marohideさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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茶の味(2003年製作の映画)

4.0

出会った時期、季節、視聴した時間帯のどれもがこの映画に相応しい条件で観れた気がする。「茶の味」というタイトルにもなんとなく合点がいった。

ジャンルとしては一応コメディに入るようだが、強く笑わせに来な
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図書館戦争(2013年製作の映画)

2.0

原作を読んで思った事でもあるが、まず主人公が全く好きになれない。
言われたことはやらない、忠告は聞かない、暴走する。それだけならまだしも、挙げ句の果には自分の暴走にあとから負い目を覚えて勝手に落ち込む
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真実の行方(1996年製作の映画)

3.5

法廷ドラマ。
話の作りはしっかりしており個々の演者の演技も良い。

オチはなんとなく想像が出来てしまい自分は驚くことが出来なかった。おそらくこの後に制作された法廷モノの多くがこの映画を参考にしたのだろ
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史上最大の作戦(1962年製作の映画)

4.0

戦争映画であり基本的にはどれも悲壮感のあるシーンのはずなのに、常にどこか弛緩した空気が流れており、それがかえってこの映画独特の味になっているように感じた。

その点も含め、原題の“THE LONGES
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ふしぎの国のアリス(1951年製作の映画)

4.5

アニメーションの持つ視覚情報としての強さが十分に活かされた作品だと思う。
知らず知らずのうちに影響を受けているのだろうなと感じる映画の一つ。

インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

4.0

 とにかくショーン・コネリーの演技とキャラクターが良かった。知的だがどこかコミカルでお茶目なキャラクターはショーン・コネリーが演じるとピッタリである。椅子に縛られたインディと二人で炎から逃げるシーンや>>続きを読む

真実の瞬間(とき)(1991年製作の映画)

3.5

アメリカの最悪さを再確認する為の映画。
話を聞いてくれない、話が通じないということの本質的な恐怖や絶望感が十分に表現されている。話を聞かない人間を前にしたとき、自分は常に無力なのだと思い出す。

夜明けを信じて。(2020年製作の映画)

3.5

 一度は観てみたいと思っていた幸福の科学映画。劇場に入った瞬間から独特の緊張を感じた。
 結論から言えば大満足。非常に興味深い内容である。

 教祖になれる人間の生の精神構造が垣間見れる映画というのも
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A.I.(2001年製作の映画)

4.0

毒々しいビジュアルの未来像がコテコテのサイバーパンクといった調子で好ましく思える。特に主人公と共に旅することになる女性相手のセクサロイド、ジゴロ・ジョーがとても素敵だった。表情や身体の動かし方が実にそ>>続きを読む

バケモノの子(2015年製作の映画)

1.5

 どうも苦手な作品。具体的にどこが、と言われるとあまり思いつかないのだが、キャラクターも話の構成もメッセージもオチも、何もかもがどうもしっくりこない。
 それを上手く言語化出来ないのも座り心地が悪い点
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ダークナイト(2008年製作の映画)

1.5

ヒース・レジャーの演じるジョーカーが絶賛されている映画だが、自分はこのジョーカーは好みではなかった。

狂気と正気の両立、悪意とケレン味の二面性がジョーカーの持つ魅力だと思うのだが、このジョーカーは狂
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