アイさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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少女(2016年製作の映画)

2.5

映画「少女」は苦手なタイプの作品で、夏休みが始まるまでの約1時間が長く感じられました。突然、演劇的になったり、心情と映像をリンクさせたいのか見辛かったり、詩的なアート系映画といった印象。湊かなえ節な毒>>続きを読む

永い言い訳(2016年製作の映画)

3.8

とても良い映画でした。後半、主演の本木雅弘が髪を切ってもらう場面が好きです。自分を大事に思ってくれる人を大事にしよう、と思う。失うのは一瞬だからね。

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.6

「ムーンライト」鑑賞。切ないし、観ていて何度も胸が痛くなりましたが、とても美しい映画だった。映画らしい映画だった。米国アカデミー賞・作品賞も納得でした。

三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.7

面白かった。真実は何なのか? 観た人の数だけ解釈があると思います。考えさせられる映画。役所広司が演じる殺人犯が「羊たちの沈黙」のレクター博士のようで、掴みどころがなく惑わされました。タイトルも意味深す>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.4

超良かった。これは泣くわ。
グレイテスト・ショーマンで、ストーリーが御都合主義とか深みがないとかそういったことを論じるのは野暮だと思う。かつての素晴らしいミュージカル映画がそうであったように、王道でい
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

素晴らしく良かった!! 異形・化物・モンスター好き女子にはたまらない夢の結晶のような映画だった。デルトロ監督ありがとう!! 素敵な夢の時間をありがとう!! きっと、あの二人は幸せになっている(確信!)

万引き家族(2018年製作の映画)

4.2

是枝監督の集大成ともいえる映画。日本の貧困を捏造とか残念な意見も見かけましたが、描いてるのは「家族」、圧倒的に「家族」要は隣人愛です。貧困、年金の不正受給、虐待などの社会問題は主題ではない。物語を構成>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.8

三谷幸喜の「ショウ・マスト・ゴー・オン」を思い出した。
ネタバレが命取りの映画だから感想は「面白かった!!!」のみとする。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

ボヘミアン・ラプソディを鑑賞。好きな曲が流れるだけで泣く。なんだかんだで音楽は強い。大ヒットしたアナ雪も、グレイテスト・ショーマンも、ボヘミアン・ラプソディも音楽が主役の映画だった。
猫がいっぱい出て
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映画 刀剣乱舞-継承-(2019年製作の映画)

3.5

始まりから終わりまで面白いし、本当に良く作り込まれている。キャラクター像も素晴らしく、ブレず、不可解な言動などはない。刀剣男士もスーツアクター(敵)も大河俳優もスタッフも関わるもの全てが誇り高きプロフ>>続きを読む

麻雀放浪記2020(2019年製作の映画)

2.4

面白かった!! ふんどし姿の昭和哲(斎藤工)がしびれるカッコよさ。これまでの白石監督作品から離れたようで、そうでもないw AIなベッキーも綺麗だし、竹中直人は期待通りのキチぶりだし、ピエール瀧はカット>>続きを読む

アラジン(2019年製作の映画)

4.2

最高オブ最高!!!! 今までのDisney実写でいちばん好き!!女が国王になって何が悪い!!って感じでカッコイイ。姫が男も選ぶのよ!!!
泣いた。山ちゃんのジーニーも堪能したいから吹替版も観たい。アラ
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

2.8

菅田将暉と脚本はよかった。ラストもいい。日本人ならあの戦艦の行く末、大戦の結果を知っているので、ラストの先を描く必要はない。でも、採点は低めです。山崎貴監督作品なら「ジュブナイル」がいちばん面白い。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.8

最高に楽しかった!! この映画はタランティーノの「もしもボックス」で、彼の好きなウエスタンムービーや音楽やアメ車など詰め込んだ宝箱みたいな映画なんですが、観客(但し映画オタクに限る?)も楽しめるという>>続きを読む

