あさのひかりさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

PK(2014年製作の映画)

4.4

宗教っていう重いテーマがどーんとあって明確なメッセージとかあったりするのに、ストーリー自体はそういうの抜きですごく楽しい。
宇宙人のアーミル・カーン含め、いろんな人達の、いろんな思惑やら事情やらがうま
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アビー・センの時間旅行(2015年製作の映画)

3.6

なかなか主人公に「おれの人生映画みたい」って言わせる映画ってないと思うけど。そのあと、タイトルロールと同じ主人公の名前の文字が出て、「もっといい持って行き方ないか、失業しまくりのおれの人生テイク3」み>>続きを読む

クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅(2018年製作の映画)

3.7

もっとドタバタ、ハラハラのコメディっぽい映画なのかと思ったら、意外とファンタジックなのだった。突っ込みどころ多い、というよりは地に足がついてない感じがあるのだけど、そこら辺は理由があるのでまあ、ね。>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋 ≪完全版【オリジナル・テルグ語版】≫(2017年製作の映画)

5.0

バーフバリに出会ったのは去年の今ごろ。この映画にはまってなかったら、今きっと他の映画もこんなに観てない。そして、出会って一年たった今改めて3回目の完全版の王の凱旋観賞。(国際版は20回以上観てるはず)>>続きを読む

しゃぼん玉(2016年製作の映画)

4.2

林遣都の、田舎にぽつんといて、最初は違和感ありまくりだったのに、だんだんなじんでいく感じ好き。あと、自分のしたことが取り返しがつかないことだと、初めて実感した時の感じとか。彼の存在感も良かったし、戸惑>>続きを読む

長いお別れ(2019年製作の映画)

3.6

きっとこの娘ふたりとほぼ同じくらいな世代だし、両親にこういうことがあったら、とかまあ、考えないでもない。だからこそ、良かったけどね、うーん、ってなる。

介護をとおして家族を描いたファンタジックな美し
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.5

あの家族の話はもっと割愛できなかったのかな。それより怪獣さん達もっと出して欲しかったな。重要なキャラでもなさそうな兵隊が夫婦を見て怒鳴ってるシーンで、なんかむちゃくちゃすっきりしちゃったもん。

細か
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おとなの恋は、まわり道(2018年製作の映画)

3.9

一応これは映画館で観たのだけど、どっちかというと、疲れきってる休日とかに、家でゴロゴロダラダラしながら気軽に観て、笑って、元気になりたいみたいなの。そういう意味では何度でも見たい大好きな作品。

どっ
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バハールの涙(2018年製作の映画)

4.1

これは最後号泣しながら観た。涙が止まらなかった。

テロ集団から突然襲撃され、家族と尊厳を奪われ、性奴隷にされた女たちが、逃げだし銃を持ち戦う。家族を救うため、命を繋いでいくため戦う。

これはその悲
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幸福なラザロ(2018年製作の映画)

3.5

予告を観た時から、すごく観るべきって予感もしたし、観ないほうが絶対いいって予感もしたし、観終わって、どっちの予感も当たってるので、もうこれは何とも言えない。これが実話ベースっていうことにもざわざわする>>続きを読む

LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標(2014年製作の映画)

3.7

ルパンと次元は最高のビジネス・パートナー。今回は、ガンマンとしてやるべきことがあった次元をルパンがサポート。
一緒に吸う煙草がおいしいビジネス・パートナーって最高の関係じゃないのかな、煙草吸わないから
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LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門(2017年製作の映画)

3.7

石川五ェ門ってほんとかっこいいけど、なに考えてるのかよく分からない、ってずっと思ってて。で、これ観て分からないはず、って思った。これからもきっと分からない。でも、それでいいんだきっと。

峰不二子が「
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バスキア、10代最後のとき(2017年製作の映画)

2.3

バスキアについてある程度知っている人、バスキアがほんとに好きな人だと、楽しめたのかな?
バスキアの絵はなんか好きな気がして、もっと知りたいと思って観に行ったけど、作品もあんまり観れなかったし、正直バス
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LUPIN THE ⅢRD 峰不二子の嘘(2019年製作の映画)

