しぇいさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

しぇい

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私は告白する(1953年製作の映画)

3.8

ある男から殺人を犯したことを告白された神父。
神父としての職責を果たすために、そのことを他言しない。
そのため、警察から徐々に疑惑の目を向けられていき…。

犯人が最初からわかっているため、謎解きの要
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ゴールデンスランバー(2017年製作の映画)

3.5

※原作は未読、日本版も観ていません。

前半30分くらいは満点!
謎解き感が満載で、スピード感があり、画面に惹きつけられます。

しかし、中盤からちょいちょい差し込まれる回想シーンでテンポが崩れてしま
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の自爆テロシーンから呆然。。

威勢の良いことを言う管理・命令側の国防長官と、厳しい現実を理解している現場側。

命令者があっさり手のひらを返すところは怖いですね。

正しさは自分の利益になるかど
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

辛くて二度と観たくない作品です。(めちゃくちゃ褒め言葉です😊)

3人の子供を抱える主人公マーロ。

育児に協力的でない夫。
相談できる人がいない環境。

育児が限界まで来たときに、頼った人は「自分」
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.9

映画を観た感想は、まさにこのポスターでした。

善悪の違いは何か?
正義は誰が決めるのか?

それらは、立場によって異なる不安定なもの。

自分が信じる正義を貫けない悔しさ。

テイラー・シェリダンは
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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

3.9

自閉症の少女の、ひょんなことから始まる1人+1匹の旅物語。

画面の色づかいがポップで可愛いです。笑えるシーンも多くて、約90分でサラッと観られます。


「他人の歩みを理解する」

主人公は自閉症と
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ザ・ハリケーン(1999年製作の映画)

3.9

無実の罪で終身刑を言い渡されたルービン・カーター。彼の約20年の闘いを描いた作品です。

刑務所内で正気を保つために、敢えて平常心で過ごすルービン。
感情を押し殺して、冷静に毎日を過ごしていきます。
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鉄道員(1956年製作の映画)

5.0

※文句なしの満点😆マイベスト10を入れ替えました!

最初に書いたレビューが、「リトル・ミス・サンシャイン」のそれと似てしまいました👀

ここで描かれるのも「家族」。
頑固者で人の言うことを聞かず、自
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死体が消えた夜(2018年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

二転三転する展開!
予想しながら見ていると、どんどん裏切られる!

といいつつ、全体的に軽い作りなので、観終わった後に何かが残るわけではありません。

韓国のサスペンスに対しては、
「悪魔を見た」や「
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目撃者(2017年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

冒頭10分のハラハラ感が凄い!

シーンとシーンのつなぎ方がうまくて、恐怖感が徐々に増していく作りでした!

ストーリーについては、消化不良。。
韓国の人の警察に対する感覚の違い(警察への不信感の強さ
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.7

昔、ある女性タレントさんが、

「自分で自分のことを好きでいなかったら、
誰が自分のことを好きでいてくれるんですか?」

と言っていたことがありました。

当時の私には全然意味がわからず🤔

でも、社
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フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.8

フォローさせていただいている方のレビューを読んで、興味を持ち鑑賞。

原題の通りノンストップで、最後まで緊張感の抜けない展開でした😆

本作でも不憫なリーアム・ニーソン。

彼が演じる主人公に、いつの
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.1

自分が平凡な人間であることは、自分が一番分かっている。

だから、自分以外の何者かになりたくて、クリスティンは自分のことを”レディ・バード”と名乗る。

鬱屈した毎日、大人への憧れ、自己嫌悪、未来への
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

5.0

決死の覚悟で行なわれた内部告発。

その告発情報を手にした時、新聞社・記者達はどうふるまうべきか?
そして、社のオーナーである社主はどう対応すべきか?

どうすることが正しいのかわかりきっていたとして
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リトルショップ・オブ・ホラーズ(1986年製作の映画)

3.8

グロテスクミュージカル!!

アラン・メンケンが作曲しているということで期待して観ました。
素晴らしい楽曲ばかりで大満足です😆

グロテスクな題材であるものの、ポップな仕上がりになっているのは、音楽の
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オンリー・ザ・ブレイブ(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

辛すぎる映画でした。

実話ということでエンドクレジットにご本人達の写真が出てきた際は、現実の重さにただただ胸が痛くなりました。

ここまで物語に入り込めたのは、火災シーンや消防士の描写など、全体的に
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オデッサ・ファイル(1974年製作の映画)

3.6

「マッキントッシュの男」といい、この時代の映画が好きです。
両作ともサスペンスですが、画面の色味に温かみがあるところに惹かれます。

さて、本作はナチスの残党を探す記者の物語。

たまたま手にしたユダ
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スパイ・ゲーム(2001年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

本来はスパイに不向きな人間を、スパイにスカウトしてしまったレッドフォード。

勝手な行動で敵側に捕まったそのスパイを、これまた勝手な行動で救出する。

情報提供者の命の扱いは軽いのに、部下のスパイを救
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

3.3

開始30分で、「これは真剣に観てたらあかん。」と思いました。笑

こんなにコント感溢れる映画だったんですね。

ショッピングモール爆走、美女によるバズーカ砲攻撃とビル爆破などなど。コントと割り切らない
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判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

