monomiyuzanさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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かがみの孤城(2022年製作の映画)

4.0

結構深い

一見なんでもないミステリーファンタジーのような作品に見えるが。
学校に行きたくなかったら行かなくてもいい大丈夫同じようの子が他にもいるんだから大丈夫。で終わらせるのではなく悩み事を消して逃
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生きる LIVING(2022年製作の映画)

4.0

古典回帰

オリジナルの黒澤作品は知らないが生きる意味を完結に描いたシンプルなストーリーでじんわり染みた。ほんとに今にも逝ってしまいそうなビルナイの演技はさすがガチャピンみたいな出っ歯の子も味がある。

ドリーム・ホース(2020年製作の映画)

4.0

カラっとした感動

田舎町の住民がお金を出し合って馬主になったサラブレッドがついに最高峰のレースで。という実に古典的で解りやすい構図の作品であったが実話なだけに没入感も大きい。雰囲気はライドライクアガ
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3時10分、決断のとき(2007年製作の映画)

4.0

男の臭い

ぷんぷんと匂い立つほど男臭い西部劇であった。やはりラッセルクロウは現代劇よりも時代劇のほうが良く似合う。セオリー的にはヒーローであるべきはずのクリスチャンベールの立ち位置がみっともないほど
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

4.0

5年もかかったか

カランコエの花で一躍脚光を浴びた中川駿がようやく長編デビュー。結局5年もかかってしまったわけだがそれだけ丁寧に丁寧に納得のいくまで人物描写にこだわる才が作品の中に満ちていた。ここ数
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.0

軽快なRPG

ゲームは一切知らないが軽快なテンポと小気味いいジョークでポップなファンタジーに仕上がっていた。キャラが確立されてるので続編も期待できそう。主役が全然強くないとこもいい。

君を想って海をゆく(2009年製作の映画)

4.0

どこ噛むねん

現代はwelcomeで誰でも観光歓迎と言いながら同じ口で徹底的に移民排除に向かうEU諸国の政策を皮肉たっぷりに描いた作品であった。これ実話がベースなのだろうか?有り得ない話でないだけに
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茲山魚譜 チャサンオボ(2019年製作の映画)

4.0

韓国映画の懐のデカさを知る

派手なアクションやバイオレンスやロマンスだけが韓国映画ではない。今作のようにまるで商業的でない作品にでも惜しみなくキャストや資金をぶち込めるという懐のデカさがハリウッドや
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ペルシャ猫を誰も知らない(2009年製作の映画)

4.0

イラン国民の実情を知る

厳しい戒律で娯楽を規制されたイランと言う国の生々しい実情を知れる貴重な作品であった。宗教や政治への批判が即自分の人生の終焉に繋がるという緊迫感に迫られながらもそれでもなお音楽
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マルティニークからの祈り(2014年製作の映画)

4.0

不幸な女を演らせたら右に出る者はいない

ぼろぼろに打ちのめされていくチョンドヨンの陰惨なパフォーマンスはさすがの一言に尽きる。シークレットサンシャイン以降不幸な女ならチョンドヨンにと言ったキャスティ
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セールスマン(2016年製作の映画)

4.0

相変わらずのバッドエンド

名匠アスガーファルハディらしい人間の機微を丁寧に描写したサスペンス作品であるがもれなくバッドエンドなのでずっしりのしかかるような重たさがある。ぶつけどころのない怒りは結局自
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王の運命 歴史を変えた八日間(2015年製作の映画)

4.0

追い詰められたユアイン

じわじわと実父にいたぶられ追い詰められてついに発狂したユアインの姿に今の薬物依存を重ねないわけにはいかない。役に対して真摯であればるほど自分自身を削っていったのだと想像すると
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尚衣院 サンイウォン(2014年製作の映画)

4.0

鉄板の韓国宮廷物語

世襲権力出世欲陰謀裏切りと鉄板のテーマを詰め込んだ華やかな韓国宮廷作品であるが軽いタッチで描かれてるので爽やかな作風であった。どろどろの展開を期待してると肩透かしを食らうかも。

プロミス ~氷上の女神たち~(2016年製作の映画)

4.0

細かいことは気にしない

脚色にやや誇張がありすぎたが(脱北者の姉妹の絡みとか)細かいことは気にせずにどっぷりゲームの高揚感に浸れるのがスポ根物の強み。オダルスが入るとどうしてもコメディ寄りに傾くきら
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ぼくたちのムッシュ・ラザール(2011年製作の映画)

4.0

不公平な死と向き合う

学校の教室で担任が自殺と言う衝撃的な幕開けでスタートする物語であるがその後の展開に過剰な演出や感動があるわけでもなく大人も子供も淡々とその不公平な死に向き合う姿に美しささえ感じ
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プリンス&プリンセス(1999年製作の映画)

4.0

平面を立体的に魅せる技法

影絵に立体感と表情を与える独特の手法がさすがのアニメーション。シンプルな表現美にはやはりシンプルなストーリーが良く似合う。西宮から富士山まで一晩で辿り着くのはさすがに無理が
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ほとぼりメルトサウンズ(2021年製作の映画)

3.0

右から来たものを左へ受け流す

独特の世界観と脚本で尖った風の作品ではあるが内容はまるで尖ってない。終始たらたらと耳元で右から左へ流れる生活音のような緩い映画であった。主演の女の子が趣里に似ているなあ
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離ればなれになっても(2020年製作の映画)

4.0

壮大な叙事詩

イタリア気質らしい大らかな恋愛観で友達が恋人になったり友達と友達が引っ付いたり別れたりと波乱万丈な友情を30年と言う長いスパンで描いた壮大な人生叙事詩であったが一切長さを感じないスムー
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追想ジャーニー(2022年製作の映画)