3.8

峰不二子をものにしようとすると高くつく。不二子が狙うようなダイヤモンドなんかよりずっと。
至近距離にいるはずなのに、本気では狙わないルパンって、そのことをいちばん分かってるんだろうな。

今回はそんな
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願い事の樹(2017年製作の映画)

3.7

子どもたちが主役で、子どもたちに向けていろいろなメッセージを送る、ファミリー向けインド映画。子ども向けだし、と構えずに見たら、なかなかいい映画だと思う。

インドでも学校内カーストによるイジメとかって
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マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

3.8

彼女の話だとずっと思ってたけど、もうひとりの彼女の話でもあって、それでようやく救われた気がした。人の心に灯りをともす美しい情熱は、形は変わっても続いていく。

当初予想してたのと違ってかなりつらいお話
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.6

「しない後悔よりする後悔」っていわれがちだけど、する後悔ってそれでも絶対あるよね、ってことは強く思った。

美術館巡りも好きな私としては、今回ターゲットになった希少本そのものに興味があり(映画が見たか
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神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

3.4

ごめんなさい普通に面白いとは思うのだけど、自分ははまれませんでした。


アクション→裁判→消防士さんやっぱりいいやつの繰り返しに感じるところとか、使者さんたちは確かにかっこいいけど、使者という仕事の
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僕たちのラストステージ(2018年製作の映画)

4.0

ローレル&ハーディーという実在するコメディアンのコンビの物語。

絶頂期を過ぎて落ち目にはなってるけど、いろんな経験して酸いも甘いもかみわけたふたりの決して思い通りではない晩年。それでもショーはやって
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.3

とてもきつい内容だけど、もしかして、こういう人たちが本当にいるかもしれない、これからこういう悲劇は増えていくかもしれない、そういう意味でも、観ておいて良かったと思う。

本当に悲劇の中にいる人には、世
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ヒーロー気取り(2014年製作の映画)

3.6

私の知っている限りのインド映画あるあるがいっぱいで楽しかったです。やたら強くて勇敢な主人公、そんな主人公のど派手アクション、一族の名誉をかけてみさかいなく乱暴する強面軍団、かわいくてきれいなヒロインと>>続きを読む

ユニコーン・ストア(2017年製作の映画)

3.3

大人になって、自分の力で生きていくために目指すべきことと、本当に自分が夢中になれることが違う、っていう苦しさとか、すごく分かる。本当に必要なものじゃないと内心わかってても、大好きなものを求めてしまう感>>続きを読む

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

5.0

とってもやるせなくて心細くて、いろんなことが思いどおりにいかないままそれでも時は流れていって、でも世界は美しくて、そして時にシュールだったりもして、まるで人生そのものみたいな映画。前からずっとこんな映>>続きを読む

エリック・クラプトン~12小節の人生~(2017年製作の映画)

4.2

クラプトンが好きになったし、尊敬できるすごい人だと思ったし、クラプトンが嫌いになったし、ひどい人で許せないと思った。とにかく映画の後は、クラプトンという人が自分の中で重い存在になった。あまりに生きざま>>続きを読む

名探偵ピカチュウ(2019年製作の映画)

4.0

ポケモンに何の思い入れもなかったけれど、空いた時間にちょうど良かった、それだけで観たのに、見て良かった。

わりと前列で観たのだけれど、大画面に映るピカチュウがわいくてかわいくて、幸せな気分になって顔
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プロメア(2019年製作の映画)

4.4

楽しかっ た。どんどん話がでっかくなってどんどん熱くなっていって。えー、そこまで行っちゃうのー、まだクライマックスじゃないのー、っていう具合に。

松山ケンイチ早乙女太一堺雅人が叫びまくり怒鳴りまくり
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.5

爆音上映の前列の方で観たのもあって、最初からカーアクションの迫力に惹き付けられ、最後までずっと夢中になってベイビー応援しながら、ハラハラドキドキしながら観た。

音も映像も最初から最後まで素敵で最高。
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バーフバリ 伝説誕生<完全版>(2015年製作の映画)

5.0

完全版としては3回目。国際版含めると20回は見てるかな?というただのバーフバリ好きの感想。

好きな場面が国際版だと切り取られてるので、やっぱり完全版の方が好き。遠近法で黄金バラーとマヘンドラが並んで
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