mosanさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

きみはいい子(2014年製作の映画)

3.0

子供にとっては、家、家族、学校が全世界。いくら逃げ出したくても、そこにすがって生きるしかない。
その逃げられない世界の中で、今日一日をその瞬間をどうやってしのぐか。なるべくなるべく荒波がおそいかからな
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

素敵なラストだった(途中までは、チープなディズニー風映画なテンション)。
ルーがとにかくかわいい。くしゃくしゃの笑顔が最高。

果敢に生きろ、落ち着いたりするな。シマシマの脚を誇れ。
自ら死を選んだ人
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.0

当時、地震で落下してヒビが入った部屋の液晶テレビ画面の上に何度となく表示される原発情報のテロップを見て、
なんか大変なことが起きてるんだなとは思いつつも、
何度も流される津波の映像や近所のスーパーから
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.0

ひたすらに退屈だった。ぬるい。
まったく興味がない他人の人生を永遠語られたような、「あ、そうなんだ…。で?」でしかなかった。
特に何も起こらずぐっとくるところが一つもないまま終わった。

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

同じ日の前の回に『ヤクザと家族』を観てしまったのである。順番がよくなかった。
濃ゆ〜いもつ鍋を食べたあとに水炊きを食べたかのような感覚に。
きっとはじめから水炊きを食べていたら、滋味深さでおなかいっぱ
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

綾野剛がイケすぎててつらい。

チンピラからヤクザに転身して、クラブにあらわれるシーンのスーツ×サングラスにひたすらニヤニヤしてしまった。
特段綾野剛ファンでなくてもこうなるってことは、綾野剛ファンは
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

5.0

前半、
いやいやいや、クロノスタシスってしってる?を菅田将暉に問いかけるシチュエーションって、フィクションもすぎるだろ、と思いながら、
惜し気もなくサブカル臭(もはや臭どころの話じゃない)(下北じゃな
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ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.0

うーん、想像と違った。
ストリッパーたちのそれぞれの個性がでてくるのかと思ったけど、完全にJ.Loのための映画。
ああいう過去を振り返る系のやつって、もっと先が読めない感じ多いけど、展開されてくのは想
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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

うーん、全体的なストーリーはいいのだけど、要所要所のご都合主義感が…。
いきなり味方になる親友ポジションの人が別ホテルオーナーの息子で、親からなかば勘当的な扱いを受けてるぽいのに、そのホテルのレストラ
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.0

何かのために生きてるわけじゃなくて、ただ生きる。一瞬一瞬をちゃんと生きる。
それがなかなかむずかしいんだよね。

キラキラした人を見ては、自分は何のために生きてる?何を成し遂げる?そんなことを考えがち
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映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

4.0

要所要所のシーンはとてもぐっときたり、綺麗な絵だなと思うことが多かった。そして、メッセージ性もある。

ただ、映画って2時間の中での緩急や繋がり、ストーリー性があってこそだとだと思うので、そういう意味
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

4.0

さいあくだ…
タイトルに腹が立つくらいには最悪だ。
子供を産んだら親なのか。

道具のように子供を使う母親。
そこに愛情があるなんて到底信じられないけれど、捨てない執着はある。
人生が少しマシな方に行
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.0

映像がとにかくすごい。
制作会社が気になりすぎて、エンドロールも目で追ってしまったし、帰り際Ufotable調べた。

アニメ版は途中離脱して、そのあと姪が観ている横でちょこちょこ観ながら完走した程度
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STAND BY ME ドラえもん2(2020年製作の映画)

4.0

泣かせにかかってるってわかってても、あらゆるポイントでうるっときてしまうのは歳のせいだろう。
ストーリーはちょっと想像と違った。本筋がどれなのか迷子感。

新聞記者(2019年製作の映画)

4.0

真実や正義をもって伝えようとすることは権力に潰される。
ならば、わたしたちはどうやって真偽・善悪を判断すればいいのか。
劇中の「民主主義国家は形だけでいい」にしないためにも「選挙にいこう」はわかるんだ
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(2016年製作の映画)

