アイさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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まく子(2019年製作の映画)

3.4

群馬県・四万温泉というロケーションが素晴らしい、原作イメージそのままの、優しいファンタジー映画でした。特筆しておきたいのは「だらしない駄目父役の草なぎ剛の存在感」出演時間は短いですが、すごくよかった。>>続きを読む

任侠ヘルパー(2012年製作の映画)

4.0

翼彦一がカッコよすぎる!!!
これだけ伝えられたらいいです。(映画は観れば良さがわかるよ)

半世界(2018年製作の映画)

4.0

阪本監督の集大成とも言える映画。原点に立ち返りつつ、現在の(本人曰く丸くなった)阪本順治が見ている世界。そして人類資金やエネルストのような大きな世界も、半世界や大鹿村~で描いた家庭やご近所的な小さな世>>続きを読む

人類資金(2013年製作の映画)

2.9

どうでもいい感想を一言。
ヴィンセント・ギャロと香取慎吾が同じスクリーンにいるのが不思議だった。

凪待ち(2019年製作の映画)

4.2

白石監督が何かのインタビューで、SMAP解散後メディア出演が減った香取慎吾について「SMAPが続いていたら僕と映画を作ることはなかったと思う。そういう意味では僕にとってチャンスだった」と言っていた。な>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.9

封切りからだいぶ経って観ましたが傑作でした。映画賞の評価などをふまえ、いろいろ納得ですが、なぜ岡田将生が映画賞の助演男優賞でスルーされたのかは謎。たぶん、海外で評価されて”逆輸入”的な扱いになり、慌て>>続きを読む

チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2022年製作の映画)

3.5

ストレートに愛の映画です。立ちはだかる障害とか、ドキハラな大事件とか、映画だからと大仰にせず、原作の世界観を誠実に映像化していた。大事な人とずっと一緒に居たい。できれば周囲にも許されて幸せになりたい…>>続きを読む

ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

4.8

ただただ、最高だった。イ・ジョンジェがぶっ飛び過ぎで、ド派手にキレ散らかすから、ファン・ジョンミンが霞みそうでした。映画を観終わるとタイトルの意味がわかってジンワリします。余韻すごい。いちばん見せたい>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

怪獣が好きなので序盤のネロンガ戦、ガボラ戦で、余は満足じゃとなってしまったので、以降はゆるく楽しんだ。メフィラス星人最高だった!みたいな感想になるのですが、不満点を挙げるなら最終兵器になったゼットンで>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.6

善とは何か?悪とは何か?観ているうちに倫理観が揺らいでくる。捨てられた者たちによる疑似家族、心温まるロードムービー。結末が夢物語でしたが、正しさだけでは救われないこともあるので。あれは是枝監督の提示し>>続きを読む

ばるぼら(2019年製作の映画)

3.9

手塚眞(監督)×クリストファー・ドイル(撮影)×稲垣吾郎(演者)=美学の三重奏でした。退廃、猥雑、エロス、狂気、破壊etc いろんな要素で作られた万華鏡のような美しさがスクリーンに映し出される100分>>続きを読む

罪の声(2020年製作の映画)

3.3

昭和最大の未解決事件、グリコ・森永事件を題材にして書かれた社会派ミステリ「罪の声」の映画化。監督・土井裕泰、脚本・野木亜紀子とTVドラマで度々組んでる二人なので安定感はあるが、どうしてもTVドラマの延>>続きを読む

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.9

原作未読、Amazonプライムビデオでアニメ26話までを見てから映画館に行きました。既に主要キャラクターや設定、流れが頭に入っているので、冒頭から鬼滅の世界に没入できました。(26話の続きが映画・無限>>続きを読む

ミッドナイトスワン(2020年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

Girl meets Girl。
一果と凪沙。一果とりん。
出会えてよかった。不幸な結末のようで、ハッピーエンドに思えた映画。
かけがえのない、大切で特別に思える人と出会えずに死んでいく人も多いのだか
>>続きを読む

悪人伝(2018年製作の映画)

4.8

マ・ドンソクを満喫できる映画。史上最高のマブリー。とにかく主演のために作られた映画で、見所も盛りだくさんです。凶悪ヤクザ(悪)と熱血刑事(正義)が殺人鬼(悪魔)を追いかける。蛇足のようなラストも、この>>続きを読む

暗数殺人(2018年製作の映画)

3.6

実際に起きた殺人事件を基にした映画。サイコパスの連続殺人鬼をチュ・ジフンが怪演。これまで見たことのない気持ち悪さで、かつては魔王、最近では「神と共に」の使者を演じていたイケメンとは別人。顔面だけで説得>>続きを読む

コーラス(2004年製作の映画)

3.9

池の底の住人と呼ばれている、全寮制の問題児ばかり集まる学校に新しく赴任してきた音楽家崩れのマチュー先生(ジェラール・ジュニョ)。先生は子供達に合唱を教えることで、子供達に大切なものを取り戻してあげると>>続きを読む

ミリキタニの猫(2006年製作の映画)

3.8

日系路上画家ジミー・ミリキタニ(三力谷)氏の痛ましい半生と、その救済までを綴ったドキュメンタリー。リンダ・ハッテンドーフ監督は、路上で生活しているミリキタニ氏に興味を持ち、ビデオカメラで映すことで交流>>続きを読む

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