monomiyuzanさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

monomiyuzan

monomiyuzan

映画(1575)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

空気殺人~TOXIC~(2022年製作の映画)

4.0

なんやこの邦題

てっきりホラー系の映画かと思って身辺整理してたのに(特に飲み物の位置とか)実際には薬害問題がベースの企業との裁判劇と言う硬派な作品であった。多少演出や設定に稚拙な面はあるが実話と言う
>>続きを読む

アウシュヴィッツのチャンピオン(2020年製作の映画)

4.0

したたかに生きる

アウシュヴィッツを舞台にした実話ならではの重苦しい品あるがどんな状況でも生き残るための強かさは忘れてはいけないという戒めにもなる。それにしてもドイツは何年経ってもことごとくディスら
>>続きを読む

神々の山嶺(2021年製作の映画)

4.0

日本リスペクト

日本の漫画をフランスでアニメーション化というパターンであるが登場人物の設定が日本人のままというところにフランス人の日本のアニメ文化に対する限りないリスペクトを感じる。シティハンターも
>>続きを読む

パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

4.0

整形必要なし

とにもかくにもパクソダムがかっこかわいい。無理に二重にしたりあれやこれやと顔をいじらないでも人間の魅力は中から溢れてくるといういい見本である。

沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.0

詰めが甘い

前半の謎解き部分は実に面白いものがあるが種明かし以降のストーリーが浅いのは前作の真夏の方程式と同じ。このシリーズを存続させたいのならそろそろ脚本を外部に委ねたほうがいいのかもしれないキャ
>>続きを読む

ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

4.0

笛吹きケトル

鳴りっぱなしのやかんを誰も止められないようなストレスの塊のような作品であったが最初から最後までそれがワンカットで続くのだからラストはそうなるしかないであろうという結末。もうちょっと厨房
>>続きを読む

彼女が消えた浜辺(2009年製作の映画)

4.0

怒涛の会話劇

小さな嘘がやがて大きな渦となって人間の醜さが露出し始める。というアスガーファルハディ真骨頂の人間ドラマであるがサスペンスの要素も含んでるので会話だけでぐいぐい真実に迫っていく描写はさす
>>続きを読む

オアシス(2002年製作の映画)

4.0

みんな若い

当然のことながらソルギョングもムンソリもそしてイチャンドンもみんな若い。その若さの分だけ荒削りな要素の多い作品ではあるが社会から疎外された人間の怒りだとか悔しさだとか苛立ちだとかをありの
>>続きを読む

ラスト、コーション(2007年製作の映画)

4.0

濃密

愛もエロも欲望も裏切りも全てが濃密な作品であった。ブロークバックマウンテンと並んでアンリーの最高傑作。身体を張ったタンウェイがスターへの道を掴んだ登竜門でもある。

劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥(くら)き夕闇のスケルツォ(2022年製作の映画)

3.0

まだまだ続くよ

繋ぎであるのは端から解ってはいたがやはり中途半端が過ぎた。まあこのゲームをクリアするには一つ一つ階段を登っていくより他ないであろう。いっそのこと結末を待たずに抜け出せるアイテムが欲し
>>続きを読む

劇場版 永遠ノ矢トワノアイ(2021年製作の映画)

4.0

アイヌの誇りとは差別とは偏見とは

教科書や学校で学ぶよりもアイヌの歴史を知る入口にはうってつけの題材である。アイヌらしく生きることを奪われても争うことを選ばなかったアイヌの誇りは宇梶さんの生き方にも
>>続きを読む

あのこと(2021年製作の映画)

4.0

激痛

とにかく痛い。身も心もぐさぐさ刺されるような激痛を伴う作品であった。いまだに中絶を禁止してる国でも是非とも上映してほしい。身体を張った主演の女の子は恐らく今後ハリウッドに引き抜かれるであろう。
>>続きを読む

非常宣言(2020年製作の映画)

4.0

強行突破

テロに乗っ取られた飛行機にたまたま医者が乗ってたとかたまたま元パイロットも乗ってたとか韓国の民間機に領空侵犯で航空自衛隊が攻撃してきたとか無茶苦茶にもほどがある脚本であったが。まあこれだけ
>>続きを読む

野球部に花束を(2022年製作の映画)

3.0

内輪ウケ

まあ学生時代に体育会系だった人には共感できる作品ではあるがちょっとターゲットが狭いか特に女子には見向きもされないであろう。高嶋政宏のキレキャラや小沢仁志の起用もある意味諸刃の剣だけに解る人
>>続きを読む

シスター 夏のわかれ道(2021年製作の映画)

4.0

検閲通ったことが奇跡

明らかに一人っ子政策の問題を指摘しているのにも関わらず検閲をすり抜けたことだけでも奇跡であろう。うまく焦点をぼかしたのが功を奏したか。作品の出来としては少々粗い演出と脚本が気に
>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

終活

スピルバーグもとうとう余命を意識だしたかのような自身の人生の回顧録であったが彼の芸術観がいかにして形成されたかを知るうえで興味深いものはある。ただしエンタメ性はゼロなのでスピルバーグ?何それ美
>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

168時間働けますか

もう使い古されたと思ったタイムループものであるが斬新且つ緻密な脚本で最後まで引き込まれた。この働き方改革の時代に戦う企業戦士も真っ青な働いて働いて働いてという文化が日本人のDN
>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

たかがゲームされどゲーム

本気で作り込めば大昔の単純な平面ゲームでさえもちゃんと超一級のエンターテイメントになるのだなとただただ感心。ただし特にメッセージがあるわけでもないのでパッと楽しんでパッと忘
>>続きを読む

