monomiyuzanさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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この道は母へとつづく(2005年製作の映画)

4.0

世界名作劇場

孤児院を脱走した子供が実の母親を探して一人旅という母をたずねて三千里を彷彿とさせる物語であったが道中優しい大人たちに助けられるのもまた似たような展開。何で来たんやボケナスで終わらないと
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不思議の国の数学者(2022年製作の映画)

3.0

詰めが甘すぎる

脱北した天才数学者が南の落ちこぼれ生徒を救うために。と途中までは解りやすい展開でスムーズに話は流れるのだが最後の最後で(数学者の講演あたりから)余計な感動を欲しがったかわざとらしい演
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聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

3.0

裏も表もない

20年くらい前のイランを舞台にしたサイコスリラーで最初から犯人を晒すという手法。謎解きミステリーと言うよりも殺人犯の精神にスポットを当てた作品であるがいまいち核心に迫れてない。ラストも
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セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

3.0

難解なモンゴル文化

モンゴルの映画初めてかもしれないが何を伝えたいのかもわからないツカミどころのない作品であった。エロもアートも全て中途半端が過ぎる。意外に都会なウランバートルの街並みを垣間見られる
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わたしの幸せな結婚(2023年製作の映画)

4.0

くりんくりん

正直映画の内容自体はおとぎ話やマンガの領域で特筆すべきものはないのだが今田美桜のくりんくりんの目玉が中毒的な吸引力を持っている。たぶん次もあのくりんくりんのためだけに観るであろう。

小さき麦の花(2022年製作の映画)

3.0

なんか違う

これを美しい愛の物語と呼べるのは恐らくそっち側にいないからであろう。社会から搾取され虐げられ白い目で見られていた貧しい農民や障碍者は結局慎ましやかに生きて土に還るしかないのだから多くを望
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雄獅少年/ライオン少年(2021年製作の映画)

4.0

これぞ中国四千年

笑いのセンスが中国仕様なのはあるが弱い人間が勇気と信念を持って大事を成し遂げるという中国四千年の歴史を感じさせるような爽快な作品であった。アニーメーションもよほど資金と才能を注ぎ込
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帰れない山(2022年製作の映画)

4.0

ブロークバックマウンテン

のような雰囲気ぷんぷんでああこれもまた友情が愛に変わっていくLGBTものか・・・と思ったらそのままひたすら武骨な友情物で幕を閉じた。正直何を伝えたいのかよく解らなかったがこ
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パリタクシー(2022年製作の映画)

4.0

男は無口な方がいい

いい意味でフランスっぽくないカラっと分かりやすい感動作品であった。無口で不愛想なおっちゃんの表情が次第に緩んでくる過程がいい。1億5000万円はやり過ぎとは思うが。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.0

けなすに忍びない

脚本も粗いしどこかで観たようなアクションシーンの連続だしインディジョーンズとも被ってるし。正直トムクルーズの需要はそろそろ限界に近づいてると思うがあれだけ頑張ってるのだからけなすに
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劇場版TOKYO MER 走る緊急救命室(2023年製作の映画)

4.0

鉄板の救急医療もの

ドラマは知らない。やや美談が過ぎるがこの内容とキャストならよほどへまをしない限り外すことはないであろう。京アニの事件を考えると死者ゼロなんてのは有り得ないとは思うが。

K.G.F:CHAPTER 2(2022年製作の映画)

4.0

インドの種馬

チャプター1の序盤で人物背景を飲み込むのにくじけそうになった本作であるが相関図さえ頭に入れば後は怒涛のエンターテイメントであった。インド映画界の総力を注ぎ込んだかのような物凄いエネルギ
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K.G.F:CHAPTER 1(2018年製作の映画)

4.0

前半どう耐え忍ぶか

これまた長い。しかもまだこれで第一章である。前半一気に登場人物の概略と背景を詰め込むので頭で整理する作業がとても苦しいが後半ようやくストーリーが落ち着いてシンプルな勧善懲悪ムービ
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THE KILLER/暗殺者(2022年製作の映画)

3.0

どこが暗殺やねん

これだけ堂々と殺しまくっといて何が暗殺だという感じの作品だがアクションはともかくストーリーが余りにも雑すぎた。黒幕探しも裏切りの駆け引きも何もかもが浅すぎる。それにしてもこれだけ人
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.0

迷走

パクチャヌク作品にタンウェイがということで大いに期待したのだが完全に裏切られた。着地点を探してあちらこちら迷走した挙句の果てに最後に着地失敗という。結局はただ単にタンウェイを使いたかっただけな
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

鳥肌

原作漫画は知らない。120分みっちりととんでもないライブを観終わった後のような高揚感があった。特に演奏シーンは鳥肌ものどっぷり引き込まれる。俄かジャズファン増えそう。サックスは無理でもオカリナ
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劇場版 推しが武道館いってくれたら死ぬ(2023年製作の映画)

4.0

予想外

アイドルよりもオタクの方が可愛いという微妙なキャスティングであったが予想外に泣けた。設定はまるで違うがももクロが主演した幕が上がるに似たような高揚感があった。オタクの気持ちが少しはほんとにほ
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ある男(2022年製作の映画)

4.0

演技力

作品の内容と言うより演者さんのパフォーマンスを堪能する作品。特に安藤サクラの表現力はさすが表情だけで登場人物の心情がずしずし伝わってくる。ただしレクター博士のパクリのような設定はやや安易かラ
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ベネデッタ(2021年製作の映画)

