もすりさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.2

前作は全くハマらなかったんだけど、今作は割と楽しめた。でもそれはホラー的な楽しみじゃなくって、何かのアトラクション的な楽しみ。老婆のシーンだけはめちゃ怖かったけど、何より怖いのはゲイカップルをボコボコ>>続きを読む

楽園(2019年製作の映画)

3.1

この世に楽園なんてないけれど、それでもやっぱり田舎にだけは住みたくないと思える一本。全員死んだけど新陳代謝はせずに滅びゆく運命なのだ。

話を追うことばかりで人の心の動きみたいなものが描かれていない割
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.9

社会の中で生きてゆくのって大変だ。人と話をしなければならないし、お金を稼がなければならない。空気を読まなければなないし、勤勉でなければならない。知性は必要だし、志も運も実力も必要だ。人柄はよくないとい>>続きを読む

惡の華(2019年製作の映画)

3.2

中学時代の僕は、毎日のようにホラー映画を観て、自転車の二人乗りをして、下駄箱のあたりをうろうろしてた。
この映画のように普通じゃない部分によって得られた悦びと、普通になれそうだった思い込みと、過度な期
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HELLO WORLD(2019年製作の映画)

3.2

こういう映画って、かゆいところにだけ手が届けばいいと思ってるんだけど、かゆいところに手が届かなかったよ。

SFって現実の延長線上にはないし、リアリティの有無ってのはSFとはあんまり関係がないし、とに
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アド・アストラ(2019年製作の映画)

3.0

大人になればなるほど、できることは増えてくけどそれと同じくらいできないことも増えていくと思う。僕の実家もニュータウンではなくって宇宙にあったらこんなふうに思えていたかもしれない。それくらい小さくて、大>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

Once Upon a Time in…
映画ってすごい、と思える。映画の中なら人は生きるし人は死ぬ。映画の中なら何度も何度も顔面を電話機に打ち付けて顔面が崩壊しても、犬に噛みちぎられた人間を火炎放射
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アス(2019年製作の映画)

4.5

これぞアメリカン・ドリーム!!

SFサスペンスオカルトB級ホラーコメディドラマ。
好きな要素しかない。
オープニングのウサギのシーンからすでに最高。車でバケーションに行くシーンも、良い(不穏な)予感
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天気の子(2019年製作の映画)

2.9

予告編で聴いた拍手の音が入った曲(グランドエスケープという曲)が印象に残っていて、きっとめっちゃいいタイミングで曲が流れてめっちゃいい演出なんだろうな〜と期待して観てたら、ぜんぜんいいタイミングでもぜ>>続きを読む

凪待ち(2019年製作の映画)

3.5

随分前に観たのだけど書くのを忘れていた。

画面傾く演出はあまりにも余計と思った。あんなん入れなくてもわかるのに。逆にかけっこ嘔吐土下座はいいぞもっとやれって感じ。

あァこういうことってきっとあるよ
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ゴーストランドの惨劇(2018年製作の映画)

3.4

アクロバティックなポーズで失禁するボコボコ人形美女の股間の染みの広がりを撮りたかっただけの映画。。。。かもしれない。

絶望っぷりはグッと来るし(落ち込むけど)オチも好きだけど、ジャンプスケアはいらな
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.7

ライトホラー(前作)から、ライトSF青春学園モノに。

(なんかの本でさ、大森望が「現実的で論理的なのがミステリー、非現実的で論理的なのがSF、現実的で非論理的なのがホラー、非現実的で非論理的なのがフ
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アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)

1.8

安易なキャスティング
それっぽい狂気
説明的なシーンの繰り返し
リアリティのなさ

あのペンはあんな音しないでしょとか
アロワナ男との対比(狙ってないよね?)とか
うーん。ぬるい。

サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

4.3

不穏な感じの構図もBGMもたいへん好み。
そして何より主人公デイビー(グラハム・ヴァーチャー)が可愛すぎて。。。はにかむ笑顔。。。可愛すぎ。「冷凍保存したい」っていう、殺人犯のヤバすぎる発言がシビれる
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

3.7

恋はデジャ・ブ きっと・・・これが恋。

テンポのよいライトホラー
自分を殺した理由を聞くシーンが面白くて一緒になって笑ってしまった 乾いた笑い

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.3

ミスター洗練て(ひどすぎて笑った)
どこを切り取っても共感できないのは多分それが正解 イライラする感情だけ共有した

全然関係ないんですけど、ボウイのFame聞くと、宮沢りえがビルの屋上でバスタブに
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ピアッシング(2018年製作の映画)

3.1

もっとどうしようもない展開を期待したけど。
笑わせにかかってる前半部分とか、絶妙にダサいBGMとか(めっちゃ自分好みだけど)、どれも印象に残らない。

スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.5

よし!!!(グッと手を握る)ってなる死ぬシーンにあるのって、演出の必然性だと思うの。すごく好きなタイプの映画…のはずなのになんだか。拍手しちゃうほどのグッとくる死にっぷりがない。もっとノワールに振るこ>>続きを読む

オーヴァーロード(2018年製作の映画)

3.5

銃撃!爆発!地下水路!怪しげな人体実験!信頼!友情!美女に火炎放射器!!!!ドカーン。。。

派手な音も不快でなく聴けたのがよかった。冒頭の緊張感は素晴らしかったぶん、中盤の不穏さがもっと膨らめばなあ
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名探偵コナン 紺青の拳(2019年製作の映画)

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毎年一緒に観ている友人と。恒例になりました。

今までで一番推理ものっぽくて楽しめた。脚本そういう畑の人じゃない?たぶん。

トンデモ演出はノルマがあると思う。

魂のゆくえ(2017年製作の映画)

3.9

ああなんて悲しい話。悲しいオチ。そこにあるのは(ないのは)悲しいキスね。

マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.3

早い段階からわかりやすい。僕が好きな映画ってあんまり人誘って観るタイプの映画でないんだけど、これは人誘えるタイプの映画。

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.0

真相が読みやすすぎて物足りないなあ。

思い返すといくつかの映像が頭に浮かぶのだけと、そのほとんどが自分が頭の中で想像した画で、そこが凄い。

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.2

得たかったものはそれぞれ違ったけれど、本当に得たかったものって何なんだろう。酔っ払って楽しんだ夜会の最中に呼ばれたシーンの淋しさと気まずさ。淋しいよ。

ふと泣きたくなってもでも殆ど誰も本当に泣かなく
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.8

画が綺麗だし、何より主人公の顔の造詣と動き(とくに歩き方)がいい。退廃したビニールシートの美しさ。

十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

2.2

そんなに死にたくなさそうなんだけど、でも死にたさなんて言葉があってもなくても人には伝わらないものだし。

サスペリア(2018年製作の映画)

4.2

「君の名前で僕を呼んで」では痛みを忘れるなと言っていた監督が、今作では、忘れることを赦した。それは本当に正しいことなのだろうか、ってきっと映画では言っていたしそう思うけれど、優しさではある。

宗教に
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MOST BEAUTIFUL ISLAND モースト・ビューティフル・アイランド(2017年製作の映画)

3.0

観てから一週間経っちゃって、記録をつけるか〜と思ってた今日、サスペリアを観てしまったのでなんかもう言うことなくなっちゃった。。。。ごめん!

アイスは美味しそうだったのよとっても。わかるよ。