2.0

序盤から最後まで気持ち悪い。
子供が足舐めるのとか突如流れるテクノっぽい音楽とか。過度な演出にひく。
みんな、なにがしたいの?
設定はおもそろくなりそうなのに期待外れだった。虐待、レイプ、殺人、不倫と
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

3.0

ただただゾンビ映画。ひたすら逃げてる。
運動神経がいいゾンビは反則だ。
ゾンビを筆頭にスピード感ある映画。
謎のゾンビ大量発生からの急な収束。

もうちょっとかわいい子役がよかった。
トッケビの人はイ
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

父親の執念。
Web上の情報をたどっていく感じが謎解きみたいで楽しい。
真実にたどりついたのか!?と思いきやトラップだったり。

情報まとめるために、ささっとスプレッドシートに項目記入する様がさすがエ
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ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

4.0

食うか食われるか。執念と覚悟で成功を手に入れる。
わかるんだけど、競争世界の甘くない現実が垣間見えてなんとも言えないモヤモヤした気持ちになる。
そして、マックが食べたくなり食べたくない気持ちにもなる。
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映画クレヨンしんちゃん 激突!ラクガキングダムとほぼ四人の勇者(2020年製作の映画)

4.0

姪っ子の付き添いでひっさしぶりにクレヨンしんちゃん観た。
のはらしんのすけが何一つ変わってなくて安心した。
大人を泣かせにかかるクレヨンしんちゃんの映画は好きなんだけど、今回のはそこまでメッセージ性は
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

5.0

おもしろかったぜい!
主役の女の子2人を筆頭にみんなキャラがたっててサイコー。
ナチュラルにゲイレズが盛り込まれてるのもよい。さすがLA。「ジェンダーと性的嗜好は別」ってサラッといえる日本の高校生はほ
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

5.0

突き刺さる。

世話できないなら子供を産むなって、10歳ちょっとの子が嘆願する。
生理がきた途端、鶏と引き換えに売り飛ばされ、無理やり妊娠させられて死んでしまう。
学校はもちろん、病院すらいけない。
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

4.0

ほっこり系。起伏がない感じで終始ほわ〜っとしてた。
共感したり感動したりはとくになかったけど、王道な韓国ラブストーリーて感じで綺麗だった。
顔が変わるたび、梨泰院クラスの人だ!トッケビの人だ!上野樹里
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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.0

もはや脳とかの問題じゃない。興味を惹かれる設定だけど、覚醒の結果が雑。
そしてこれは、vsアベンジャーズとかじゃなきゃなりたたないのでは?韓国のおじさんが最後まで生き残れるレベルじゃない。
スカーレッ
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ニワトリ★スター(2018年製作の映画)

3.0

ストーリーが迷子。
前半の、この映画イカレてるでしょ!?奇抜でしょ!?みたいな、日本映画にありがちな演出嫌いだわー。LiLiCoのヌード、いる?笑
途中のアニメーションもよくわからん。
ここでこれを入
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ヘイト・ユー・ギブ(2018年製作の映画)

5.0

重いなー。

日本人もひとたび世界にでれば、アジア人としての差別をうけたりする。性別や見た目による差別もある。
だけど、黒人に対するそれは、「恐怖」をはらんでるぶん根深いのかもと感じた。

黒人が虐げ
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

5.0

めちゃよい…!
主人公の靴とか、流れるヒップホップの曲とか、ストリートカルチャー満載でアメリカ!な感じがたまらん。
スパイダーマンのバリエーションもテンションあがる。日本アニメ的なキャラがいるのも胸ア
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2分の1の魔法(2020年製作の映画)

4.0

つまらないわけじゃないけど、なんか物足りなさ?
兄弟がお互い思うところがあるならもっとがっつりぶつかってくれたほうが兄弟愛に感情移入できそうだな。

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.0

10年以上前に観て、再度観る機会があり鑑賞。
一度観たはずなのに、こんなストーリーだったっけ?ってなった。
昔より今の方が、内容やそれぞれの気持ちなど理解ができた気がする。
リリィの曲を田んぼの真ん中
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