4.1

ーほんの少しのもめ事から、それぞれが持つ差別感情、癒えない傷、深い隔たりが明らかになる。ー

パレスチナとレバノンの問題。

パレスチナと言えば、イスラエルとの問題という印象しか持っていませんでした。
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スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

3.5

やっぱり音楽を題材にした映画は楽しい!
作中で取り上げられる曲は、知らないものばかりだったので、素敵なものを教えてもらったようなラッキーな感覚でした😊

ここからネタバレ








ただし、クラ
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イーグル・ジャンプ(2016年製作の映画)

4.5

スポーツ実話物というと、シリアスなものが多いイメージでしたが、この作品はポップで楽しかったー!!
特に音楽がバッチリ😊

ポジティブな気持ちになれる素敵な映画でした。

未経験のジャンプでオリンピック
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ブレイン・ゲーム(2014年製作の映画)

3.0

雰囲気は北欧ミステリーのようなダークさがあり期待しましたが、ストーリーが残念でした😔
せっかくアンソニー・ホプキンスが出てるのに。。

猟奇殺人の謎解き部分があっさりしていて、犯人の目的にフォーカスし
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砂の惑星(1984年製作の映画)

3.5

なぜここまで淡々と進むのかと思うくらい、ストーリーの起伏が少ない映画でした。
主人公のモノローグが多いため、終始静かなイメージです。
カイル・マクラクランの声って、穏やかでいいですね。

全体的に、物
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ブレイド(1998年製作の映画)

3.0

予想以上の量の血‼️
食事時に観ない方がいいです。笑

絶好調なウェズリー・スナイプスが観られます!タイトル通り、素晴らしい刀さばきをはじめ、格闘シーンがカッコいいです☺️

元々からのヴァンパイアで
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.3

前半80分くらいまで展開が単調でしんどい。
ハン・ソロ役もちょっと魅力が少なかったかな。ヘイデン・クリステンセンが初出演をした時の、目を引くような感じがなかった😅

後半はあのスターウォーズのアクショ
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特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

3.8

毎回、鑑賞後に重い気持ちになる特捜部Qシリーズ。

重いテーマの中にも希望が見えるところが好きで、観ています。

本作では、偏った思想の犠牲になる女性達が描かれています。同じ女性としては信じられないし
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赤ちゃん教育(1938年製作の映画)

3.9

キャサリン・ヘップバーンには、「常識人」というイメージを持っていたので、今作の「自己中」娘ぶりにはびっくり!!
終始イライラしながら観ました。笑

それでも最後まで観られたのは、あまりのドタバタぶりと
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犯罪都市(2017年製作の映画)

3.5

ポスター見たら、マ・ドンソクが一番怖い。笑
映画の中でも最強でした!

拳銃なんて使わない。とにかく腕一本で相手を倒していく。
相手も、あんな体で来られたら、戦意喪失するでしょう😌

警察VS暴力団と
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.0

「ローグネイション」が前編で、本作「フォールアウト」が後編のような作りでした😊

アクションの「ローグ…」、ドラマの「フォール…」といえると思います。

あっと驚く展開と丁寧なストーリー進行が心地良か
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

4.1

トム・クルーズは、年々ジャッキー・チェンみたいになってる!

ポスターの「飛行機しがみつきシーン」に始まり、手錠をかけられながら腹筋だけで脱出するシーンといい、身体全体を使った命知らずのアクション。
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.7

相変わらずの最強ぶり!

ストーリー展開としては、
後半のCIAパートよりも、冒頭の誘拐案件の方を深掘りして欲しかったなぁ。
なんといっても、後半の敵役が地味だったのがもったいない。

悪役の重要性を
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.8

ー強い奴は姿勢がいいー

デンゼル・ワシントン扮するマックは、いつも姿勢が良い。
歩く時も、食べる時も、読書する時も、そして闘う時も。

姿勢の良さからは、その人の「余裕」を感じる。

マックは、焦る
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サンキュー・スモーキング(2006年製作の映画)

3.8

タバコ会社側のロビィストを務める主人公の物語。喫煙のリスクが叫ばれるなかで奮闘する毎日が、皮肉たっぷりに描かれています。

冒頭のキャスト・スタッフのクレジットが、タバコのパッケージになっていて可愛い
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.8

「殺人でなければFBIは捜査できない」

広大な居留地に警察官が6人しか配置されていないということ。
そのために、犯罪者が野放しになっている状況。

アメリカの制度の歪み・ねじれを強く感じる作品でした
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

3.7

ヒーロー物に主夫業の苦悩を組み合わせるとは!

「イクメン」なんて、所詮マスコミが作り出したファッションみたいな言葉。
実際には、ゆっくり休む暇もないくらい忙しくて、追い詰められると人格が変わってしま
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