もじゃねる虚無さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

4.4

教科書でしか見たことがなかったスタグフレーションに日本が陥りそうな2023年に見たからか、味わい深かった

物価がこのまま持続的に上がって、今後もさらに金持ちと貧乏人の差が拡がる未来しか見えないから、
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13時間 ベンガジの秘密の兵士(2016年製作の映画)

3.6

リビアによる公館襲撃事件の全容を理解するのに最適な実話を基にした映画

こういう系のやつ好きじゃないけど、勉強になるし、普通に緊迫感とかも伝わってきて意外にも楽しく観れた

半分以上戦闘シーンじゃなか
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いまを生きる(1989年製作の映画)

2.7

邦題の「今を生きる」はラテン語の「Carpe diem(TIME誌などの小難しい英文読んでるとよく出会う単語でこの映画で昔覚えた)」の訳であり、本作のテーマなんだけど、今の私には全く響かなかった

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恋愛小説家(1997年製作の映画)

4.5

10年以上前に確実に一度見てるはずだけど、全く覚えてなかったので新鮮な気持ちで楽しめた

ジャック・ニコルソンがアカデミー賞主演男優賞受賞するのも納得の演技

邦題の「恋愛小説家」にすると伝わらないが
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おくりびと(2008年製作の映画)

2.9

アカデミー賞には評価される作品っぽい作りっていうのは分かるけど、個人的には微妙だった

私生活はアレだけど、広末の奥さん役は本当に良い奥さん感が出ていてグッとくる

あと、職業の貴賤を取り上げてるけど
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.0

初代スパイダーマンしか観てない勢としては、アイアンマンとか普通に出ていて、なんか世界観が違い過ぎて、これはスパイダーマン映画なのか?との疑問が…

別につまらなくはないけど、アメコミ系はそんなに好きじ
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.0

BSでやってたので久しぶりに視聴

なんとなく内容覚えてるので作業しながら見たけど普通に面白かったし、ズーイ・デシャネルの独特な発音のアクセントが癖になる

俺も人生に楽しみを見つけて潤いが欲しい
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

日比谷のシネマフェスティバル野外上映会で無料鑑賞

少し前に前作を復習していて本当に良かった内容になっていた

特に、最後にF14が出てくる展開はまさに前作のファンを楽しませようという気持ちも伝わって
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ハイキュー!! コンセプトの戦い(2017年製作の映画)

3.0

本作は日向が覚醒する稲荷崎戦の次に好きな試合

普段感情を全く表に出さないツッキーが、絶対的エースから完璧なブロックを決めてガッツポーズしたりして、熱くなってるシーンは胸熱の展開でグッときた

他方、
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劇場版 はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~(2018年製作の映画)

3.0

後編は想像どおりの展開を超えてこなくて失速した感は否めない

完全に少尉推しだけど、状況が複雑過ぎた上、編集長がいいやつで可哀想過ぎて泣いた

紅緒は義理人情や恩義に報いる心を持った素敵な女性だったけ
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劇場版 はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~(2017年製作の映画)

4.1

名前は知ってるやつだけど、どんな作品か知らなかったが、典型的な少女アニメ展開と朝ドラ感満載のやつでかなり面白かった

早見沙織の紅緒ボイスが最高だった

感想は一言だけ、「少尉…まさか記憶失ってしまっ
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若おかみは小学生!(2018年製作の映画)

4.0

設定が花咲くいろはに似ているから興味あったけど、子供向けっぽい作画で避けてきたが、普通に面白かった

最後10分くらいのところは泣きそうになる展開だった

辛い現実を受け入れて生きていくにはどうすれば
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ONE PIECE FILM Z ワンピース フィルム ゼット(2012年製作の映画)

2.7

ワンピースは単行本全巻履修済みくらい好きだけど、本作はあまり面白くなかった

全体的に映画でやるレベルの出来ではなかったけど、海軍側のエピソードは珍しいなぁと印象

ゼットは、もはやナルトの自来也先生
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グッバイ、ドン・グリーズ!(2022年製作の映画)

3.3

声優の力に完全に依存していて脚本が薄っぺらい印象

独白パートとかはさすがだった

それでも、好きな雰囲気のやつだったからまあまあ楽しめたけど、無理矢理な展開で少し萎えた

仲良くならなければ、こんな
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劇場版 弱虫ペダル(2015年製作の映画)

3.0

弱虫ペダルは全シリーズ曲が良くてテンション上がる

1番好きなキャラの御堂筋くんがいなかったから少し消化不良気味けど、マキシマ先輩のクライムは楽しかった

こういうの見ると凄く部活がやりたくなる

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ニューヨークの恋人(2001年製作の映画)

1.7

昔見た記憶あるけど、BS録画視聴したところ、つまらなくて45分くらいで脱落して最後まで見れなかった

もう少し面白かった印象あるんだけど、映画は見る時の気分とか年齢によって感性変わるから仕方ない

劇場版 ソードアート・オンライン オーディナル・スケール(2017年製作の映画)

4.0

SAOは結局アニメ一期が1番面白くて本作もそれを超えられていないけど、まあまあ楽しかった(昔見て2回目だけどほとんど覚えてなかった

終盤に失速した

エンディングのLiSAのCatch the Mo
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ウンナム(2021年製作の映画)

1.2

朝鮮の建国神話の檀君神話を基にしたコメディとのことだが、一度も笑うこともなく気絶するかと思うくらいつまらなかった

熊が人間になる以外にどのあたりが檀君神話をネタにしてるのか理解できなかった 

周り
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ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

3.5

女子力高めおじさんだけど、女の人は大変だなぁと感じた

そして、いろいろとメッセージ性が強い

でも、私も生きるの辛いので、甘やかしてくれるパパがほしい(パパじゃなくてママか?

