FilmholicManさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.9

ポスターのように目を見開くほどではないものの、肝を冷やすこと多々あり、ストーリーも面白かった。

配信期限ギリギリであったにもかかわらず、途中ブラックアウト(寝落ち)してしまったのは悔いが残る。

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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.8

スポーツ界における大きなスキャンダルの一つ。
今作で初めて知ったが、なかなか衝撃的だった。

どいつもこいつもマトモなやつはおらず、一周回って笑えてくる。

フィギュアスケートの演技がメインというより
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.2

圧倒的臨場感。

アカデミー賞撮影賞にも輝いた前編ワンカット調(厳密には編集あり)の技法により、シームレスに撮影されているため、従来の作品とは一線を画した没入感を体験できる。

主演は勿論、脇を固める
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

人間讃歌、映画愛に溢れる最高の映画。

友情、恋愛、多様性、宗教、戦争。。

映画館シネマ・パラダイスを通して様々な人間模様を描いた本作。

中でもアルフレッドからトトに向けたメッセージに心打たれた。
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TAXi(1998年製作の映画)

3.6

シリーズ初鑑賞。
ダニエルとエミリアンのコンビが印象的。
また、初々しいマリオン・コティヤールが魅力的。

続きも気になるが、配信されていないのでまた今度。

マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

3.5

選択と人間愛。

とは言うものの機械と人間による戦闘シーンの印象が大半。

求めていたシーンはラストくらいかな。

変わらないものは…ネオがカッコいいことくらいかな。

これにて三部作完結。

マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

今作でもレイジアゲインストザマシーンがかっこいい。

ネオとスミスの戦いは見もの。

ちょっとラブシーン多めなのはマイナス。

それでも続編が楽しみ。

マトリックス(1999年製作の映画)

4.0

現実を疑え、自分を信じろ。

SF好きと自認していたものの、最新作を控えた今、初鑑賞。

世界観もアクションも最高でした。

このまま続編に臨みます。

居眠り磐音(2019年製作の映画)

3.7

哀しき過去を背負い、男女は江戸を生きる。

個人的に松坂桃李のハマり役。

テンポ良く、睡魔に襲われることもない。
おすすめ。

ハードコア(2015年製作の映画)

3.6

ゲームのような映画の世界へようこそ。

いわゆるFPSと呼ばれる一人称視点のシューティングゲームを映画に盛り込んだ。

私はこの斬新なスタイルの作品を鑑賞するのは初めてだったが、臨場感が桁違いで没入す
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記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

命より重い情報の行方。

イラク戦争勃発の舞台裏を記者目線で描いた社会派ドラマ。

最近パウエル国務長官の訃報が届いたことでも記憶に新しい。

崩れ落ちるワールドトレードセンターの映像が衝撃的であった
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ダーティ・グランパ(2016年製作の映画)

3.2

お下劣オジサン登場。

はっちゃけたデニーロもいい。

下ネタブラックジョークMAXの本作。
それでも個人的には不快ではなかったし、ふざけたデニーロと真面目なザックエフロンの構図が面白い。

ザックの
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.7

クレイグ・ボンド、完。

求めているものが全てあっただけでなく、

予想を超えるものがそこにあった。

今回も多くのオマージュと新たな魅力溢れる仕上がり。

ダニエル・クレイグ、ありがとう!
お疲れ様
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007/死ぬのは奴らだ(1973年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

三代目James Bond Brothers

ことロジャー・ムーアが初登場。

軽快なジョークに洗練された佇まいにより、新しいジェームズ・ボンド像を作り上げたと言える。

それ以上に今作ではキャラク
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007 スペクター(2015年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

スペクタクル超大作。

チープなキャッチコピーと一蹴されてしまいそうだが、どれを取っても素晴らしいほどに全部乗せである。

Q、M、マネーペニー、タナーとお馴染みの面々は勿論、ブロフェルドやハンチング
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ジェームズ・ボンドとして(2021年製作の映画)

4.7

BEING JAMES BOND

ジェームズ・ボンドであり続けることの努力と苦悩、そしてその喜びを過去作の名シーンとともに本人たちの解説で振り返る。

緊迫したシーンや感傷的なシーンの裏側が描かれて
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007/ダイヤモンドは永遠に(1971年製作の映画)

3.0

ダイヤモンドの行方どころかストーリーの行方も分からない。

我々が追っていたのはダイヤモンドではなく、ショーン・コネリーだった。

彼の眩い魅力こそ永遠に。


奇天烈なストーリーのおかげでたくさん笑
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ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

荒野の兄弟〜シスターズブラザーズ〜

個人的な邦題を付けてみた。

イーライとチャーリーの兄弟によるウエスタン・ロードムービー。

コワモテだが心優しいイーライ。
凄腕の殺し屋だが兄想いのチャーリー。
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.3

