み取った、生殖器をモノ化する家父長制度からの解放の物語から、特定の女性が排除されてはならないという不安を
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

沢山泣いた。
もう一度みたいと思うのは、自分が感じたものがあまりにも多く、涙と一緒に流れ出ていってしまったように感じるからだ。

役所広司演じる三上がそこにいた事、そしてその存在に輪郭を与える三上を周
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異端の鳥(2019年製作の映画)

4.8

差別という暴力は子どもに対しても容赦しない。残酷で恐ろしい現実を思い知らされる映画だった。

映画館なのに思わず手で目を塞いだり、身を捩らせながらスクリーンに映る暴力を見ていたが、映画の中で少年が晒さ
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ハルコ村(2018年製作の映画)

4.4

トルコのクルド地域の村、ハルコ。
道なんて概念が消えてしまうように広がる大地の中に、平べったい家がぽつり、ぽつりとある。

宣伝文のなかに"「家族」の喜怒哀楽"という言葉があるけれど、わたしは喜びの場
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眠る虫(2019年製作の映画)

-

映画はとてもよくて、とてもいい時間を過ごしたと思ってエンドロールを眺めていたら「企画 直井卓俊」とあり、最悪な気持ちになった。

それは『童貞。をプロデュース』の性暴力事件において配給の立場から加害し
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.1

私は『フランシス・ハ』のグレタへの自己投影がすぎるのだけど、監督作になると気持ちがスーンっとなる。たぶん、家族に対する信頼というかストーリーの土台にしっかりとある見えない結びつきを、私はグレタとは共有>>続きを読む

CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

4.5

肉体の高揚とその高揚が集団で共有されることの気持ち悪さとか、暴力を止めることのできない状況に囲われてしまう時の自分のふがいなさとか、終わりの見えない事の怖さとかを、ただ観てるだけなのに自分自身の口腔内>>続きを読む

殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

4.3

いっぱい泣いた。キャピ子と地味子って名づけかた、嫌だなと思うけど、キャピ子と地味子のお話がとても好きだった。キャピ子の幼稚園時代の回想からいっぱい泣いてしまった。撫子ちゃんの事もとても好き(撫子って名>>続きを読む

家族を想うとき(2019年製作の映画)

-

とてもよかった。
私はあなたからたくさん学んでいる。

ウンギョ 青い蜜(2012年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

先生の恋心や肉欲が散り散りに砕かれる瞬間を待っていた。それは早く老人が高校生に恋心と性的欲望を抱く物語から解放されたかったから。どう受け止めたらいいのと素直に観れなかった。だから打ち砕かれたその時、と>>続きを読む

火口のふたり(2019年製作の映画)

-

ご飯が美味しそうだった。魚のパリパリ焼きとパスタとか。(オリーブオイルまみれだけど)と思ったけど、思い返したら不味そうに思う。

震災の時に、他人事じゃないマネは出来ても…という負い目の話で、2人の会
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慶州(キョンジュ) ヒョンとユニ(2014年製作の映画)

4.2

ゆっくりと流れる時間が心地よく、ヒョンの耳と腕にずっと見とれていた。好意を抱く男の耳と腕が好きだから、それを思い出していた。掴みたい。目の前にそれがあるなら、何度も視界に入れてその美しさを確認したい。>>続きを読む

僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.8

思想に介入されがちな社会で生きる私にとって、言論の自由が担保されていない社会で生きる私にとってお守りにしたくなる、話。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

-

脳内の1を追いかけ続けたいので、2で妥協したくないんだ、、。と思って、私にはまだ早い映画だった。

ヒロイン失格(2015年製作の映画)

-

坂口健太郎美しい、、、。

弘光くん…🥺
俺のこと、呼んだでしょ…😉
傘は🥺❔(私も思った)
忘れた…😉🌟(かっこいい)

アホなこと言ってるのにかっこよ過ぎて爆笑した。

ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

4.2

観終わって、if Beale street could talkという原題に込められているであろう悔しさ、無念を噛みしめる。

凪待ち(2019年製作の映画)

4.3

ギリギリ社会に繋がってる男が、とある出来事で突き落とされて、転がるに転がり暴れながら自ら加速させて転がり堕ちて、堕ちて、堕ちていく。

私はその堕ち方を知っている。それを加速させる言葉が、人の心に時折
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サスペリア(1977年製作の映画)

3.8

見終わってもずっと、壁を辿って歩いてるみたい。
建物がとても可愛くて、内装もとても可愛くて、私この映画怖がることができるかな、と思ったけど次第にその要塞が怖くなる。その緊張感に四角いスクリーンから目線
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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

4.4

柳沢慎吾のあばよ!の元ネタはこの片岡鶴太郎なんじゃなかろうか、という場面があった。

秋吉久美子は本当に可愛いなぁ。今も昔も。火曜サスペンスの「可愛い悪魔」という大林宣彦監督の2時間ドラマがあるのだけ
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(2018年製作の映画)

2.5

話として全く好きになれないけど、福田麻由子の演技がすごかったり、冒頭に繰り返されるダサいバンドのMVみたいなノリと現実が重なる演出が、夢の軽さと現実の重さが乖離しているのを表していて、クソなバンドマン>>続きを読む

E.T.(1982年製作の映画)

2.7

齢30にして、初のE.T.。
別居してる父親がメキシコに不倫相手がいる中で、まだ年少の子どもを含めた3人の子どもを育てつつ、働いてるお母さんめっちゃ大変すぎるのが、後からすごい気になってきた。そんな中
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鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

4.2

極音上映。金属音が苦手だから金属の擦れ合う音に嗚咽しながらその音と、金属が肉を抉って血とぐちゃぐちゃに絡み合う映像に興奮した。田口トモロヲの死の直前の臨界点みたいな表情にも興奮する(性的な意味ではなく>>続きを読む

バイス(2018年製作の映画)

5.0

終始チェイニーとラムズフェルドが怖い。自分が歳を重ねる中で生じていた悲惨な出来事、知ってはいたけれどこんな冷血で濁った私欲のための政治で起こっていたのかということを見せつけられた。日本も加担した戦争。>>続きを読む

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