女性目線で描いてある
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あの日、兄貴が灯した光(2016年製作の映画)

3.8

誰にも理解されないが、先週くらいから辛くて泣きたい気持ち

なんか感動作見て泣きたい気持ちで良さげな本作見てみたが、またダメだった

ただ、作品が面白くないということでは決してない

王道の作りだが、
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マネー・ショート 華麗なる大逆転(2016年製作の映画)

4.5

金融や株の知識がないと少し難しいかもしれないが、リーマンショックの流れが良く分かる楽しみながら勉強になる類の映画

本作はショート(空売り)に焦点を当てていて、相場の読みは当たっていたものの、それで大
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私たちの愛が香りとして残る時(2022年製作の映画)

2.8

恋愛要素が強い作品だったが、時折挟むコメディタッチな部分が全く面白くなくてしらけた

韓国ドラマとか好きな方だけども、コメディは基本的に面白くないんだよなぁ

内容としては、全然回収されていない意味不
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.7

呪術廻戦は単行本とテレビ版履修済みで、正直HUNTER×HUNTERの劣化版くらいの印象だったんだけど、この映画版は凄く良かった

テレビ版見てない人もこの映画から入ればハマれるかもしれないくらい素晴
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劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

2.5

PAのお仕事シリーズ

テレビ版と違っていきなりハードモードになっていて、仮に好きなことしていても働くの辛いなぁ感が漏れ出ていた

なお、私は1日も早くお仕事辞めたい模様(辛い

内容的には、テレビ版
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.6

騙し合いバトルというと少し大袈裟であるが、出版業界の話として楽しく見れた

出版業界は売上も右肩下がりで厳しいところだが、文教堂とか頑張ってほしい

クライ・マッチョ(2021年製作の映画)

3.8

基本的にハズレがないクリントイーストウッドの作品の空気感が好き

あまり人と話をしたくない気分の時に見たのも自分の心情とマッチしていて心地良かったのかもしれない

ただ、キレイな終わり方なんだけど、こ
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エネミー・ライン(2001年製作の映画)

4.0

午後ロー録画視聴

オーウェン・ウィルソンがコメディ以外に出演してるの違和感半端ない

こんなシリアスな演技もできたのか

アクション系は基本的に面白いやつがないと思ってるが、これは普通に面白いやつだ
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西の魔女が死んだ(2008年製作の映画)

2.5

ジブリなどのアニメでやったら素敵な作品だろうなと感じる雰囲気

ヒロインが愛菜ちゃんだったら楽しく見れたかも

原作読んだことあるけど、全く内容覚えてなかった

あまり面白くなくて途中から決算読みつつ
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ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

1.0

明け方の若者たちでは理解出来なかった彼女サイドの考え方を理解できるかと視聴してみたが、要約するとただの自己中不倫クソ女の話だった

そして、黒島結菜は嫌いになりそうなくらい自然なクソ女演技だったし、北
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明け方の若者たち(2021年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

中盤当たりまでは、大学生から社会人にかけての環境の変化に対する葛藤や苦悩を描いた感じで共感しながら見ていて、良作に出会えたという印象だった

ここまでなら⭐️4以上の評価は確定だった

他方、中盤から
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前科者(2022年製作の映画)

3.8

殺人と更生という難しいテーマの作品

基本的には一度罪を犯した人間は諸々の権利を失うという思想を持っているから更生なんか必要なく死刑か一生罪を償い続けながら社会復帰を許さないというスタンスなのだが、明
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

1.4

原作が恩田陸ということで期待して見てみたが、心の機微とか何も伝わって来ないし、ただピアノ演奏会を見せられただけという印象

苦痛だったけどなんとか最後まで視聴できた

小説なら印象違うのかも?

マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

1.0

メリル・ストリープの演技は光っていたし、子供たちが遺書を見つけて、彼らとともに心情の変化を共にするという演出も好きだったが、結局はただの不倫映画なので全てしらけてしまった

星の子(2020年製作の映画)

4.0

愛菜ちゃんの演技が抜群だった

こういう知性を感じる上に笑顔が素敵な子は反則

自分が宗教にハマってしまうのとは異なり、親がそうであるとそれが当たり前の環境で育つから、周囲の環境に恵まれないと無理ゲー
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映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ(2021年製作の映画)

4.2

知名度が低過ぎるのがもったいないほど面白かった     

4月は君の嘘に続き、こちらも名作

最後の試合は普通に胸熱な展開だった

幼馴染の子たちが陰ながら支えてるところにグッときた

同じチームに
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君に泳げ!(2013年製作の映画)

2.8

主演の2人が好きな人にだけ刺さる作品

ソ・イングクが気になって観たけど、応答せよ1997の時のイメージが頭から離れない