信仰の交わるとき、そこに神は存在するのか。


主にタージマハルホテルにおける2008年ムンバイ同時多発テロを描く。

突如ターミナル駅、レストラン、病院や映画館など観光客が集まるエリアを中心にテロが
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ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男(2017年製作の映画)

3.7

試合は人生の縮図だ。

二人の男の人生を少年時代から振り返る本作。

ウィンブルドンで優勝を争う正反対のようで似ているライバル関係。

なかなか面白かった。

欲望のバージニア(2012年製作の映画)

3.7

男を強くするのは腕っぷしではなく、ひるまずに立ち向かう意思だ。

禁酒法が施行された時代に男三兄弟による密造酒を巡る物語。

邦題を裏切り、予想以上に良かった。

豪華出演陣の中でも、とりわけガイ・ピ
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女王陛下の007(1969年製作の映画)

3.6

二代目ボンド登場。

ショーンコネリーのイメージが強かったものの、そこまで違和感なく楽しめた。

アクションはパワーアップしており、ラブストーリーに振り切ったのも悪くない。

007シリーズでも驚きの
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特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)

3.5

カールおじさんの暴走捜査。

加害者の一人の女性キミーがドラゴンタトゥーの男に追われるのはオマージュだろうか。

つくづく温和で優しく、冷静な相棒アサドのキャラで成り立っているなぁと。

前作に引き続
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007は二度死ぬ(1967年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ジェームズボンド死す!?


勿論偽装工作なのだが、

オフィスに戻り軽快なハットスローを見せ、
マネーペニーから
相変わらず遅刻したことを言われると 

死人は時間に疎くてね。
と返すユーモアがいい
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.7

百聞は一見を超えるか。

元刑事ゆえ、アタリをつけてしまったがために、事件は複雑化してしまう。

いわゆる確証バイアスというやつであろう。

想像力を掻き立てられるし、新鮮で面白い。

概ねコンパクト
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007/サンダーボール作戦(1965年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

合成シーンが減った。

それにより違和感を感じるシーンが減ったものの、それよりショーンコネリーの前髪が減ってしまったようで、

とうとうボンドがウィッグデビューした。

本作でも猫型ロボットばりにQの
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

3.4

ヤクは世界を変える。

世界は君のもの(The World is yours)

ヤクに依存したその世界は簡単に崩れ去る。

愛する人や信頼している人でさえ、周りから離れていく。

トニー・モンタナと
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.5

キムタク完全否定。

・ポケットに手をつっこむ。
・髪は無造作、とりあえずラフな格好で。
・話し方や態度は極力ぶっきらぼうに。

キムタク三か条とも言うべきスタイルを彼は早々に放棄せざるを得ない展開と
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イコライザー2(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

イスタンブールから400km離れたトルコ国鉄。

Mr.マッコール(デンゼル・ワシントン)は読書をしながら、幼い少女を連れた男を見ていた。

男が車内食堂へ移動したので、彼もそれに続く。

男からトル
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007/ゴールドフィンガー(1964年製作の映画)

3.5

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君は飛行機に詳しいだろう?

それはスミス&ウェッソン。
至近距離で撃てば俺を貫通して機体に穴が空く。気圧が下がって上空に放り出される。
俺はもっと楽にアメリカに入国したいね。

ボンドがジョークを
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007 ロシアより愛をこめて/007 危機一発(1963年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

引き続き第二作を鑑賞。

ガンバレルからのオープニングクレジットは踊り子の女性の身体に投影するというもの。
今見ても洒落てる。

序盤からボンド登場かと思いきや、犯罪組織スペクターの刺客グラントのボン
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007 ドクター・ノオ/007は殺しの番号(1962年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

お馴染みのあのメロディとともに
これまたお馴染みのガン・バレル・シークエンスで始まる。

007シリーズの幕上げである。


印象的なカラフルなライトによるオープニングクレジットの後に、

杖をついた
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レヴェナント:蘇えりし者(2015年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

本能的な感覚を呼び起こされる。

川の水が冷たそう。
クマが怖い。
腹が減った何か食べられるものは無いか。
嵐が恐ろしい。
木漏れ日が綺麗。
復讐したいくらいフィッツジェラルドが憎い。
民族間を越えた
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ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ポール・ウォーカーに捧ぐ。

もう二度と劇中でブライアンに会えないかと思うと観るのに気が進まなかった今作。

しかし、それも杞憂に。
冒頭からジェイソン・ステイサムが派手に登場。

前作での弟の仇打ち
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リミットレス(2011年製作の映画)

3.7

飲んでみろ、飛ぶぞ。

もちろんかの有名な元レスラーの発言ではなく、元妻の悪弟のものだ。

交際者にフラれ、執筆活動が全く進まず、自暴自棄に陥っていた主人公エディ(ブラッドリークーパー)は街で再開した
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