記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.5

省エネルックがお似合いの小林隆と、横山ノックがあの世から帰ってきたみたいな梶原善と、これまで見たことがない役柄のローリー寺西がインパクトありすぎだった。そして、主演の中井貴一が素敵すぎた。そこに草刈正>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

映画「ジョーカー」のアーサーは世界最怖の"無敵の人"だった。世界最怖と言うことは世界で最も哀しいということ。近所のシングルマザーでも、誰でも、アーサーを愛してHUGしていたら……と思う。しかし、バット>>続きを読む

永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.6

1880年代のフランスにタイムスリップして、ゴッホが見て感じた世界を体感する、不思議な感触の映画。カメラワークの効果だと思う。映画館で観てよかった。

60代のウィレム・デフォーがゴッホにしか見えなか
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.7

スウェーデンの奥地、90年に一度の祝祭。ミッドサマー。カルト・ホラー映画。面白かった。主人公のダニーはもともとメンヘルでトラウマ持ち。彼氏は依存するダニーを受け止めてる風だが噛み合わない。祝祭中のホル>>続きを読む

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.7

面白かった。雑に言えば、右翼(盾の会・三島)VS 全共闘(左翼学生)の討論会。知の決闘である。三島由紀夫の魅力が伝わる108分。思想は違っても、お互いに敬意をもって対話をする。ユーモアは忘れない。互い>>続きを読む

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

ヤクザという家族を描いた家族映画です。舘ひろし演じる親分と、綾野剛の子分が盃を交わす場面は見もの。しかし、綾野剛はいいな。ケン坊の末弟的な愛しさが終始溢れていた。

昭和のヤクザ映画が好きだったので、
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すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.3

すばらしく優しく、すばらしく温かい映画でした。キムラ緑子の獄妻もすばらしく、「シャバは我慢の連続。我慢のわりに面白くない。でも、空は広い」といった言葉を主人公にかける場面がいちばん心に残っています。獄>>続きを読む

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.8

満々満足。鈴木亮平演じる悪・上林が人外な化け物なんだけど、設定が卑怯で、そこはちょっと残念だった。どうして化け物になったのかは描かずに、ただただ化け物でいて欲しかった。だって、あれでは最期が日岡の愛に>>続きを読む

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.6

劇場版きのう何食べた?はドラマと変わらない優しい日常で、ドキハラ大事件なども起きず、原作から逸脱することもなく、笑って泣いてお腹が空くハートウォーミング映画でした。ケンジの金髪がカッコよすぎて、内野さ>>続きを読む

結婚前夜 マリッジブルー(2013年製作の映画)

3.5

韓国映画。4組の結婚を控えたカップルの挙式当日までの一週間。笑えて、ちょっとジンワリする良い作品でした。しかし、メインの可愛いネイリスト、どっちの男に転んでも美味しくて、夢があった。価値観の違い、宗教>>続きを読む

ヌイグルマーZ(2013年製作の映画)

2.5

しょこたん可愛い。大好き。

原作は大槻ケンヂ。大好き。

タイトル曲他、音楽は特撮。大好き。
ヌイグルマーZ、大好き。

ゴーカイイエロー出てるじゃん!大好き。

ゾンビは大好物!!!

そんな私が
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仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー(2017年製作の映画)

4.2

平ジェネFINALは、フォーゼ&オーズ好きで、30年くらい大槻ケンヂファンを続けている私にとっては神映画でした。たくさんのレジェンドライダーが出演するのにドラマパート、物語も丁寧に描かれていて、ファイ>>続きを読む

たまの映画(2010年製作の映画)

4.3

たまの映画は柳原さんがいないのに、柳原さんの存在がすごく感じる映画でした。石川さんたちが柳原さんについて語ってるのがなんとも……。

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.6

シン・ゴジラの「シン」は神なのか真なのか…「新」と入れても良いゴジラ映画です。ここからまた新しい日本ゴジラが始まったと思う。未知の巨大生物、得体のしれない生き物として現代の日本に現れるゴジラ。その不気>>続きを読む