サスペンス要素はかなり薄味の、徹底的にパニックムービーに振り切った一本でした。
ソン・ガンホとイ・ビョンホンが陸と空で大まわしを見せてくれますし、機内のパニック具合はかなり気合いが入っていたので、大>>続きを読む
安定のお正月映画エンタメムービー、なんだかんだでもう3作品目なんですね。
中井貴一さん、佐々木蔵之介さんを中心に、オジさんキャストが全員わちゃわちゃと楽しそうだったので満足でした。
気付けばシリーズ>>続きを読む
一昨年の「〜緋色の不在証明」同様にアニメの復習ではあるものの、基本的にはタイトル通りにミステリートレイン編の総集編が大半を占めているので、本作はかなりコンパクトに見やすくまとまっていたと思います。>>続きを読む
ドロドロした愛憎劇を予想していたのですが、意外とカラッとした、時々クスッとくるシーンもあるような作品でした。
食事をする時の所作とか、人と話す時の挙動とか、松本穂香さんの華の消し具合が凄かったです。>>続きを読む
ホラーが苦手なので敬遠し続けていたのですが、やっぱりもう少し避けておけばよかったです…。
一番苦手なタイプの、じわじわ怖いタイプの不快指数の高いホラー映画でした。
目を背けたいシーンもいくつかあり、>>続きを読む
マーベル・スペシャル・プレゼンテーション作品。
MCUとしては「ホークアイ」以来のクリスマス作品といったところでしょうか。
44分という短い尺ながら、相変わらずライトなノリのGotGメンバーのドタバタ>>続きを読む
1930年公開のオリジナル版は未見。
「地獄の黙示録」や「1917」を想起するような、かなり硬派な戦争映画でした。
戦争シーンの、ドラマチックさやヒロイックさを廃した臨場感と淡白さと残虐さがごちゃ混ぜ>>続きを読む
話のタネ自体はやや分かりやすいものの、それでも琴線に触れるものがある、そんな作品でした。
原作は未読で、購入済みですが積んでいる内に映画化が発表されてしまい、読まずに放置しているので、どこかのタイミン>>続きを読む
評判の高さを軽々と超えてくる傑作でした。
劇伴や説明台詞に頼ることなく、落ち着いたトーンの映像で物語を一歩ずつ着実に進めているところに、引き算の美学を感じました。
何気ない会話とかトレーニングとかのシ>>続きを読む
「今日から俺は!!」「銀魂」などはある程度楽しめた福田雄一監督作品ですが、本作はかなりの問題作に感じました…。
そもそもストーリー性を求めていい監督でないのは認識していますが、それでも流石にゴールが見>>続きを読む
ミステリーとしては王道のクラシックなパターンでありつつ、それを真っ直ぐに豪華絢爛に想像以上の面白さで魅せてくれる、圧巻の続編でした。
映画館で見たかったな…という豪華なキャストと映像を存分に楽しめまし>>続きを読む
元々モノクロ映画だった作品の、カラー版の様です。
中盤以降のストーリーがナチュラルにドリフトし始めてからが面白かったものの、初速で振り落とされてしまった感があり、もう一つがノリきれなかったかな…という>>続きを読む
ファーストランで見逃していたものの、名画座にて鑑賞できました。
恋について描いた(論じた)作品は数多くあれど、ここまで曲がりくねっていて、でも芯の部分は真っ直ぐな作品は珍しいように感じました。
「ま>>続きを読む
Dolby Cinema3Dで鑑賞。
王道のシンプルなストーリーに想像を絶する映像美、前作の流れはそのままに、前作から10年ちょっとの映像テクノロジーの進化を深く体感する、圧倒的な映像体験でした。
1>>続きを読む
舞台方面でも活躍している、玉田企画の玉田真也さん監督作品。
友情出演の北村匠海さんが美味しいところを持っていた感もありつつ、三浦透子さん、前田敦子さん、伊藤万理華さんら女性キャストの安定感と、玉田組常>>続きを読む
庵野秀明監督の初期作。
作品紹介には"自主制作映画"と記載がありますが、かなり気合が入っていて楽しかったです。
溢れ出るような特撮への愛とリスペクトが感じられ、これが後に「シン・ゴジラ」や「シン・ウル>>続きを読む
ギレルモ・デル・トロが手掛けるストップモーションアニメ、新鮮で味わい深かったです。
ちょっとダークな要素もあるお伽話…という点でデルトロ節が炸裂いると同時に、ストップモーションアニメとしてはカメラワ>>続きを読む
香港映画×ド級予算の大味SFアクション、ある種の夢の掛け算なだけあって、かなり豪勢な作品でした。
その一方で、このジャンルでは仕方がないのかもしれませんが、斬新…!ってなるような展開はほとんどなかった>>続きを読む
