あさのひかり

バハールの涙のあさのひかりのレビュー・感想・評価

バハールの涙(2018年製作の映画)
4.1
これは最後号泣しながら観た。涙が止まらなかった。

テロ集団から突然襲撃され、家族と尊厳を奪われ、性奴隷にされた女たちが、逃げだし銃を持ち戦う。家族を救うため、命を繋いでいくため戦う。

これはその悲劇を伝えるのみの映画じゃなくて、そんな勇敢な女達への敬意に満ちあふれた映画。そして、彼女達だけじゃなく、自らの手で、世界を変えていこうとするすべての女達へ向けた映画でもある。(だから、邦題がバハールに対象を絞るものに変わっているのはいかがなものか、とは思う。確かにバハールの涙は美しく、とても印象的なのだけれど)

女・命・自由!
もちろん迫害されてる訳じゃないけど、心の中で唱えてみたら元気もらえた気がした。
あさのひかり

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