yoshikiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.3

とりあえず、デヴィット・ハーバーが最高だったことは伝えたい。切実に。笑
                  
「世界一過酷な夢への挑戦」小気味良く展開して行くサクセスストーリー、師弟の関係性も最高でフ
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福田村事件(2023年製作の映画)

4.4

ドキュメンタリーの森達也監督、初の劇映画で描く集団と個・集団心理。

「福田村事件」今作が公開される情報を知るまで、この事件について全く何も知らなかった。なぜ今まで知る機会がなかったのかと思っていたが
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羅生門(1950年製作の映画)

4.0

強い雨の中、写し出される半壊の羅生門がカッコよ美し過ぎて大興奮。
複数の視点から語られる1つの事件、不思議な物語が展開される予感に大興奮。一人目の語り手が藪の中を進んでいくシーンはその期待を増幅させま
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春に散る(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます


良かった所と、悪かった所があり、総合すると悪かった所の方がやや目立つ印象。(原作未読です)

【良かった所】
キャスティングと俳優陣の演技は最高です。何の文句もない。
佐藤浩市は言わずもがなというか
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.3

アメリカで絶大な権力を握るコルレオーネ・ファミリーが崩壊の危機に立たされる様を描いた、コルレオーネ・ファミリー「継承」の物語。

3時間弱と長尺の映画ですが、その間画面の前に拘束する責任は果たしている
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0


子供ながら漠然とした不安があったこと。親には話せない悩みがあったこと。友達ってもっと近い存在だったこと。そんな過ぎ去った時を懐かしむ映画。

それぞれが子供ながら家庭に問題を抱え、未来を選択する岐路
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.1

ジョン・ウィック3作目の今作は前作と地続きになっているので、ストーリーも追いたい人は前作からの視聴をオススメします。

1400万ドルの賞金がかかり、街全体が彼を狙っている-生き延びる確率は五分五分。
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

4.2

ジョン・ウィックというキャラクターを丁寧に説明し、続編である今作から見始めても問題ない作りになっています。

あれだけ凄かったchapter1はあくまでプロローグだったのだと思わせるほど、アクションが
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.2


復讐のために独り立ち上がる伝説の殺し屋ジョン・ウィック。
鉛筆1本で3人殺したという逸話が凄いのか、凄くないのか分からなくて好き。

確実に殺していくガンアクションが最高
で、銃声までカッコ良く聞こ
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.0


冒頭、依頼を受けてミルクを飲み干し、仕事として「殺し」をそつなくこなすレオンに惚れる。ルックも最高です。
冷静を装うために慌てて銃の手入れをするコミカルな描写も好きだ。
そんな寡黙ながらも人間味溢れ
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.4

他の方のレビューを見ての気付きがあり、評価が変わったので再投稿します。
「マイルスとグウェンだけの話だったら最高だったな。」と思ってしまったのです。笑

当初、劇場で最高のアニメーションを見たという興
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

4.2

佇まいから感じる、こいつはヤバい感。
「俳優、柳楽優弥」最強です。

次世代を担う実力派俳優たちの演技力によって今作の「暴力とは何か」というテーマが説得力をもって表現されています。また、喧嘩に明け暮れ
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ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと(2023年製作の映画)

3.0


冒頭は「アイ アムア ヒーロー」を彷彿とさせる邦画トップクラスのクオリティーで、これはアタリだと思ったのですが、中盤以降、加速度的に面白くなくなります。B級越えてC級レベルです。

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.4

今まで何度も鑑賞し、何度でも面白いと思える作品ですが、一番最初、父と二人、劇場で見た夜は怖くて眠れなかった覚えがある。
当時、6歳の自分にとって今作は「怖い話」でしした。
父に甘えるわけにもいかず、同
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デビルマン(2004年製作の映画)

3.0

声を出して笑いたい時にオススメの映画です。笑
数ある邦画の中でも突出して駄作として有名な今作ですが、評判通りでした。笑
ただ、「完璧な駄作」なので、ある種、見ごたえはあると思います。
気になる所が多す
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ヲタクに恋は難しい(2020年製作の映画)

2.8


人気漫画が原作で、メインキャストも豪華なので、最低限の映画のルールを守ってもらえれば面白くなるはずなのに、なんでそうなった?
終始「恥ずかしくて見てられない」な映画です。
原作の改編をしておいて、演
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アクアスラッシュ(2019年製作の映画)

3.0


ポスタービジュアル以上の事は起きません。ほんとそれ以上でも以下でもないのにフリがまぁまぁ長いです。
全体的にテンポが悪い上、ミステリー?サスペンス?仕立てなのですが、一連の犯人が分かったところで全然
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バービー(2023年製作の映画)

