marohideさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

1.5

確かに映像はより綺麗になった。が、それ故に前作にあった魔術的な魅力は完全に消えてしまった。
空想と魔法の線引きが曖昧な所も前作の良さだったが、今回のは単に子供たちを空想の世界に導くのが上手いだけの家庭
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

1.5

ジム・ジャームッシュの悪ふざけだということは映画を観る前から承知していた事だが、今回に関しては自分が乗れないくらいの悪ふざけだったように思う。野暮な感想だろうか。

とはいえ、ジム・ジャームッシュ特有
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ミスト(2007年製作の映画)

4.5

 面白い。やはり欧米の人々は虫と蛸が恐怖の対象なのだなと改めて確認出来た。

 エンディングロールで音楽を流さず、ただヘリコプターの音だけが聴こえるという演出が実に心憎い。

 ラストシーン、これは完
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

4.0

 タイトルは知っているものの長年観たことがなかった映画の一つ。エンターテイメント映画として手堅くまとまっており、素直に最後まで楽しく観れた。

 それにしてもナチスというのはつくづく便利な悪役だなと改
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バリー・リンドン(1975年製作の映画)

5.0

まず何より劇伴の選曲が絶妙。
特に繰り返し執拗なまでに流れる「サラバンド」は素晴らしい。この曲を聴くたびにこの映画が思い出される。

当時の貴族社会の洗練された優雅さと、戦争や追い剥ぎといったその時代
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愛してる、愛してない...(2002年製作の映画)

5.0

「アメリ」でのオドレイ・トトゥが良かったので、そこから見つけた作品。

「アメリ」というキャラクターの良さを最も引き出すことが出来るのはオドレイ・トトゥだと思うが、
オドレイ・トトゥの良さを最も引き出
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エド・ウッド(1994年製作の映画)

2.5

可もなく不可もない映画という印象。
ベラ・ルコシのキャラクターと物語には面白みもあり、切ない気持ちにはなるものの、それだけだった。

奇人たちの晩餐会(1998年製作の映画)

5.0

間違いなく傑作。評価が高かったので期待はしていたが想像を上回った。
ジョークの質が高く、テンポ感も良いので見ていて心地よい。ブラック加減も絶妙で、不快感を感じない程度で攻めてくる。

俳優たちの演技が
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第三の男(1949年製作の映画)

4.0

モノクロの画面、そしてカラスの軽妙な音楽など、古き良き映画の良さが詰まった作品。

プラン9・フロム・アウター・スペース(1959年製作の映画)

1.5

 酷すぎる出来が語種になり、多方面で引き合いに出されるエドウッド作品。なのだが、その酷さを嬉しそうに語ったりツッコミをいれながら観ている人たちがあまりに楽しそうだったので、無意識のうちに「面白いつまら>>続きを読む