アイさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

3.2

面白かったです!時かけ、サマーウォーズを凌駕する秀作だと思う。親と子、家族、普遍的なものを描ききっていました。映像も含め、ただただ感動。ケモナーとか獣人フェチにも夢を与える作品だと思った。たまらんと思>>続きを読む

カサノバ(2005年製作の映画)

3.4

【恋愛至上主義】

ロココ万歳!18世紀のヴェネチアが舞台。音楽もバロック中心で素敵。私が好きな世界が集結した感じで、心ゆくまで堪能しました。
人類史上最高の「恋愛の達人」~ジャコモ・ジローラモ・カサ
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.3

同性愛を扱った映画ですが、描いているものは普遍的なテーマ。人を愛する美しさ、尊さといったものでした。カウボーイの男性が友情から始まって、やがて恋に落ちる。その結末までを美しいアメリカ西部(ワイオミング>>続きを読む

美女と野獣(2017年製作の映画)

4.2

日本語吹き替え版で美女と野獣を見た。10回以上泣いた。いちばん泣いたのは魔法がとけて野獣が王子に戻ってしまうところ。OH MY GOD!!!! 嫌〜っ!! 私が愛したのはこんな優男ではな――い!!野獣>>続きを読む

四十九日のレシピ(2013年製作の映画)

3.6

キャストが素晴らしい。主演の永作博美や石橋蓮司の親子も秀逸だけど、ゴスロリな二階堂ふみもよい。そして、淡路恵子の存在感。とにかくよいのよ(泣) 日本のジャンヌ・モロー!!!この映画、淡路恵子観るだけで>>続きを読む

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.9

一言で言うと傑作!! 吉田恵輔監督らしい前半の三角関係ラブな流れから、あのタイトルバックは最高に痺れる。サイコパスな森田剛が凄まじい、けれど愛おしいのはアイドルの特性か? 可哀想なトラウマ持ちの殺人鬼>>続きを読む

純喫茶磯辺(2008年製作の映画)

3.4

「純喫茶磯辺」を見返す。やはり好きだ。まったりゆるい。人間の駄目で愛おしいところをうまく撮っている。実は、鋭い。仲里依紗、麻生久美子ともにこの映画で引き出された魅力は凄いと思う。甲乙つけがたいほど二人>>続きを読む

麦子さんと(2013年製作の映画)

3.9

これまでの吉田監督作品が好きな人には肩透かしな一本かもしれない。親子愛を描いた王道ストーリーだからだ。でも、消しされない監督の個性が端々にあるのでニヤニヤできる。堀北真希がアニメイトでバイトしながら声>>続きを読む

ばしゃ馬さんとビッグマウス(2013年製作の映画)

4.6

ばしゃ馬さんとビッグマウスは、夢に頑張ってる人、夢を諦めた人、まだ夢を見つけられない人、全てに優しい映画。何度見ても、故郷で酔った馬渕さんが天童と電話で話すシーン、居酒屋で脚本家を目指す切っ掛けになっ>>続きを読む

河童のクゥと夏休み(2007年製作の映画)

3.7

クレしん映画で評価の高い原恵一監督の作品。作画は地味ですが、丁寧で綺麗なアニメーションが素晴らしい。河原で拾った化石から蘇った河童のクゥ。たちまち人気者になるが、人間社会は残酷、すぐに手のひら返し。少>>続きを読む

キサラギ(2007年製作の映画)

4.4

ネットを介して出会った5人のC級アイドルのファンたちが、そのアイドルの1周忌に集まる。「アイドルの死=自殺。本当に自殺だったのか?」謎を解き明かしていく密室劇。ワンシチュエーション映画。
超絶面白いの
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花蓮の夏(2006年製作の映画)

3.8

台湾映画から新しい才能(監督)が登場した。
美しい青年が競演するBL映画としても、青春映画としても楽しめる良作。

青春は残酷である。「キラキラ輝く特別な時間」と思うのは年をとってからで、青春只中の青
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クロワッサンで朝食を(2012年製作の映画)

3.4

気難しいゆえ孤高な老女をジャンヌ・モローが好演。シャネルがお似合いでパリの象徴のよう。素敵で羨ましく、あんなお婆ちゃんになりたい!!と憧れる。日本にもマダムをチヤホヤする文化があればいいのにね。オバサ>>続きを読む

ウォーム・ボディーズ(2013年製作の映画)

4.0

ウォーム・ボディーズはゾンビが嫌いな人にも見てもらいたい作品。人が人らしく生きる、その根底にあるもの【愛/LOVE】を描いている可愛いラブコメディだから。う~とか、あ~とかしか言えないゾンビ君Rは愛し>>続きを読む

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.0

ジャンゴ面白かった! マカロニ・ウエスタン好きのための「ニューシネマパラダイス」みたいな映画。テンコ盛り娯楽活劇。とにかくしびれる面白さなので、タランティーノが嫌いな人にも薦めたい1本。観終わった後、>>続きを読む