3.9

声を出して笑っちゃうくらい、男でも十分楽しめました。
バービーあるあるには乗れなかったですが、「女性でないと楽しめない」何て事はありません。むしろ男こそ見るべきだとすら思います。自身を投影して思うとこ
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ミンナのウタ(2023年製作の映画)

3.8


ホラー映画を見に行ったらGENERATIONSのポストカードを貰いました。。。嫌な予感が裏切られる事はなかったです。笑

商業的な一面があるのは隠しきれない中、ホラー映画をという媒体に上手に溶け込ま
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.5

劇場にてリバイバル上映を鑑賞。
好きな映画なのでパソコンの画面上では何度も鑑賞していましたが、劇場で見るとオープニングの例の音楽が流れるまでのシークエンスの興奮(ワクワク感)は段違いでした。

ずっと
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ウルトラマンティガ・ウルトラマンダイナ&ウルトラマンガイア 超時空の大決戦(1999年製作の映画)

3.6

主役の濱田岳少年の演技力は他の大人の演者を含めて見ても一番上手(自然体)です。

公開当時に劇場で見て以来、20年以上の時をへて再度鑑賞。

あくまで主役は子供達。
メタフィクション的なストーリーにな
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ソルト(2010年製作の映画)

3.8


「ず~っとアクション」な黒髪アンジーに惚れ惚れする映画。

アクションは見ごたえアリです。
アクションの為のストーリーという感じで、テンポ良く話が進みます。
ただ、そんな構成にしては入り組んだ、小難
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「もののけ姫」はこうして生まれた。(1998年製作の映画)

4.0


面白い映画が、どうやって作られたかを見るのは面白い。

特にアフレコの様子が面白いです。
田中裕子がかっこよくて、小林薫がめっちゃ渋くて、美輪明宏は最強でした。

陽だまりの彼女(2013年製作の映画)

3.7


『過去鑑賞作品 思い出しメモ』


上野樹里史上一番可愛く写っている映画です。キラキラしてます。笑
松潤がモテない男の役をやるのは顔面的にも、演技力的にも無理がありました。

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.8


『過去鑑賞作品 思い出しメモ』

ディズニー作品ほぼ所見の上、ミュージカル演出に耐性がなかったので、「何か急に歌い出した~。」と心の中で大きな独り言を言っていたけど、終わるころには慣れていたと思う。
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クイール(2003年製作の映画)

3.8


『過去鑑賞思い出しメモ』

子供ながら号泣した思いではあるが、どんなシーンだったかは覚えていない。
ただ、夜の町、外灯変わりになっている自販機の光の前で点字を頼りにビールを買って飲む小林薫(多分)の
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しんぼる(2009年製作の映画)

3.6


『過去鑑賞思い出しメモ』

公開時期から考えて当時13才。
レンタルDVD鑑賞。  

分かりやすく面白い映画しか見ていなかった当時の自分には難解だったのだが、理解できないのが恥ずかしくて、理解でき
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8 Mile(2002年製作の映画)

3.8

エミネムの半自伝的映画。

半自伝的って、どこまでがどうなの?というノイズはずっとあるのだが、シンプルなストーリー構成だからこそ際立つキャラクター達が魅力的で、後半は最高にアガるラップバトルがあります
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イノセンツ(2021年製作の映画)

4.2

まず最初に、
「猫好きは絶対に見るな」です。

大友克洋の『童夢』にインスピレーションを受けたとい今作品。
類似点は多いが、明らかに違う作品であると言えるほど違った印象を受ける。
「カラフルなサイコホ
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オーディション(2000年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます


友人との約束「お前からは連絡するなよ」「分かった…」
約束破るから報いを受けるのかと思いきや、まさかの、ちょっと間は守ったがための報いで新鮮でした。

ポップだが、どこか気味悪い前半から、後半への畳
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.2


エンドロールのクレジットに驚愕と興奮。ほとんど作業を堀貴秀監督が担っており、メイキング映像が見たくなる映画でした。

ストーリーや、キャラクターの造形に関しては自分が通ってきた(2023年時点で28
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ウィッカーマン(1973年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

1973年製作のイギリス映画で、ミッドサマーの元ネタになっているカルト的映画。

一人の少女の捜索依頼を受けとある離島に警官が一人捜査にくるのだが、島民たちの様子がどこかおかしく独立した島の閉鎖的な宗
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

4.1


「ん~よう分からん。」これが初見の感想でした。おおよそ正しい感想だとも思っています。
それでも、ストーリー以外に目を向けるとジブリ史上最高と言っても過言ではない映像美によっていわゆる映画体験のクオリ
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カランコエの花(2016年製作の映画)

3.8

「うちのクラスにLGBTの人がいるんじゃないか?」生徒たちの日常に波紋が広がっていき…

性的マイノリティーというテーマが、
ある種、閉鎖的な高校という舞台だからこそ浮き彫りにされており、一口にLGB
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