渋谷TOEI、最終上映にて。初鑑賞。
ギラついた、現場のテンションがそのまま伝わってくるような熱量があり、劇場で観れてよかったです。
残虐な描写も何箇所かしっかりと描かれており、昔はここまでガッツリ>>続きを読む
DC原作、少し変わり種のヒーロー映画でした。
ロック様のための映画な側面がかなり強かった一方で、ドクター・フェイトを演じたピアース・ブロスナンがいぶし銀の名演を見せていたのが良かったです。
予告編見せ>>続きを読む
原作漫画も、アニメも知らない状態で鑑賞。
公開前にあらすじすら発表されていないという異様なプロモーション体制でしたが、かなり楽しめました。
試合の緊張感を再現する、という点では最高のアプローチに感じ>>続きを読む
moosic lab2022にて。
脚本にいまおかしんじさん、キャストも豪華だったり、いい意味でムーラボらしくない、正統派の青春映画でした。
「暁闇」青木柚さん、「書くが、まま」中村守里さん、監督と>>続きを読む
潔いほどに大味でド派手なストーリーな前作のまま、そこにテイルズとナックルズが参戦した、王道の続編でした。
全体的に駆け足だった印象でしたが、景気のいい見せ場もあり、楽しかったです。
ジム・キャリーが楽>>続きを読む
ちょっと前に短編映画祭で観た「深夜バス」という作品を思い出す、クラシックなタッチのアニメーションと意外性のある展開のギャップが印象に残る作品でした。
やってることは「藁にもすがる獣たち」的なエンタメ>>続きを読む
ムビ×ステというプロジェクトの作品ですが、舞台版はシリーズ通して未鑑賞、映画版は前作を公開時に鑑賞済み。
時代劇の土台にジャンル映画のエッセンスを足したような設定にはかなり惹かれるものがあったので、>>続きを読む
観賞後に気づいたのですが、「ラーヤと龍の王国」監督・脚本コンビの作品なんですね。
後半の展開の付け方は流石ディズニーといった感じでしたが、それと同時に、全体的に一本道で力技気味なストーリーにノリきれな>>続きを読む
イニャリトゥ監督、「レヴェナント」以来久々の新作はNetflix作品でした。
「8 1/2」を筆頭に、監督の自意識巡りが巡り巡って映画になった作品は数多くありますが、巨匠の作品ほど、難解で変幻自在で>>続きを読む
淡白なようで行間には密度も感じる、不思議な空気感の会話のやり取りが印象的な作品でした。
目線の捉え方が鮮やかで印象に残りましたが、全体的にハマりきれなかった感じでした…。
配信終了日に駆け込みで眠気を>>続きを読む
「月極オトコトモダチ」穐山さんが脚本にクレジットされてるので、鑑賞。
幽霊が突然現れる…という展開を特に引っ掛からずにヌルッと受け入れる空気感、一周回って新鮮でした。
最近は導入や展開、空気感をカッ>>続きを読む
「タレンタイム」「細い目」などで知られるマレーシアの女性監督、ヤスミン・アフマド監督作品。
かなり個人的な作品のように感じられる、優しい作品でした。
既に鑑賞したことがある上記2作品と比べると淡々と>>続きを読む
DCとMARVELを強引に魔融合させたような、予算をしっかりかけて全方向にふざけ倒したB級作品でした。
下ネタ、パロディ、不謹慎ネタ、手当たり次第に笑いを取りにくる感じ、何も考えずに笑えて楽しかった>>続きを読む
「ボイリング・ポイント」を群像劇チックな肌触りにした作品かと思っていたのですが、かなりブラックな作品でした。
初速に着いていけないと置いていかれてしまうタイプっぽい作品だったのですが、初速で置いて行か>>続きを読む
"シネマドリフター"リム・カーワイ氏と"大田原愚豚舎"渡辺紘文氏、2人の異才が共鳴した本作は、ミニシアターへの愛で溢れた優しい作品でした。
渡辺紘文氏の監督作品「普通は走り出す」的な、監督の自意識巡>>続きを読む
新海誠監督、待望の新作。
「君の名は。」「天気の子」に続いて、音楽にRADWIMPS、キャラデザに田中将賀さん、更には川村元気プロデューサーなど、安定の布陣での新作ですね。
天災への祈りと、セカイ系>>続きを読む
MCU、フェーズ4最終作。
これまでのMCUと比べると変化球的な作品や個性的な作品が多かったフェーズ4ですが、最後にどストレートな作品をぶつけてきましたね…。
MCU作品かつ大ヒット作の続編であると>>続きを読む
韓国映画の金字塔的作品ですが、地味に著名サブスクでは配信されておらず、ようやくの初鑑賞でした。
全編にわたって表情での演技が冴え渡るメインの御三方、最高でした。
韓国のノワール映画はアクの強い演技の>>続きを読む