3.0

晴馬君が重なった

主演の男の子が若かりし日の三浦春馬を彷彿とさせるなよなよ系美男子で昔の晴馬君を思い出してああこんな感じだったよなあ似てるなあと思ってるうちにエンディングを迎えてしまった短っ。設定が
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よりそう花ゝ(2019年製作の映画)

3.0

消化不良

韓国版おくりびとと言った内容であるが登場人物が少ないのだから親子と隣人親子像だけを掘り下げて丁寧に人物背景を描いたほうがよかったのでは。チャンさんの話とかが余計。散らかしたまま放り投げた終
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長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

3.0

浦島太郎

ドリームワークスらしい人の優しさ思いやりを大切にという普遍的なテーマの秀作であったとは思うのだが久々に目にした長靴をはいた猫やその他のキャラにそれほどトキメクものがなかった。やはり創作の世
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.0

くどくてよかった

お涙頂戴前提のくどい物語であるがこういう古典的な作品こそ瀬々さんの真骨頂。何度も何度も醒めそうになる瞬間はあるのだが(クロが船を追いかけてくるとことか奥さんが庭で号泣するとことか)
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天間荘の三姉妹(2022年製作の映画)

4.0

東北鎮魂歌

このストーリーで東北の震災を重ね合わせる人は多いであろう。人は死んで終わりではない想いは遺された人の中にずっと生き続けるというメッセージが心をえぐる。三姉妹良かったですね。能年玲奈は演技
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あつい胸さわぎ(2023年製作の映画)

4.0

たー坊に全部持ってかれた

田舎を舞台にした少女の日常や葛藤そしてそれを支える周りの人間の優しさを丁寧に淡々と描いた良作であった。ぎごちない関西弁に多少違和感を感じるが常盤貴子を始め演者さんが自然体だ
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ALIVEHOON アライブフーン(2022年製作の映画)

4.0

勘違いしないで

作品の世界観に触発されて公道で無茶な運転するアホが続出しそうなほど臨場感あふれる映像であった。レース物の特性としてストーリーが単純ゆえにいかに迫力あるレースシーンを演出できるかが全て
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デリシュ!(2021年製作の映画)

4.0

料理界のフランス革命

貴族や一部の特権階級のためであった外食産業を一般市民にも開放しレストランの礎を作ったおっちゃんの話。たぶんこれ実話ベースなのであろう。かなり雑な脚本であったがそれが逆にフランス
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パラレルワールド・シアター(2018年製作の映画)

4.0

生々しい

演劇というコアな世界に憑りつかれてしまった人そしてそれを手放してしまった人まだじたばたともがいている人。その全ての演劇人にとっては痛いほど刺さりまくる作品であろう。世界線が余りにもピンポイ
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ハッピーニューイヤー(2021年製作の映画)

4.0

たまにはおとぎ話もいい

全てがハッピーに導かれるおとぎ話のような物語であるがラブアクチュアリー同様誰も傷つかない傷つけない夢物語もたまにはいいものである。さすがに三食これなら鼻につくとは思うが。

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.0

ついに預金に手を出したハリウッド

マンネリ気味のCG一辺倒作品が飽和状態になってきたハリウッド映画界はついに過去の功労者に頼らざるを得ないところまで追い込まれてしまった感は否めないがそういうのを差し
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オードリー・ヘプバーン(2020年製作の映画)

3.0

光と影

ドキュメンタリーだから仕方ないとは思うのだがやはりオードリーには輝かしいトップアイコンとしての存在であり続けてほしい。後半生の余生はどうしても人間臭さが漂って重苦しい。スターだった時の華やか
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バビロン(2021年製作の映画)

3.0

削る所は削れる勇気も才能

これもとにかく長い。どのシーンも思い入れがあるのは解るが観る人のことを考えて削れるところは潔く削れる決断力も演出家として必要な才能だとつくづく思う。セッションで一躍脚光を浴
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ワン セカンド チャンピオン(2020年製作の映画)

3.0

良くも悪くも香港っぽい

ダメダメ人間が愛する子供のために生まれ変わるというありきたりなスポ根ものであるが生まれながらに1秒先の未来が見えるという設定で多少は目新しさもある。ただしやはりそこは香港なの
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土を喰らう十二ヵ月(2022年製作の映画)

3.0

べた凪

予想はしていたがそれを上回るほどなんの起伏もない単調な物語であった。原作が作家さんの料理エッセイ本だからこんなもんなのかもしれないがどうせ映画にするなら。森で熊に出くわしてじじいを庇った犬が
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RRR(2022年製作の映画)

3.0

長いわ

バーフバリシリーズに比べると映像に力を入れすぎて(動物のCGとか)ストーリーがかなり大味になってしまった。虫けらのように殺されるイギリス人の気持ちを考えると無邪気にはしゃげない。そして何より
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空気殺人~TOXIC~(2022年製作の映画)

4.0

なんやこの邦題

てっきりホラー系の映画かと思って身辺整理してたのに(特に飲み物の位置とか)実際には薬害問題がベースの企業との裁判劇と言う硬派な作品であった。多少演出や設定に稚拙な面はあるが実話と言う
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アウシュヴィッツのチャンピオン(2020年製作の映画)

4.0

したたかに生きる

アウシュヴィッツを舞台にした実話ならではの重苦しい品あるがどんな状況でも生き残るための強かさは忘れてはいけないという戒めにもなる。それにしてもドイツは何年経ってもことごとくディスら
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