このレビューはネタバレを含みます
映画が始まる前の予告編で目がバキバキに冴えていたので、きょうは映画を観ても寝ないだろう…と思っていたのに、主人公が電車の中で寝落ちする前に寝てしまった。
地下鉄の中の音も、夜の街の音や光も、美しくそ>>続きを読む
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わたし、ネタバレ無しに感想をかけなくなってしまったみたい(照)
三宅唱の作品の中で登場する人の本棚や部屋、それぞれの生活の中にあるもの、ありかたが映されるシーンを見つめる瞬間も好きだなと思った。>>続きを読む
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いけいけーみたいな気持ちになっても、テルマとルイーズに起きたことの深刻さをみつめる主人公たちの言葉や表現にわたしも立ち止まることができた。
どれほど昔の映画か把握していないけれど、テルマとルイーズ>>続きを読む
人が殺されている事件に基づくドキュメンタリーだから点数はつけないけれど、多くの人に見て欲しいと思う。
エヴァ・マリーを殺したセックスワーカーに対する「自立した大人ではない」「精神的に安定していない」>>続きを読む
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「セックスワーク、暴力、エンパワメント」と題された公開上映会の中で、構造的暴力をテーマに開かれた回で鑑賞した。同志社大学の寒梅館 クローバーホールにて。
基地村で働く移住ワーカーたちの姿と、そこで4>>続きを読む
認知症を脳が壊れるとする表現は好きじゃない。
この作品の宣伝のために集められたコメントたちの中に登場する恐らく認知症の症状が起こす行動に対して恐怖心を煽られた、そして煽るようなものに対しても批判的であ>>続きを読む
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とても辛かった。
すごく残酷だった。
点数なんかつけられないくらい、大切な事が描かれている作品だと思うし。
それにひとつひとつの場面や衣装が美しかった…。
スィルビアとイレーンが友情を交わす場面も。>>続きを読む
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僕は可哀想じゃないよというセリフを言わせる割に、悲しげな音楽つけている…と思った。
誰かにしか手に入らないものは、そんなのはくそだ、しあわせじゃないというセリフは持って帰らないと言うか、忘れてはいけな>>続きを読む
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性的な描写の記述有りの感想というか個人の日記。
最後のキスをバトンしていくみたいな場面と、白い幕の向こうでDJが行われそれを立ったり歩いたり座ったりと聴いている人々を映す場面がよかった。
もちろん>>続きを読む
人との関係を諦めずに、自分を変えながら模索していくということが描かれていて、それを見ることは私にとってとても貴重で大切な経験だった。
音楽もとってもよかった。
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よいと思う気持ちと、セバスチャンが遺児として、「別の人格ではあるもののジョナス・メカスが磨き上げた作品」として語られたことに対する私には無理と思う気持ち。でも私はジョナスさんでもセバスチャンでもないか>>続きを読む
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音と共に画面を追いながら、気持ちが重く息が少しずつ荒くなる場面がある。
強い陽の光に眉をひそめながら、揺れる波が美しく感じる時間も、それらの時の積み重ねが空虚や疲労で覆われてしまう時間。
時を経て、手>>続きを読む
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「あんたそこに愛はあるんか」って言ってるように聞こえるよね…内容も重なるし。
安保闘争、当時の学生運動について雑に捉えて世の中に放っていいと考える湊かなえと廣木隆一の浅はかさに白けた。
日米安保、>>続きを読む
すごくよかった。
すごく好きだった。
고마워.
이 영화를 만나서 기쁘다.
그 배우님의 목소리가 지금도 제 머릿속에서 들례요.
妹といる時間と、お花屋さんで過ごす時間、監督と過ごす時間の中>>続きを読む
チワワちゃんが、すごく魅力的にそこにずっといてそれがなんか弔ってるみたいな気持ち。
人の前で丸裸みたいなキラキラした人みたいな、爆発力のある人。こうなれたらいいなといまでも思う。
のでミキちゃんからチ>>続きを読む
わたしがマリコだったらということを漫画を読んでる時は考えなかったんだけど、映画を観たらわたしがマリコだったら、シィちゃんに依存してしまっていることも苦しかったのだろうと思ったりした。苦しくないはずがな>>続きを読む
私が逃げたいなと思っているもの、家族と共に歳を重ねる、生きるということで避けることの難しい現実も描かれていたために、たとえば親の健康とか、途中で席を立ちたくなったけれど最後まで観てよかった。
家族と>>続きを読む
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なんでセレーナが謝らなければならないのか、レイプの被害を受けた15歳の女の子が親として愛情を与えることができなかったことについて謝る事がガブリエルからだけではなく作品の作り手から期待されるという事に違>>続きを読む
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これは日記やな。
関係を失ってしまった後、幻想を愛していたのだという言葉に出会った後、それを乗り越えるということ、あたいはできてるのかなとかおもった。
どうしたって特別な感情のめばえと、幻想は一緒>>続きを読む
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人の血を流させないための判断が、人とともに生きる個々人の日常として描かれていることが素晴らしいと思う。
あと、難民申請後の制度と暮らしの部分も細かく描かれているから、自分の国のことと比較して学ぶこと>>続きを読む
エンドロールの間ずっと、脳内で「悔しい」と叫んでた。
そして映像に重ねられたパンクロックが、叫びとして、悔しさを生きるためのエネルギーみたいなものに昇華させた。生きてやると思っている。
作中引用さ>>続きを読む
「忘れない」という言葉を自分の生きる現実に持って帰ってきた時、どれだけ多くのことを忘れて生きているのかと思ってしまった。
今年一番最初に観た映画。まさかこの映画を観て元気が出るとは思わなかった。
1人の女性の人生が掴み取った、生殖器をモノ化する家父長制度からの解放の物語から、特定の女性が排除されてはならないという不安を>>続きを読む
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沢山泣いた。
もう一度みたいと思うのは、自分が感じたものがあまりにも多く、涙と一緒に流れ出ていってしまったように感じるからだ。
役所広司演じる三上がそこにいた事、そしてその存在に輪郭を与える三上を周>>続きを読む
差別という暴力は子どもに対しても容赦しない。残酷で恐ろしい現実を思い知らされる映画だった。
映画館なのに思わず手で目を塞いだり、身を捩らせながらスクリーンに映る暴力を見ていたが、映画の中で少年が晒さ>>続きを読む
トルコのクルド地域の村、ハルコ。
道なんて概念が消えてしまうように広がる大地の中に、平べったい家がぽつり、ぽつりとある。
宣伝文のなかに"「家族」の喜怒哀楽"という言葉があるけれど、わたしは喜びの場>>続きを読む
映画はとてもよくて、とてもいい時間を過ごしたと思ってエンドロールを眺めていたら「企画 直井卓俊」とあり、最悪な気持ちになった。
それは『童貞。をプロデュース』の性暴力事件において配給の立場から加害し>>続きを読む
私は『フランシス・ハ』のグレタへの自己投影がすぎるのだけど、監督作になると気持ちがスーンっとなる。たぶん、家族に対する信頼というかストーリーの土台にしっかりとある見えない結びつきを、私はグレタとは共有>>続きを読む
肉体の高揚とその高揚が集団で共有されることの気持ち悪さとか、暴力を止めることのできない状況に囲われてしまう時の自分のふがいなさとか、終わりの見えない事の怖さとかを、ただ観てるだけなのに自分自身の口腔内>>続きを読む