4.0

裸祭り

予想以上にエロ多めな作品であるがそれほど下品さを感じないのは実話ベース所以であろう。結局は人を惹きつけるほどのパフォーマンス能力があれば詐欺師も神へと昇華するということか。ある意味ヒトラーも
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いちばん逢いたいひと(2022年製作の映画)

3.0

どん引き

整合性のない脚本とまるで昭和初期にタイムスリップしたかのようなドン引きのコメディセンス。演者さんも演出も何もかも白々しくてさすがに途中で挫折しそうなくらいであった。瀬戸内のご当地観光作品に
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ラストサマーウォーズ(2022年製作の映画)

3.0

よくできました

作品のストーリーと同じで素人が市民の力を借りて頑張って映画を作りました的なご当地応援ムービーであった。にしては入間の魅力も大して伝わらないので自主制作感が痛々しい。子供はよく頑張った
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科捜研の女 -劇場版-(2021年製作の映画)

3.0

懐かしい人がいっぱい観られる

テレビドラマは一切知らない。劇場版ならではのダイジェスト仕様なのだろうが2時間ドラマのような大味な演出がこれがドラマであることを再認識させる。もうほとんど見かけることも
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.0

スパイダーマンバンクシー

前作は観てない。アニメというよりも現代アートの領域だった普通にかっこいい音楽もいい。今から前作に戻ってみようと思うあの時計あるかな。

テロ、ライブ(2013年製作の映画)

3.0

まああくまでも娯楽作品なので

街に爆弾を仕掛けたテロリストとキャスターのやり取りがニュース番組で生中継された上に。え?そんなとこにまで??というところにまでなぜか爆弾を仕掛けたあげく警察庁長官や大統
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プチ・ニコラ(2009年製作の映画)

4.0

フランスのクレしん

みたいなフランス文化にしては珍しく庶民的なコメディで普通に笑えた。フランス人も子供の時は気取らず無邪気な時代があるのだなと一安心。安易にシモに走らないのもよかった。これアメリカな
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人生は二度とない(2011年製作の映画)

4.0

友達っていいなあ

きっとうまくいくと最強のふたりを合わせたような人生教訓映画であったが適度な笑いと感動に恋愛そして歌と踊りとインド映画の真髄を全部ここに詰め込んだかなようなバイブル的な作品であった。
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The Son/息子(2022年製作の映画)

3.0

どんよりメンヘラ

パッケージとは裏腹に重すぎる内容。結局血の繋がった親子でも解らないことは最後まで解らないのだというメッセージが辛すぎる。フィクションなのだから最後に報われる一筋の光でも入れるべきで
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生きててごめんなさい(2023年製作の映画)

4.0

めんどくさい女と男

ずっと誰かに寄りかかって依存してないと生きられないメンヘラ女とそんな可哀想な女を支える包容力のある優しい自分に酔ってるだけのナル男というめんどくさい女と男のまどろっこしい恋愛劇で
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.0

抜きん出た

特にハプニングがあるわけでもない淡々とした作品で演出的にはちょっと内に入り過ぎた感のある自己満足的側面が否めないが。とにかくはいしか台詞のない岸井ゆきの表現力が凄まじい。同年代の俳優さん
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雑魚どもよ、大志を抱け!(2023年製作の映画)

4.0

あの頃ほんのちょっとの勇気があれば

誰しもが子供の頃に抱えていた勇気がなくて友達を裏切ってしまったという苦いトラウマを消化させてくれるような素敵な脚本であった。優れた脚本家は優れた演出家にもなれると
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

重力

これでもかというほど重たい作品であるがずっしりと圧し掛かるような圧倒的な吸引力でぐいぐい引き込まれた。娘のビッチっぷりにはかなりイラつくがそれもちゃんと最後の最後に消化する脚本も見事。ラストは
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エゴイスト(2023年製作の映画)

4.0

鈴木亮平の引き出し

のっけから生々しい展開に入る衝撃的な作品であるが倫理を重んじる日本でもこんな描写が普通に受け入れられるようになったのかと微妙な気持ちは否めない。脚本と演出にやや難はあるが(特に後
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小さな村の小さなダンサー(2009年製作の映画)

4.0

北朝鮮じゃなくて良かった

もし彼が北の出だったら間違いなく家族は皆殺しにされているという話。なんやかんや言っても中国は懐がデカいというか思想よりも体裁を第一に考える国なのであろう。日本に生まれてほん
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桃さんのしあわせ(2011年製作の映画)

4.0

血が繋がってないからこそ

これだけ優しくできるのかもしれない。実際に高齢の親を世話する身になればここまで綺麗事でいられるわけにはいかないと思うが。桃さんもアンディラウも良かった。号泣ではなくじんわり
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チャンス商会 初恋を探して(2015年製作の映画)

4.0

これまた大どんでん返し

痛々しい展開が続くコメディ作品であるが最後にお約束の大どんでん返しの展開が。そしてお約束通り号泣する。ハローゴーストと同じようなパターンであるが韓国映画はこのメリハリの使い方
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潜水服は蝶の夢を見る(2007年製作の映画)

3.0

まるで希望がない

実在の人物の話だから仕方ないとは思うが障害を背負っても未来は残されている。といった微かな夢や希望を抱けるような題材が一つもない過去を振り返ってそれで終わりというのではあまりにも切な
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