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

4.0

続きはCMの後で

的なフラストレーション溜まりまくりのラストであったがもれなく次も観なくてはいけないであろう。相変わらずの荒唐無稽ストーリー炸裂作品であるがもうここまで来たら好きなだけブチかましてく
>>続きを読む

アイヌモシリ(2020年製作の映画)

3.0

アイヌを知るにはちょっと短い

今を生きるアイヌの日常と古の儀式の尊さを伝えたかったのだろうがいかんせん時間が短すぎた。どうせならイオマンテの儀式だけに焦点をしぼって生贄を神に捧げる意味自然と共存する
>>続きを読む

パリ13区(2021年製作の映画)

4.0

パリっぽい

乾いた性欲剥き出しの男女が乱れ合うエロエロストーリーではあるがそれもなんかお洒落に映るのは背景がパリの街並みだからであろう。やりマンのアジア人とやりチンの黒人という設定も普通なら人種問題
>>続きを読む

50回目のファースト・キス(2004年製作の映画)

4.0

20年前のドリューバリモア

先に日本のリメイク版観てたのでストーリーなぞるだけだったのだが解ってはいてもキュンとする。とにかく旬だったときのドリューバリモアがキュートすぎる特にチャイナドレスがいい。
>>続きを読む

彼が愛したケーキ職人(2017年製作の映画)

4.0

ドイツ人とユダヤ人の恋愛

しかも男同士の上に奥さんまで絡んできてとカオスな禁断の恋愛ストーリーであったが上品な演出で奇麗な作品に仕上がっていた。信者以外はオーブンを使ってはいけないとかなかなかユダヤ
>>続きを読む

オールド・ボーイ(2003年製作の映画)

4.0

緻密な脚本のサイコスリラー

緻密な伏線を張り巡らせた秀逸な脚本であった。良い脚本を作ることが良い作品を生み出す大前提だと改めて思う。安易に漫画や小説の実写化にばかり頼る日本映画界も良い脚本家を育てる
>>続きを読む

別離(2011年製作の映画)

4.0

お・・・おもたい

疲労感しか残らないすこぶる後味の悪い重たい作品であるが画面にのめり込むほどの生々しい臨場感で最後まで息をするのも忘れてしまうほどであった。小さな嘘が新たな嘘を呼んで最後は取り返しの
>>続きを読む

凪の島(2022年製作の映画)

3.0

ご当地B級作品の範疇

外れの少ない離島が舞台の物語であったがご当地作品の域を出ていない。なんでだろ良い脚本だと思ったんだけどな。演出が古いのかな。景色は奇麗なので瀬戸内のPR作品としては使えるんじゃ
>>続きを読む

声/姿なき犯罪者(2021年製作の映画)

3.0

そんな簡単に入れるか

振り込め詐欺グループの実態を暴くという題材はよかったのだがいかんせん演出と脚本が粗過ぎた。そんな簡単に潜入できるわけがないし国境を越えて警察が動けるわけもない。まあリアリティを
>>続きを読む

桜色の風が咲く(2022年製作の映画)

4.0

世界は欠如で出来ている

万物に100%完璧などというものはなくその全てに足らないものがあって足りないものを他者から補い合うことで世界は秩序を保っているのだという超ポジティブシンキングなテーマであった
>>続きを読む

スワンソング(2021年製作の映画)

4.0

普通なら強制送還

ホームを抜け出した老人が放浪の末万引きに泥酔負傷そして病院から脱走と普通ならとっくに捕まって強制送還されるような話であったがさすがに映画なのでスムーズに事は展開する。LGBT飽和状
>>続きを読む

ゆるキャン△(2022年製作の映画)

4.0

ぜんぜんゆるくない

アニメは一切知らないが個々のキャラが確立されてるのですんなり没入できた。題名からしてもっとゆるゆるの軽い話なのかと想像してたが実際は結構シビアな人生訓を詰め込んだ深い作品であった
>>続きを読む

愛する人に伝える言葉(2021年製作の映画)

3.0

また出たセンスゼロ邦題

原題はDe son vivantで単純に生前という意味なのだがなぜにまた回りくどい無粋な恋愛映画のような邦題を無理矢理宛がったのか意味不明。もともと売れるような内容ではないが
>>続きを読む

セイント・フランシス(2019年製作の映画)

4.0

30代独身女子必見

初めて観る女優さんであったが脚本兼なので彼女の自伝的な物語だったのであろう。30代ミドルという微妙な年齢の微妙な心理と微妙な本音を生々しく描ききった良い作品であった。40越えれば
>>続きを読む

スーパー30 アーナンド先生の教室(2019年製作の映画)

4.0

知識が貧困を抜け出す武器となる

日本人にはちょっと感情移入しにくい環境かもしれないがカースト制度で生まれながらに身分が決まっている閉鎖的な社会では貧しい親の子供は100%に近い確率で貧しい親になると
>>続きを読む

恋人たち(2015年製作の映画)

4.0

ずんと入り込む

特異な人間がたくさん絡み合うずっしりと重たい作品であるがその重たさの分だけ染み入るものがある。欲を言えば妻を失った男のその後の生きていく術だけを掘り下げて海底に沈むくらい重たくしても
>>続きを読む

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

3.0

つまみ食い

ガンダムシリーズの最新作第一部ということで置いてけぼり覚悟で久々に戻ってみたが結果・・・最後まで戻れなかった。モビルスーツ少な目の人物主体構成だったからかもしれないがいまいち昔の高揚感が
>>続きを読む

劇場版ツルネ ―はじまりの一射―(2022年製作の映画)

4.0

京アニお得意のスポ根青春物語

アニメは一切知らないがすんなり入り込めた。さすがに京アニ制作だけあって丁寧な人物描写でただ単に青春万歳的な安直なスポ根作品では終わらない。若干BL寄りなのが気になるがま
>>続きを読む